2019年12月13日金曜日

バイク熱が冷めたら…


バイクとは実用性の無い趣味の乗り物、
熱した鉄も いつかは必ず冷めるもの。
人の考えが何時までも同じな訳が無い
むしろ
情熱が別の事案に移ることが正常であり その人が進化成長している証

どんなバイクに乗っても面白く無い
バイクへの情熱が失せたと はっきりと分かった時 

…一時の気の迷い… とか 
…先でまたバイクに乗りたくなる… とか

そんな 未練がましい感情は捨て

「バイクを降りる」
「愛機を手放す」

乗りもしないバイクを手元に置いても 気持ちを引きずってしまうだけ…
で 良いと思う…。



「降りる」という選択肢以外を模索したいならば

今と趣きの違うバイクに乗り換えるという手も有りだろう…
その時は
自分の主義や好みと かけ離れたバイクが良いような気がする。

好物のお好み焼きで お腹を満たした後に
たこ焼き や もんじゃ焼きを食するより 
同じ小麦粉でもピザの方が食えるはずだ…。

4発エンジンに飽きたら 同排気量クラスの単発か2発のバイク
いっそのこと オフ車なんかも検討しても良いのでは…

今だから 言えるが
12R時代
最速だ…とか
最強だ…とか
 無双だ…とか 
無理くり自分に言い聞かせ ひたすら10万キロを目指し走った感がある
積算計が5万キロオーバーした頃
 「1台のバイクで良く まぁー こんなに走ったもんだ…」と
自分を ヨシヨシ したくなるほどだった…
ここから 12Rで10万キロを意識しだした。
それまで
バイクを新車で納車しても 1万キロも走らず 飽きて 乗り換える
好き易(やす)飽き易(やす)を絵に描いたようなバイク乗りだったのだ…
それが
1台のバイクで10万キロなど ヘンタイの領域であり
何かに取り憑かれたとしか言いようがない… 
ぶっちゃけた本音として
新たなバイク初乗りから飽きるまで 距離にして 長くて3万キロ…
つまらないバイクだと 5千キロ持たない時もある。
飽きたら どうなるかってぇー…?
それは … 乗らなくなる… 
良いバイクだとしても 触れもしなくなる。
これが普通だと思う…。

今あるバイクを出来得る限り乗り続けるというのは
口では簡単に言えるが 意外に難しい
同じバイクに乗り続けていれば 飽きるのが当たり前なのだ…。

まして 歳食ってくれば
身体能力の衰えと共に バイクへの情熱が失せてくるのは至極当然だ。

これと言って欲しいバイクも無いまま
そろそろ次を考えないと…そんな矢先 
現ドイツっ娘 の 嫁入り話が突然浮上してきたわけだ…。…
正直 横に張り出たエンジンを搭載した
ビーエムダブリュウは 好みではなかった
それでも
今に至ったのは「とりあえずの間コレに乗ろう」という気持ちだけだった
欲しいバイクも無いなら…バイクとの出会いも縁なのかも知れない…。
バイクが何であろうと 楽しめる…はず。



結論は

乗り換えて 本当に良かったです…。
理由は 12Rやその以前のリッター4発とは 
まったく異質であり パーツや構造 動力システム…等 
どこをどう取っても あり得ないシステムが新鮮だった…。
3発や4発エンジンのような 吹き抜け感は無いものの
低回転域からの 荒々しい鼓動感と推進感は
 「え、ビーエムって こんなエンジンだったけ…」と思うほど
不思議な感覚だった…。
1200ccなので常用速度域での加速力に不満は無い…。
現行型 RnineTに採用されている 空油冷DOHCエンジンを積んだ
このドイツっ娘の乗り味は慣れてくると とても楽しい…。
んな こんなで
バイクに飽きるという穴を 今は このドイツっ娘に埋めてもらった。

