2020年12月31日木曜日

走り納め…2020 ゆったりと走り 

雨に降られた走り納めだった。
帰路は暗くなっても構わないというスタンスで
 まったりと昼過ぎからのスタートだった。


他県を走っていたのだが、降りそうで降らない状況から
やはり降ってきた大粒の水滴 ほとんど着ない雨がっぱを使った。


ボックスには 常に雨がっぱ ブーツ用カバーー パンク修理道具一式
各 電子機(スマホやブルートゥース)の充電器やコード等 
いつでも泊まりOKスタンバイだ…
現実は家族が居るので戻らなければいけない…ところだが、

 このまま来年にかけ泊まりのロングツーリングをしたい気分だ。 


歳を食いながらの年越しに 最近になって毎年思うことがある。

ハナタレ小僧時代とは違い 歳を重ねたバイク乗りは 
年月とともに

視力 反射神経 筋力 と身体能力のすべてにおいての劣化が進行中であり
ストリートにおいて わき役だということを自覚すべき歳なのだ…と。

立ちごけも含む転倒や事故を起こせば
「ほら 言わんこっちゃ…云々」「いい歳して…云々」
挙句の果ては「やっぱりバイクは…云々」
最悪の事態を招くことになれば 周辺周囲に多大の迷惑を掛け
若気の至りでは済まない歳なんだ…と。

歳を食っても末永くバイク現役を続けるコツは
いつまでも若いと勘違いしないことだ…と

なーんて 
ひと昔前まで 思っていたのだが、
バイクという趣味は全員が全員でないにしても
大半が おっさん おばさん じいさん がコスプレして楽しむ乗り物で
「 いい趣味をお持ちですねぇー 」とか 周囲から言われ 
バイクに対する 周囲の見る目や環境は変わってしまったかもしれない。
免許も昔に比べると無駄に費用と時間が掛かる割には
 簡単に取得できるような気がする…
既得権益による課金制度はここまできたのかとさえ思う…。

歳くって バイクに乗り出してもおかしくない時代だ。

しかし

何事も無いことが 凄く退屈で
リスキーを好んで選択することが 若さの特権だった…し

歳食ってくると 今まで この歳まで無事だったことも含め 
何事も無いことが幸せだと感じる…ことは
今も昔も変わらないと思う


コロナ禍で大変だった2020年が過ぎようとしている。
今年も あと数時間だ…

コロナ禍でありながら、
概ね 今年も順調に過ごすことが出来た。

暮れには どこにも出かけず
家でゆったりと 静かに 年を越すのが 妥当のようだ…。
家内には 大掃除 年越そば おせち など
年越の準備と 感謝の限りだ…。

来年はどんな年になるのか 想像もつかないので

何も考えないことにする…





 

2020年12月27日日曜日

気温ゼロ℃ 放射冷却の夜明け

 風も吹かず 雲ひとつなく そして 湿度も低い
そんな からっとした深夜から早朝
特に 海や大きな湖などから離れた 内陸 や 盆地 には
強烈な放射冷却が起きるようだ。

あたりは霜に覆われている。
こんなゼロ℃の早朝でも AM9時位から気温が上がり出し
午後近くには10℃まで気温が上がった…


放射冷却の日
冬ならば 寒暖差10℃ぐらいで済むが
春先など 20℃近い寒暖差がある…

ある朝 バイクで 出掛ける前 空を見上げる
薄暗い空には 雲ひとつ無く 風も無く 
本日好天だと喜び お山がある内陸部に向かってバイクを走らせる
ところが お陽様が地面を照らしだしても
バイクの気温計を見れば いっこうに温度が上がらない…


 とうとう バイクの気温計は
0℃を表示…
良い天気でも もう笑うしかない。
年中バイクに乗っていれば 0℃ぐらいは笑える程度だ。



風が無いので 比重の重い冷気は 山間の低い場所とどまり
なかなか気温が上がらない。
こんな時は海沿いを走るしかない…

こんな日の朝 お山の路は 特に要注意だ…。






2020年12月24日木曜日

使用頻度が減ったウェアーたち。

以前は
バイクには皮を着る
冬にはキルティング入りのライダースを
夏にはパンチングのジャケットを という感じだった。

ところが
ここ数年というか
バイクが変わってレザー系の装備を身に着けることがなくなった。

レザー系のウェアは結構 処分したのだが、
残っているのは それなりに思い出のあるモノだ。
以前は そこそこのブランドであったら ヤフオクなどで高く売れていたが
今はどうだろうか 売る気はないが、…

バイク用の皮ブーツも履かなくなってしまった。
皮グローブはいくつもあるのだが、
最近では ほぼニット製のグローブになってしまった。

防具入り甲冑のような皮ジャケット 
皮の安全長靴 
殴られたら痛そうな皮グローブ

オッサン世代に流行った オレはバイク乗りだぜぇいスタイル は 終了します。…

の時代に 突入
バイク新車購入平均年齢52歳



以前は 単純に走るだけの世界がバイクだと思っていたのだが、

今は
バイクで走るだけでなく バイクを停め 周辺を歩いて楽しむという状況だ。
歩き心地の悪いバイク用の安全長靴は 防水透湿トレッキングシューズとなり
(バイクのチェンジペダルには筒状のカバーを着けています…。)
動きが重くなる甲冑レザーウェアーは 軽量ナイロン製へと
たまには履く皮パンも トレッキングシューズというわけにはいかず
ブーツも履かなくちゃいけないので、
どうしても デニム生地のパンツを履く頻度が上がる…。



最近入手した
ワークマンの ウォームストレッチデニムに
アンダーウェアーなど
ストレッチ生地は若干防寒度は低くなるようだが、
それでも暖かく 動きやすい…。

 ワークマンのウォームストレッチデニムは税込み2900円。
作りからみてもあり得ない安い価格だ。
これの内側にニープロテクターを装着すれば問題無し




防寒ウェアーに関しては
メーカーロゴや 意味の無い派手な広告ロゴが無いモノを選んでいる…
申し訳無さそうに内側の片隅にメーカー名が入っているものが良いかな…

普通に街を歩け地下鉄に乗れるウェアーが好みです…。

当然ですが、プロテクター入れ替え かつ チェストプロテクト装備が
可能であるということになりますので
ワークマンで そこまでの機能がある商品は無い。

やはり 少々値は張っても プロテクションと防寒を兼ねそろえた商品は
バイク専門防寒ウェアーになってくる…。

ただ ただ、もう 身構えて乗るのが億劫なので
バイクも 現在のドイツっ娘 これがギリの車格だ。
ロードスターは 車格の割には
意外にも気楽でオールマイティーに乗れる。

知らない街を歩いたり 山歩きをする時は
ちょっとした着替えなど収納できる
トップケースやパニアケースが重宝している 

また
ドイツっ娘には トップ サイドボックス 以外にも
釣り用のロッドを挟み込める
ツーリングバッグをワンタッチで積載出来るようにしている

いずれは 九州一円の波止場を巡ってみたい。

ハナタレ小僧の高校時代から 共に遊んでもらったバイクたちだが、
これから先も

出来得る限り付き合いたい
悔いのないように 最終章を楽しみたいと思う。

次は もう ミドルかクォーターの相棒になると思うが
その時は
最後のバイク選びを 楽しみたいと思います…。
おそらく 
今は 何ccであろうと コンテンツ問わず
どんなバイクに乗っても楽しめると 自信を持って言えます…。




 

2020年12月23日水曜日

ったくコロナには閉口する…


今年は 流行りウィルスのせいで ほとんどの人たちは自重しているはず。

今年はダメだが来年は ココで年を越す…と 
旅先を決め
少し早いかもしれないが 計画を立てる…。


宿が決まったら
毎年 3ヶ月位前に予約し
家族で新年を迎えると決めていたのだが、∵∵∵

今年はやり過ごし 先送りするしかありません。
ったく コロナには閉口する…。


暇な時に バイクで走り回る。
これは ローケーションと雰囲気が良い
宿泊先の探索も兼ねてだ。
仕事の都合上 何かあれば即戻れるように 
宿までの距離は200㎞圏内と決め…年越しの場所を決める
普段 プチツーリングとして バイクで走るには丁度良い距離なので
走行中 良さげな場所を常に物色しています…

先のことであっても 早めに計画を立ててしまえば
ギリギリで決めるよりはストレスも無く 普段仕事に集中できますし
決めてたことを忘れることもなく 手落ち無く計画が実行できます…。