もし
熱が冷め 以前ほどのバイクに対する情熱が無くなったと感じ
それでも バイクライフを送りたいと思った時
今まで食わず嫌いをしていた
未知の分野に足を踏み入れてみるのも悪くないと思う。











2019年12月8日日曜日

野宿道具が役に立った


人知れない所だと思っていたが、

最近
人が多い

突然 ブームになる場所ってありませんか…

マグロを解体実演販売したり
新鮮な魚や野菜を販売したり

牡蠣焼きを売りにしたり

普段はガランとして チャンポンや海鮮丼を
即 食べることが出来たはずなのに。
昼の時間帯は どこのお店も満席状態…。

釣りのポイントを下調べに来たので
特にバイクの場合 食べることに こだわりは無いとしても

腹が減った…とにかく空腹だ
そんなこともある


なんちゃって長旅仕様に積載している野宿道具が…
役に立った。 

いつでもロッドが振り出せるようにしているのは勿論…
ソフトクーラーボックス 折り畳みバケツ  折り畳みテーブル
コッヘル マグカップ ガスバーナー 固形燃料用台 そして 焚火台
水 カップ麺(きつねどん兵衛) コーヒー
そして
携帯用椅子
は 常時積載している

この日は 寒く 朝方は 5℃前後 昼間でも10℃前後だ。

暖かい火があると 不思議と気持ちが癒される

あたりには人っ子一人居ない
トンビの鳴き声が騒々しいだけだ…
入り江になっていて 小舟専用の船溜まりの前で
昼食を摂った…きつねどん兵衛
そして 食後のコーヒー

野宿ではないが、寒空の下 露天でカップ麺とコーヒー

意外だ…悪くない…。
カップ麺がこんなに旨いとは。


なによりの おかずは 眼前に広がる大海原かもしれない…。








2019年12月7日土曜日

SEROW FINAL EDITION …って


ありゃー
 YAMAHAの顔が消えるのか
排ガス規制で2017年9月にカタログ落ちしたものの
その翌年には復活した…
にもかかわらず Finalとは…
これも時流? … だとしたら
寂しい限りだ…

 日本の艶々しい自然に これほど溶け込めるバイクは
なかなか無いのにね…
セカンドバイクとして…候補車両のひとつでもある










何年も前だが
12Rの足回りオーバーホール時

このセローを1カ月半ほど借りていた頃を思い出す










2019年12月4日水曜日

トップケース性能差と価格差と釣行






純正トップケース
ドイツッ娘の場合…
28L 当時の新品価格は高い 6~7万円位
甲殻頑丈 4個所の鍵手みたいなもので蓋がロックされ
取っ手を上げると 同時に動きロック開放
ガッチリホールドされているので…走行中安心感はある
見た目の割に容量が小さくはなる…。
専用キャリア(サイドパニアアタッチメント付き)が必要…。



逆三輪車スクーター トリシティの場合
Y'sギアというYAMAHA発動機の子会社が販売している商品だが
他メーカー製造販売している商品にY’sの屋号使っているだけだ…。
はっきりと言えば 中身はイタリアブランドGIVIのトップケースだ…
そこそこに作られ そこそこの代物だ…価格もそこそこだ…

容量39Lで2万円位…
アタッチメントプレートと取り付け工賃含めると3万円位掛かった…。



金猿 モンキーの場合
RAYという謎のメーカー(アマゾン購入 おそらく中国製)
40L容量ということで
 脱着可能のアタッチメントプレート ボルト一式含めて
価格は 3900円 という有り得ない安さだった
GIVIそっくり 
違いがあるとすれば 鍵がチープで構造も違う
甲殻の厚みが気のせいか 薄く感じる
これは
自分で取り付けた…キャリアがあれば簡単だ。