ただし、
一生懸命 プランを立てても
今回のように ウィルスによって ぶち壊されることもあるわけで
果たして 来年に収束するのか気になるところです。…
それでも
早め早めに計画を立て その都度修正していくことが大事なはず…。



コロナ死よりも経済死の方が悲しい…。
 
正直
自分も家族を含め コロナに感染など冗談じゃない。
また、
医療関係者の方々も大変だろうが、
コロナ禍により 
仕事に影響を受け 困窮状況にある人々も多々居る訳で 
メディアが大騒ぎすればするほど さらに困窮するという
悪魔のスパイラルに陥っている にもかかわらず 
さらに とどめを刺すように
 国が自粛要請の掛け声を上げれば 仕方が無い訳で
今年の暮れは大人しく巣ごもりになってしまう訳です…。

いくら、マスメディアに惑わされないように…と 思っていても
連日毎々 報道で騒ぐことによって 人々は不安になり
国が民意を組んで自粛要請をする と こうなる訳で…
しょうもない連鎖が始まってしまいます…。

素人ながら はっきり言わせてもらえば
長い人類の歴史において 様々な疫病が流行り
遺伝によって菌を受け継ぎ 免疫抗体が形成され 
菌を保菌することにより 人類の抗体は強くなってきたのではないだろうか…
むしろ ワクチンがあっても 沢山の人たちが亡くなっている
インフルの方が怖いのでは と思う時がある。
今回 何故か インド 白人地域 がより多く発症している…
謎多き ウィルスではあるものの いずれは克服できるはずだと信じたいです…。

そして
コロナ死よりも 経済死も方が悲惨だということを
政治家は知るべきであり
高級ステーキなんか食ってる場合じゃなくて
育ち盛りじゃあるまいし、
十分に生きた年寄りたちは 良いモノなんて食わなく良いでしょうに。
これから ウィルスパンデミックは
我が国でも 想像を絶する状況に陥るかもしれません。

我々民側も この国の歴史を振り返れば分かるように…
当たり前のことだが  日本という国体にとって
一個人よりも社会や組織が遥かに大切なのだということを認識すべきで
個人の人生など もし究極を迫られれば 国や組織は守ってはくれないし、
いくら個人から選抜された国の運営者たちだとしても 
彼らは食うに困らないわけで、

 究極的には ほとんどのことが
個人の自助努力や自己責任になってしまうということを
改めて知った方が良いかもしれない…。

経験上 日本はそんな国だ と思っている
困り果てた時 助けるのでなく 
徹底的に痛めつけてくるのが行政だと思っていた時期もあった。






2020年12月21日月曜日

バイクで立ち止まる時…ふたつ

バイクで山路を走っていると ふと立ち止まる時があります…。
理由は
突然 目の前に現れる絶景のせいではありませんし
パトや白バイの停止命令でもありません…。

整備が行き届いた道路は ただ走り抜けるだけですが、
入口から薄暗く木々に覆われた奥に続く旧い道
昔 使われていたであろう 旧道が気になってしょうがない時があります。
所々ひび割れた舗装の隙間から草や
アスファルトを突き破って笹なんかが生えてる箇所などあります
いずれ 消えゆく道です。
もう、今はだれも使ってない道が 一体どこまで続いているのか
赤さびまみれのガードレール沿いにバイクを停め
遠くを眺めてしまう時があります…。

途中までご一緒したライダーさんから 撮ってもらった 
気付かなかった。
フルパニアで釣り道具積載の なんちゃって旅人状態だったので
旅人と間違えられたようです…



バイクの場合
コンビニでコーヒーを頂くぐらいで
 滅多に食事は摂らないのですが、

他県の知らない街で 通りの少ない旧道沿いにある 古びた食堂を見ると
懐かしさに負け ついつい立ち止まり暖簾をくぐってしまうことがあります…。
地元の個人経営のお店なんでしょうが、



結構 ワクワク です…。

バイクだから 気軽さと自由を満喫できるのかもしれません…が。
そんなに空腹でもないのに立ち止まってしまいます…。

何故か
バイクが変わると 今まで 気にも留めたなかった所が
気になりだしました。
いや
気にはなっていても、
その場所に立ち寄ることなど 以前は考えもしませんでした。…