上記3騎にそれぞれのトップケースを備えさせているが
どれも 脱着はワンタッチで
どれも 無くてはならないほど便利なアクセサリーだ…。

価格差ほどの性能差があるかと言えば無い
とはいえ
大型車に安価な中国製品を付ける気には到底成れないし
イタリアブランドGIVIですら原付2種 頑張って250㏄位までと思ってしまう
特に高速走行などを考えると
そんなことは無いだろうと分かっていても
心のどこかに バイクから外れる 蓋が勝手に開くかもという
妄想めいた不安がある
勿論 過去 そんな事故は一度たりともないが…。

それほど 
バイクメーカーの屋号を刻ってある純正品は
堅牢で厚みのある甲殻ケースになっている…

昔は
「トップケースなど カッコ悪くて付けられるかぁー」
と 吐き捨てていたのに
今では
バイクにこそETCは必須条件と…
同じぐらい
バイクにはトップケースが付いてワンセットであり
寿司にはワサビ
うどんにはネギと唐辛子
私にとって
無くては成り立たないツールとなってしまった…。

ドイツっ娘の場合
積載ツールの脱着時間は
ボックスは 一つにつき 脱着10秒以内(3秒もあれば) 
ツーリングバッグはバックル4点留め バックル1点に5~10秒X4点


全部で
ちゃちゃっと
1~2分もあれば脱着OK






ドイツっ娘に
これだけ積めれば十分だ 

これで 
パワーのあるロッド(振り出し)を積載し釣りに行ける…
と言っても
釣り人たちが沢山集まるA級ポイントに行く気はない
C級 D級のポイントをめぐるつもりだ。

そもそも このバイク
 このように積載を考えてしまうのが
本来の姿なのだろう
つまり
BMW=長距離走行=疲れない=そして旅
そんな世界感を このドイツ娘は手元に来た時から醸し出していた…。

しかし

フルパニアで荷物積んで センタースタンドを上げる時
前輪が浮き上がり気味になり…
重いこと重いこと…思わず「背負わせ過ぎかな」…
と笑ってしまった。




2019年11月25日月曜日

バイク 積載 の法令 ボックスの場合は…?


道路交通法令
(昭和35年10月11日政令第二百七十号)
第三章 車両及び路面電車の交通方法
(自動車の乗車又は積載制限)
第二十三条(の中)
二 積載物の重量は、乗車装置又は積載装置を備えるものにあって六十キログラムを超えないこと。
三 積載物の長さ 幅又は高さは、それぞれ次に揚げる長さ、幅又は高さを超えないこと…。
イ、長さ 乗車装置又は積載装置の長さに0.三メートルを加えたもの
ロ、幅 乗車装置又は積載装置の幅0.三メートルを加えたもの
ハ、高さ 二メートルからその自動車の積載する場所の高さを減じたもの

…と記載されています… 

簡単に訳すと

積載する重さは
60㎏を超えてはいけない(人間は含まない)50㏄は半分の30kg

長さ と 幅 は
バイクからはみ出る長さが 横(片側)15㎝ 合わせて30㎝を超えてはならない
前後も 30㎝を超えてはならない

高さは
タイヤの接地面から2mを超えてはならない…。




サイドボックス(パニアケース)
巨大ケース(サイド)やボックスの場合は…?
ドイツっ娘の場合 
純正パニアケースは 片側で25㎝位は出っ張っている。
パニアケースそのもの 各厚みは30㎝はある…。
これって 良いの? 違反にならんの?

結論 
違反ではない
法令に対して問題もない

その理由

ケースと言われる サイドボックスやトップボックスは 
積載物ではなく 
積載装置として見なされるようだ…。

では
積載装置とは

道路運送車両保安基準によると
「堅牢 かつ 安全確実に物品を積載できる構造であること…」
曖昧な記載しかない。

積載物としてなら片側15㎝以上は不可(ダメ)
しかし
積載をするための装置としてなら 問題はない 
ということらしい…

構造変更が必要な場合

車検証の車両寸法に準じた制限はどうなるのだろうか…
これが また謎の解釈で
リペットやネジで積載装置を固定した場合 構造変更の手続きが必要になるらしく
脱着可能で固定していない限り その手続きは要らないということらしい

積載装置の内側で
かつ 
積載装置が脱着可能 
かつ 
堅牢構造
ということであれば 
15cmルールは気にせず
構造変更の必要性も無く
問題は無く…違反でもない…ということらしい

地上から2mまでOKという やぐらルールも含め
なんか…ヘンだが

あんまり巨大な物を積めば バイクはバランスの乗り物なので
コケるわけだし…道路に落下することもあるだろう
積載について
このような法令で縛られることが無いにしても
自己の判断に委ねるのが本来の姿だと思う…。

今の今まで積載についての法令など考えたことも無く
乗る相棒が変わったことにより 
視野を広げてみようかと思う この頃です…。


PS
バイクとは関係無いことだが…
49年前の今日11月25日を…記憶の片隅に…
この日 日本の偉大な文豪が割腹自決した 
素晴らしい著作の数々に関わらず この事件が目立ち過ぎて切ない…
誰でも 「金閣寺」 とか 「潮騒」 ぐらいは読んだことはないにしろ
知っているはずだ…。









2019年11月23日土曜日

ツーリングバッグ…バイクに対する思考が変わった…。

ツーリングシートバッグなるものを買った…
取り付けるのは至ってイージー。
4点バックル式なので セット後の脱着は手間いらずだ。
今回は リアのシート側に取り付けたが、
トップケースの代わりに
これを リアキャリアーに取り付けるのも悪くはない…。
しっかりと取り付けることが出来、
バックも型崩れし難いようだ…。

リアシートにバッグがあるので
前蹴りをするようにバイクにまたがるということになる
しばらくは 筋トレより 柔軟体操に精進しよう…。



振り出し9フィートの振り出しロッドを積載したい
かつ
バイクの走行性能に支障がなく
かつ
ロッドの破損を極力避けたい…
かつ
ルアー釣り(疑似餌)がメインだが、
生エサ釣りもしたい

そのためには も少し積載性能が欲しかった

純正の トップケースとパニアケースは見た目の割に
積載容量は少なく 全部で80リッターあるだろうか…
また
サイドパニアに至っては 積載重量が凄く気になり
一杯一杯積載する気になれない

…んなこんなが
ツーリングバッグを購入した理由だ…

バイクを楽しみながら 釣りも楽しむという
「ひとつの石で二羽の鳥を仕留める…」的な
一挙両得
一粒で二度おいしい

バイクで走るだけでなく 行く場所場所で楽しみたい
という 欲張り思考が芽生えてきた…


ほーら リール装着状態のロッドを外側に積載
あくまでも振り出しロッド バイクの場合並継ぎは面倒臭い…

いつでも どこでも 振り出しスタンバイだ…。
場合によっては
バッグがビヨーーンとアコーディオンみたいに横に広がるので
バッグの中にも収納できる…し
サイドもビローーンと蓋みたいに開くので 横から出し入れできる 
しばらくは 海沿いを走ることが多くなるだろう…。

このバッグ 価格の割には良く出来ている…
勿論 もっとデカい容量の物もある…
多分だが、
野宿が余裕で出来る位の 積載は可能かもしれない
勿論 私は野宿などしないが…野宿好きにはお勧めかも知れない


ドイツっ娘について

だいぶ慣れ
意外にも荒々しい鼓動感のあるエンジンを楽しんでいる

この空油冷水平対向エンジンは 上まで回そうとは思えば回る…が
あえて 低い回転域で高いギアを選択して走るのが凄く楽しい…

そして 排気音が凄く静かなので
低い回転域でも
スルスルスルと引っ張られるように推進していく
これが新鮮で楽しい…
静かな排気音が心地良く感じるのは
今までの 反動かも知れない