2020年12月10日木曜日

原付二種スクーターに求めること

個人的な独断を前提として
原付二種(スクーター)に求める絶対条件
…。

たった一つです

フロアーがフラットスルーであること…
理由…? 便利ですもん 


買い物を頼まれる 
近場なのでクルマで出掛けるのは面倒臭い
コイツだと 買い物のはしごが出来る

フロアーだと 低く重心位置に近いので揺れが少なく、袋が暴れないので 
生タマゴや果物が破損しない
旋回時もリーンしているので袋はフロアーから落ちないです…。
トップケースに入れた場合 走行中 中身が暴れるので
生タマゴなど割れたことがあります…。


シート下ラゲッジには 最寄りのワークマンショップに寄り
ウォームパンツをはじめ 様々な防寒グッズを買い込み詰め込んでいます…
ついでに 100均ショップやホームセンターなど回ってきました。

39Lのトップケース内は全空状態なので
ここに お店に寄る度 メットとグローブを放り込み
店から店へと渡り走るのです…


スクーターのフラットフロアーの場合
センタートンネルと比較して強度が弱いらしいですが
原付二種なので 速度をそんなに出す訳でも無いし、
また
ギア付きの方が走る楽しみはあるという考えも有りですが、
Vベルトプーリー式 全然 構いません
至便性とトレードオフです…。

仮に大型バイクに乗らなくなっても
 原付二種は要る…と 強く思う今日この頃です…









2020年12月8日火曜日

冬 

気温も下がり
バイクは冬眠という地域もあるでしょう…

冬の大気は 乾燥し湿気が少なく その分凄く澄んでいます…
夏には霞んで見えていた景色が はっきりくっきりと見えます…



初冬 竹林や山の稜線がハッキリ見える…



初冬、夜の帳が降りる頃の波止場 

バイクの場合
猛暑 と 厳寒…どっちが辛い ?

間を取って 春と秋が バイクにとって適した季節なのは
当たり前ですが、

猛暑期か 厳寒期か という 究極の選択で
バイクで走るとしたら どちらが辛いだろうかを考えてみた

こたつでミカンでも食いながら映画鑑賞をする とか
エアコンが効いた部屋でストレッチでもする は 無しだ。


猛暑期に 仮に素っ裸でバイクで走ったとしても暑いものは暑い…
ぼぉーとするほど暑い 気を失うほど暑い

厳寒期は 防寒ウェアーや グリップヒーターなど様々な防寒グッズがある
工夫次第では 寒さを凌ぐことが出来る…但し一歩間違うと凍え死にそうだ…。


私的には断然 厳寒期を選択する…つうか 実際冬走りは好きだ。
九州なので厳寒といっても たかが知れている。


冬の山路で気を付けること それは凍結…


但し
クォータークラスのオフロード車や小型軽量バイクは
降雪などあれば 待ってました とばかりに楽しめるはずです…。







2020年11月23日月曜日

一見八景と羅漢寺とウィルス

さて
ウィルス第三波の様相が濃い今日この頃ですが
紅葉の名所では 感染予防に追われている状況のようです…
特に観光地は稼ぎ時であり 国の呼びかけで お客さんの足止めを行うことは
観光地の仕事を奪うと同時に 生活の糧は枯渇していきます…。
仕事がしたくても無いということは とても切実な問題です

日本という国は 個人より 国や社会を重んじます。 それゆえに
他国から世界最大の社会主義国とも言われる時があるようです…。
国民は 厳しい規律や政策を守り お国のために尽くす民族でありますが、
生きて行くための手段は自ら構築しないといけません。
何が起きようとも
自己責任だということを強く認識しないといけない。
お国の号令が否かどうかはともかく
報道に惑わされず 
子供じゃあるまいし、大人ならば 今 世の中で 何が起きているのか
感染病ならば 何をすべきか サルでも分かるはずです…。


紅葉シーズン

巣ごもりは大切であっても
紅葉のシーズンぐらいは 家族で出掛けたいものです…
と言っても 
流行り病を家族たちへ感染させるわけにいかないので
いくら 国から Go to なんちゃら とか号令を掛けられても 
従う気などは 最初からサラサラありませんでした。
今後
密は やはり 良くないということを 
多分 多くの人たちが 思い知ることになることだと思われます…。
慌てず 騒がず  するべきことを…する しかないと思います…。



こんな時期なので旅行へというわけにはいきませんが
家族で ちょっとだけ 紅葉の名所へお出掛けしました…。
マスクにアルコール消毒を欠かさず
蕎麦を頂き 団子を頂き 銀杏の殻を割りながら頂き
こんな世の中ですが
秋の風物を 自己責任の範ちゅうで楽しみたいものです……。


せっかくの 家族とのドライブ
昔 バイクで走った時に
以前から気になっていた場所があります…。
崖っぷちに見える洞穴と
奥にある建物の正体を確かめたくなり 探検気分で向かってみました…
家族たちは大喜びです


1300年の 霊気漂う洞窟に張り付いた寺院


採石場みたいです…が
上画像の岩山を抜けるトンネルがあるのですが
そこを抜けると
リフト乗り場があるので 家族4人 リフトで登ります
ちなみに 徒歩でも登れるのですが
日が暮れてしまうので…。


リフトから降りると 撮影禁止という看板があります…。
ググった先の画をさらに画にして
イメージです…
羅漢寺でググれば けっこう凄い…。



壁に張り付いた門構えに 
その手前には細長い祠 そして
無数の石仏が中にあります…。



門をくぐり 崖沿いの洞窟に おしゃもじが無数に絵馬のように
ぶら下がり その奥には 何千体もの石仏が…
その様相はまさに圧巻…。



さらに崖沿いの道を進むと
そこには
滝つぼ跡という看板の下に 赤白の錦鯉が優雅に泳いている小池があり
その先に眼を向けると
崖の洞窟に立派な寺が遺跡のように張り付いています…。
この寺は600年代に建造されたと説明書きがありました。
さらに その奥には庭園がありました。
ここは 天空の寺ですかぁー。


ここで 礼拝させて頂き
しばし この雰囲気に浸ってみました…。

祈祷寺 密教寺 うーん このような寺をなんというのだろうか
そもそも 我々が知っている寺は お墓があり そこで 葬儀をする
そんなイメージだったのですが、
この場所が、インド 中国 からの 古代文明の通過点だと考えると
妄想や想像が膨らみます。

今 世界中で ウィルスが が猛威を振るっていることになっていますが、
古代先人たちの時代から 流行り病 は存在していたはずであり
自然災害も含め 一つ一つ 人類は乗り越えてきたことを考えると
とても感慨深いもんです。





 

2020年11月20日金曜日

メガスポーツとは…12Rと久しぶりに会って。


以前の愛機 ZX-12Rが会いに来てくれた…
凄く 嬉しい出来事です…。

16年間 そして 10万キロを 共にした愛機です…。



せっかくなら 知った仲の人間に乗ってもらいたいと思い
同級生に譲渡した12Rだったのですが、
いつの間にか 
バイク販売の某大手チェーン店にトレードに出され 
そこで 売りに出されていました…。
勿論 譲渡とはいえ タダでは無かったので 
このトレードに関しては 何の文句も有りません…。

このことは
気にはなっていたのですが、
10万キロ走ったバイクなので おそらく そう簡単には売れないのだから
いっそのこと買い取ろうかという気持ちも少しありました。
それだけ このバイクには思い出が詰まっています…。

ところが

不思議なものです…

元々 12R繋がりで知り合いの方が
偶然にも 某大手バイク販売店に置いてある 
トレードに出された12Rを購入され
後に私が乗っていた12Rだということを 販売店で聞いて知ったそうです…。
新しい12Rのオーナーは
ベテランで尚且つ 凄く バイクを大事にする方だということは
良く知っています。まして元最終型12Rのオーナーです…。

12R専用のタンクバッグと このバッグ専用のタンクキャリアが
私の手元にあったので お渡した際
久しぶりに以前の愛機12Rと対面することが出来ました。

私が乗っていた時以上に 12Rは綺麗でした…
聞いたところ
冷却ファンのモーターが壊れて回らず ラジエター液が沸騰し吹き出たそうです…
シリンダーヘッドのパッキン 冷却ファンのモーター交換
グリップエンドウェイトは手作りのステン削り出しに交換
USB端子用の電源増設 など 色々と 手が入っていました。

エンジンに火を入れると エンジンからの異音も一切無く
10万キロも走った車両とは思えないほど
相も変わらず 惚れ惚れするような排気音でした…



大切に扱われているようで 安堵感を覚えました…。 

メガスポーツとは 

いまどき
速いとか 遅いとかで バイクを語るのも青臭いが、
まさに 速さが正義だった頃のお話です。
例えば高速道で
この12Rの前方を リッターネイキッドが走っていたとしよう
みるみると接近してくる12Rに気付き
このネイキッドバイクが 釣られて加速したとする
ところが どんなに頑張って加速しても
 後方に余裕でベタ付けされ抜かれずとも ある速度域に達すると
このネイキッドバイクは 確実に   
 後方から来る 12Rに自ら道を譲ることになる…