以前までは
純正のマフラーは重い上 ディチューンを施した
ふん詰まりエキゾーストシステムだと決めつけていたが 
今は
ドイツッ娘の力強いトルク感を演出してくれているのは
マフラーと排気可変バルブが施してある
純正のエギゾーストシステムだからこそと思っている。

ゆっくり走ることの楽しさを身に染みて感じているこの頃です…。

パッパッパッ 凄く静かな排気音と
ドゴッドゴッドゴッ…強力なトルク感で
  地面を蹴飛ばしている感覚が凄く良い…。

乗り味を楽しむというのはこういうことなのかも知れない…。

良き相棒となりつつある…。






2019年11月13日水曜日

帰ることを忘れてしまうほど…


たまに
すごく居心地の良い場所がある。


夜のとばりが降りる頃 現実に押し戻される…。

あ、
夕食に出かける約束をしていた…。
「帰らねば…」

持参した折り畳み椅子で 完全なる寝落ち…だった。

浮きも見ず 放置していた竿に
アジゴが掛かっていたので…しめて ジップロックへ
おそらく こんな小魚に 家族は見向きもしないだろう…。
自分でさばいて食べることにする…。







また ここに 来よう 

家まで 80㎞弱ぐらいかな…
帰路の道中も 暗がりの中ながら 走る楽しみのひとつ…。

気持ちの良い季節です…。













2019年10月29日火曜日

秋桜の季節…


日本列島を台風が襲った後
めっきり秋らしくなり
九州は空も高くなり 青空も澄んできた…


秋の風物詩 秋桜


北松広域農道(通称 北松やまびこロード)途中にある秋桜畑 
秋桜の花弁がデカいと思ったのは気のせいか…
直径20㎝近くありそう…


平戸島 散策中 謎の廃屋 一体何なのか…
この島で切支丹という文字と聖母マリア像を良く目にする
勿論 神社も有り 二つの神派が混在している…。


お空が高い…。


前回来たのは まだまだ季節的に暑く
アスファルトの上に立っているだけで辛かった


二礼二拍一礼
夏に来た時と 海の色が違う…エメラルドグリーン
漂着ゴミひとつ無い 世界の民度は確実に上がっている…
もしかしたら
地元の人たちが ゴミ掃除しているのかもしれない…。


ボックスケースの中には 
コンパクトロッド 折り畳みバケツ ソフトクーラー 氷 
小型ガスバーナー ガスボンベ 固形燃料 火打石 ナイフ
焚火台 コッヘル マグカップ コーヒー豆  
折り畳み椅子 折り畳みテーブル バンク修理道具一式(ポンプ含む)
色々と収納している…
使うことは無いとしても 
パニア トップのケースを装着することが普通になり
これらの収納物が無いと 不安さえ感じるようになった…

乗る相棒が変わり 思考が変わってきた…。

とても 状況的にまずいことになっている
テントにシュラフを このバイクに積載しそうな予感がする

頭の中で
「野宿は趣味ではない…夜を明かすなら宿でしょ…」
と 言い聞かせる。





ふらふらと走ってきたが、
往路は三瀬峠旧道を外せない…佐賀 七山 浜崎から 西九州自動車道に乗る
南波多で降り 伊万里大橋を渡り  
道脇に民家が密集した県道5号の九十九折りを登り 
そのまま
北松広域農道(北松ヤマビコロード)に入り 
田平へ出て 平戸島へ
平戸内は 生月と河内峠は省き 探索…
歩くことを想定し 
この日はバイクウェアーでなくトレッキングウェアーに
当然 トレッキングシューズだ…。

帰路は 呼子経由で海沿いを走る…





凄く 気持ち良い日だった…。















2019年10月25日金曜日

iphone信者…って ??