それが 当時
 メガスポーツという新たなジャンルのバイクだったのです…。

快適性を求めたマシンでもなく
安全性を求めた街乗りバイクでもなく
軽くて速くて良く曲がる レーサーレプリカやSSとも
まったく違う
モアパワー モアスピード を信条に
メーカーが 技術者たちが その極致を追求した
ハイスピードツアラー…それがメガスポーツという分野だった。
スピードの向こう側をひたすら目指し 公道をエリアとし
トラコンもABSシステムも無く
足回りは300㎞/hを本気で意識してなのか ひたすら固く
 下手すれば簡単に死ねる 
そんな狂気の時代に生まれたバイクが ZX-12Rなのです…

こいつと共にした10万キロの思い出がよみがえる 今日この頃です…。 





 

2020年11月15日日曜日

この季節に乗らなければ いつ乗るの?



ここ最近 良い天気が続き…
晩秋の日差しは しっとりと気持ちの良いものです。 
とくに夕暮れ時のヒンヤリした空気は五感を刺激しますね
紅葉には少し早いようですが、

やはり
山路を走ることが大好きです

この時期 少しでも時間があればバイクと付き合わない手は無い
やりくりをして3時間ほどお暇をもらい
山路へ ドイツっ娘と…GO
ホントは山越えの隣県 波止場で釣りでも 
と思っていたのですが… 帰路も含め ほぼフルタイムで山路走行
振り出しロッド2本を含め 釣り道具を積むだけ積んでも
山路を普段と変わらず走れる ドイツっ娘に敬服…。



お山と路とバイクと乗り手だけの世界
休日の夕方なのに 他に だーれも居ません
聞こえるのは 近くを流れる 小川のせせらぎ ぐらいで
凄く静かです。

お山の向こうに太陽が落ちていく…
お山の夜間走行は数知れず
暗闇の山間を走ることに 何の抵抗も無くなってしまいました。
獣たちの目が闇の中で光っていますが、恐るるに足らず 
なぜなら 獣たちもヘッドライトと走行音を恐れているはずなので…
たまに野ウサギなどが突っ込んできますけどね。



この山間を抜けると ぽつんと コンビニがあるので
そこで 100円のコーヒーを頂く
バイクといっしょなら
これが コーヒー専門店並に美味しい…。
格別です。


とても涼しい冬が もう すぐそこまで来ています。

今、乗らずして 一体 いつ 乗るのでしょうか?






2020年11月12日木曜日

イイ爺ライダーの三国同盟 KawasakiZ1000R  BMW r1200r DUCATIsupersports

 「…歳食ってバイクに乗ります…」
リターンしてくる
同級生たち

いい爺ライダーが揃う


40年近く前の希少車から 現代のバイクまで

早朝から 軽く山へ 行こうぜぇい
日 独 伊
の揃い踏みとなりました…。


まずは 日の丸 真ん中バッタ色から
カーカー管(チタンでもステンレスでもなく 多分アルミっすか?)
40年近く前の標準装備です 
当時、この機体は海外のみ販売で 日本では販売されていません。
kawasaki  Z1000R ローレプ
旧車でも特別部類に入り車両価格も少々お高いのですが、
施されたカスタム工賃及びカスタムパーツは無尽蔵に要し
メンテにも手か掛かるでしょう…
当時のパーツがちゃんと作動すれば良いのですが、
40年近い経年で劣化を招いているのは当然至極
ちゃんと走るようにするには 手を入れないといけません…
パーツもこのZ系であれば 他メーカーの旧車と比較すれば
ワンオフパーツから始まり入手は簡単なのかも知れませんが
腕の良い主治医が必要です…
熱狂的なファンを従えたバイクは存続していく法則なのか
高額旧車を所有するにはそれなりの資格と覚悟が必要です。
将来的に投資案件として高値で存続し続ける可能性もあり
このような旧車は賢い選択かも知れません
ただし
走ることを楽しみとするならば
購入後の経済的余裕と経験を積んだ腕利きの主治医は絶対条件
なぜなら 朽ち果てる運命の個体をよみがえらせるのだから。