最近 iphone の電池が寿命で弱っちくなってきた
だいたい 2~3年も経つと 
iphoneの電池は寿命を迎えるようだ…。

かれこれ 11年ほど iphoneを使い続けている…

Iphone信者って何…
Iphoneを使っている理由…
11~12年ほど前まで 
今で言うタッチパネル端末機
スマートフォンというツールはiphoneしかなかったから
今だ iphoneを使っているだけだ…。

(昔、日本製の小型端末あったが 
物理キーがギッチリと詰まっていた。)

おまけに
販売している通信会社は 1社に限定されていた…。
キャリア(通信)会社は 回線契約と引き換えに 超破格で
Iphoneをバラまいていた…
このタッチパネル式超小型端末機を
日本中に普及させたかったのだろう…。
この独占販売権に関しても 何故なのか…という疑問もあったが
CEO同士 気が合ったのかもしれないし
または 何らかの理由があったのかも知れない

イメージとしては 音楽が聴けて
世界共通インターネットに繋がる電話だった

日本メーカーも負けじと 別のOS(android)を使い
スマートフォンをデビューさせ 
他の大手キャリア(通信会社)を通じて販売するものの
iphoneに太刀打ちできる代物では無かった記憶がある
んなことで
仕方無しに iphoneを使い続けてきたという訳だ…。
それほど 当時 このiphoneは 誰にも馴染む高性能機種だった。



ただ、最近 iphoneの価格が10万円を軽く超えてきている
どうせ、2~3年もすれば電池の交換時期が来る
電池寿命が来れば新規で機種購入をするのが普通で
私的に電池交換で機種を継続した経験も無い…。
ただし、自分の場合 Iphoneのシムロックを解除し
すでに シムフリー状態にしている…。
ならば
安価で購入できる
中国製スマートフォンで十分のような気がする時もある…。

今や 世界市場は
中国製格安スマートフォン群 VS 韓国製かアメリカのリンゴ社製
の構図になってきていたのが
さらに ここにきてアメリカgoogle  OSの大御所が参戦してきた…。
まさに
IOS VS ANDROID
後発ANDROIDが世界を凌駕し始めている
世界比率でいうとiphone使用人口は減ってきているのでは
と思うほどだ…。

別にゲームをするわけでも無く
バイク乗車時 ネットで音楽を聴いたり GPSを使用するか
電話をする程度の使用頻度なので
格安スマートフォンと格安シムで十分のような気がしてきた…。
むしろ 大手キャリア(通信会社)との回線契約を結ぶぐらいなら
格安スマートフォンと格安シムの数台持ちでも料金的には安価だ…

ネットでメーカー別の機種を見てみると
もう、日本製品のスマートフォンは限られていて
さびしい時流を感じる…。

不思議なのは
我々日本人 特に年配者は
韓国や中国の製品に対してアレルギーがあるくせに

アメリカ製 iphoneはOKのようだ…

しかし この気持ちは分からないでもない…。

物作りの歴史において仕方無いとしても
iphoneが先駆者だとすれば その後に続いた
日本製を含め他メーカースマートフォンは
似非にも感じるからだ…

この辺がiphone信者と言われる由縁なのかも知れない…。

確かにiphoneは 今在るスマートフォン文化の始まりで
高性能機種を次々とデビューさせているのだが、
後発のメーカーに合わせ
サイズがデカくなり
昔のような スマートさや 特別感は無くなりつつもある…。

とはいえ
こうして ここに 記していると
Iphoneがスマートフォンの元祖だということを改めて感じ
中国製ANDROIDスマートフォンが高性能であることは
認めますが、
次もiphoneかなぁー と思うこの頃です…。