近々の旧車高騰という市場原理のメカニズムは
よほど 世の中に金が余っているか 現行車に魅力がないのか
バイクとは無縁の仕手集団の存在があるのか…
 良く分からない が正直な気持ちです…。




次は 左側 独 プロペラマーク
横に張り出した空冷エンジンが異様で
個人的嗜好も様々あれど
私的にはお世辞でもイケてるとは思えない地味なフォルムだったのですが、
この考えは このドイツっ娘と出会って間もない頃のお話です…。

周知の通り水平対向2発は癖があります…
また
テレレバーというフロントサスペーションシステムは
乗り手によって 向き不向きがあるのかもしれませんが、
良いのか悪いのか今だハッキリ分かりません(多分良いはず)
癖があり過ぎるのもどうかと思いますが、
癖の無い無難な優等生バイクは出会って1年もせず
飽きて乗らなくなったという経験もあります…。
決してスペック的に突出した数字など無いのですが、
付き合えば付き合うほど
 寛容で とてもデキた ドイツっ娘だと最近になって気付きました。
BMW R1200R CLASSIC
1年半ほど前からのお付き合いなのですが
最近では車検時に 消耗パーツの交換も済ましました。

この唯一無二のエンジンシステム 
そして
やはり唯一無二の車体構成とフォルム
なによりも 乗り味は癖になりつつあります…。

ようやく お互い慣れて
良き相棒になりそうです。

その昔 よく耳に入ってきたドイツっ娘たちへのネガティブ意見に
惑わされ 少し偏った考えを改めたいと今は思っています…。
以前のオーナー時代も 私の手元に来てからもノントラブルです…。





さて トリは 日独伊 の伊です…。 
画像右側 イタリアンロッソを身にまとった
フォルム抜群な 魔性の女
DUCATI  SUPERSPORT
赤いバラの棘に男どもは悩殺されると思いきや 

跨れば あーら不思議
シートの高さと言い ハンドルの位置と言い
それは それは 意外にも 
「 みなさーん いらっしゃーい 」の取っつきやすい…
気さくなイタリア娘でした…。

そう このイタリアンロッソの娘さんは 
SUPERSPORTと名打ってありますが、
PANIGLEのような 「付き合う相手は選ぶわよ」のような
敷居の高さは無く
カウルも装着され ツーリングに向いている
懐の深そうな娘さんでした…。



日独伊で走った 休日の午前中でした。










2020年11月7日土曜日

椅子 コンパクト…

折り畳み椅子


畳むと長さが35㎝位でしょうか 重さは1㎏
多分 中国製です…



安定感抜群です…
いくつか 携帯椅子は持っているのですが、
安定感 NO1です…

早速 バイク積載用 野宿道具のメンバーにします…。


バイクでの日向ぼっこ用には最高です…
振り出しロッドを持参し
お陽様の下で 半居眠りしながらロッドを振りだします…
昼間なので 魚が釣れないのは分かっていますが、
ここで なんちゃって釣り人をします…。


この椅子は高さも お尻の収まりも良く
ついつい 寝落ちしてしまう…



真昼間だというのに
アラカブの赤ちゃんが 食ってきます…
当然
全員 リリースです…
大人になった時 また会おう


アマゾンで購入した椅子は ムーンレンスという
凄く 安価なモノなのですが、凄く良い



今まで この手の椅子は安定感がいまいちですが
この椅子は 少し構造が違い 結構使えるようです…。 
















2020年11月2日月曜日

継続は力なり…とは違う 石段登り



お盆 台風 大雨 と
休んだ日もあるのですが、
6月3日から始め 今も登り続け 継続中です…。



始めた頃は 梅雨前だったのですが
風景は すっかり秋色になり
この階段を登る 早朝の 時間帯は肌寒く 
好天であっても 薄暗いので灯がともっています…。


「継続は力なり…」

という言葉がありますが、
今さら こんな言葉に勇気づけられる歳でもありません。

しかし
減量とか 足腰強化のため 始めた階段登りも
継続することにより 
まだまだ 十分に出来るんだなぁーと
訳の分からない自信を得たように感じます…
当初はキツくて 続かないと 思っていたのですけどね…。

勿論 太もも ふくらはぎ 尻 と 
始めた頃より 筋肉が大きくなっています…。
当初 足首やら ふくらはぎ スネ など 階段を登った後の数日間 
痛くてたまらなかったのが、続けるていると不思議に
今では どこの箇所も痛くありません…
但し 登りでは まだまだ息はあがり 
鼻歌混じりで登るのはまだまだ先のようです…。

頂上の神社でお詣りをすると 不思議と気持ちが穏やかになり
とても 清々しく 一日を過ごすことが出来ます…。
お詣りといっても 今朝もココに来れたことを感謝するだけです…。



今では
バイクで走るときも ライディングシューズではなく
到着先で徒歩で探索できるように
トレッキングシューズを履き 
トレッキングスタイルがバイク用のウェアーになりつつあります。
探索先が山路、防波堤 海岸 etc…
そして
神社や祠があれば お詣りします…。



継続こそ力なり

住岡 夜晃 「讃嘆(さんだん)の詩」 より 

青年よ強くなれ

牛のごとく、象のごとく、強くなれ

真に強いとは、一道を生きぬくことである

性格の弱さ悲しむなかれ

性格の強さ必ずしも誇るに足らず

「念願は人格を決定す 継続は力なり

真の強さは正しい念願を貫くにある

怒って腕力をふるうがごときは弱者の至れるものである

悪友の誘惑によって堕落するがごときは弱者の標本である

青年よ強くなれ 大きくなれ

 

上記の「讃嘆の詩」中の一文が
 …継続は力なり…という言葉の 起源という説が有力のようです…。
… 
もう 青年でもないし 
家族の幸せ以外で 私的な念願もなく
階段登りや神社お詣りに結果など 求めていません。

階段登りが日課となり 朝起きて 顔を洗い、歯を磨くように
やらないと なんとなく スッキリしない
そんな理由で継続している そんなところの 
今日この頃です…。








2020年11月1日日曜日

ブルームーン


月は約27日かけて地球を一周している

その間 地球は 一回り約24時間かけて自転 している

そして

太陽光を反射し 月の満ち欠けが起きている

潮の満ち引きに 地球と月の位置関係は大きく影響している

海水が引き寄せられ大潮という現象が起きる

だとしたら 人体の水分が引き寄せられても不思議ではない…

月のリズムと人の体調に関係があるのだろうか…

ま、どうでもいいか…。


ひと月に2回 満月があることを ブルームーンと言うらしい…

海面に反射する 月の光はとても綺麗だ…。


だーれも居ない場所で

何も考えず 煌々と光る海を眺めていた…

晩ご飯前のひと時でした。



2020年10月26日月曜日

秋日和

車検も終わり

ここ数日の秋空と同様

ドイツっ娘は とても ご機嫌が良いようです…


ミッション&デフギアオイル  
プラグ  
エアクリ-ナー 
バッテリー…
これらは
前回 何時 交換したのか聞いてなかったこともあり
今回 車検の際 おニューにしたことで
交換サイクルをリセットしたことになります…。

エンジンオイル&エレメントは68100㎞で交換済み
ブレーキパットも前後共に交換済み



タイヤに関しては ミシュラン ロード5 
全天候型のツーリングタイヤです。
このドイツっ娘が嫁いできて 直ぐの頃
2019年の5月 58000km時に 前回の交換をしています…。
今回
 車検の際 70100kmで交換 前回と銘柄はいっしょ

ツーリングタイヤらしく 12000kmのライフでした。
こんなにロングライフのタイヤは 過去振り返って初めてかもです…。
前輪 120/70   後輪 180/55
ウェットにも強く 良くグリップしてくれます。

以前の12R時代 
グリップ重視系のタイヤのみ選択だったので半分以下のライフでした。
色々な銘柄を試しました。
バイクの性質上(高出力) 
タイヤに依存せざる得ない状況でもありました。

ミシュのロード5は テレレバーとの相性も良く 
とても素直なハンドリングです…
別にクローズドコースを走るわけでなく 公道ではグリップ性能も十分。

ドイツっ娘のパワー 公道主体  乗り手の腕 と
これら三つのトライアングルゾーンで 
落としどころはロード5に落ち着くと自分なりに判断しました。





秋の晴れ日和
その中を このドイツっ娘と走ると凄く気持ち良い

たかがバイク されどバイク やはりバイク 

空冷の内燃機関にとって優しい季節です…。