2019年10月19日土曜日

ウェアーの衣替えに微妙な季節…


めっきり秋っぽくなってきた今日この頃です。

平地や海沿いでは 
メッシュやパンチングジャケットでギリギリセーフだとしても

お山の早朝は
かなり 冷え込んでいると思いきや
昼にかけて 温度が急上昇するので
その温度差を考えると
ウェアーの選択が 難しい季節がらとも言えます。



 以前のKawasaki時代 
イメージからなのか圧倒的に 皮のウェアーが多く 
メット以外 カラーは 黒 という お決まりのスタイルだった…。
また
派手な色や大きなアルファベットが入っているウェアーは少なく
目立たず 地味な方が好きだった…
そのくせ こだわりがあり 何でも良いという訳でもなく
皮なら本皮製と決めており
どんなにデザインや機能性が優れていても 
合皮(皮に似せたビニール)なら 却下だ…。
また
レーシング用皮ツナギみたいに 脇の下や肘や胴体部分の一部に
ジャージ生地を使用している…例え機能性があったとしても
これも却下だ…。

もっとも 
厳寒(インナー付き) 猛暑(メッシュ) 用は 
ナイロン製のジャケットになってくる…。


乗る相棒が変わっただけでなく 歳も食ったせいもあり
バイクを降りて 散歩する頻度も増え
真っ黒クロスケじゃなく 
周辺風景に違和感の無い綺麗な色合いのウェアーに興味が湧いてきた
(BMWバイクは ビンテージ車種 それに属する R NineTを除いて
皮(革)ウェアーのイメージがない)

どうせなら重箱の隅をつついて初めて目に入る
ロゴが入ったウェアーなんか が良いなぁー なんて思う…
バイクバイクしたウェアーって 街を歩くと違和感があり過ぎ…?
極端な話 そのまま 地下鉄やバスに乗れる
いで立ちが良いと思う近頃です…。

 
ナイロン製ならば
有名ブランドメーカーのライディングウェアー で 
間違いは無いとは分かりつつも
沢山の人たちが 良い品物であればあるほど購入している訳で
見も知らぬ人と ガブりそうで少し怖い。

特に最近の
ライディングウェアーは マウンテンパーカータイプが多いようだ…
(まるで、釣りや 登山スタイルだ)



時代遅れのバイク乗りには
ライディングウェアーのファッションなど
そう 考える必要は無いかもしれないが、
これから どんどん寒くなってくるので
新たな ウィンターウェアーを物色してみるか…
そんな この頃です…。












2019年9月25日水曜日

トリシティ 125… 10000キロ越えて

逆三輪車(トリシティ125)も
1万キロを超え 10850kmの走行距離…
新車で嫁いできて2年と7ヶ月ー 時の経過は早い。

用途は 
主に
ショッピング または フィッシング  
たまに 山路のトレッキング等…の
今となっては 大事な遊び友達です…
ちなみに通勤はありません…。

トラブル…無し
燃費…35~40km/L
エンジンの調子…常に全開絶好調
足回り…ほど良くこなれ 乗り心地良し

消耗パーツ
タイヤのみ…9320㎞で交換(IRC) 3本

良いところ
こけにくい という安堵感から いくら走っても疲れない
何故コケにくいかって …
前足が二本あるので旋回最中起こり得る
想定外の出来事に余裕をもって対処できる

同じ排気量のスクーターは前足一本ということで
物理的に 出足も良いし 最高速も高い
しかし
逆三輪車は出足で遅れをとっても 気にもならない
旋回と制動の機会が有れば有るほど 少しづつだが確実に追いつく
地平線の果てまで続く一本道でも無い限り
特にクネクネが続くような山路では 
目を三角にしなくても 旋回と制動の繰り返しのなか確実に追いつく…。

何故って?…
バイクのウィークポイントはフロントタイヤと言っても過言ではない
フロントが滑って持っていかれたら 足払いをかけられたように転倒する
リアが滑ることに関しては 予想以上に人体は反応してくれるが
前足のコントロール制御不能に関しては 運を天に任せるしかない。
前足二本あることによって 
安心という余裕が生まれ 制動を遅らせることが出来き
その余裕が 旋回速度を上げてくれる
結果
それはそれは 疲労もなく心地よく走れるわけなのだ…。

ジムカーナーみたいなクローズド競技では 
「良いタイムが出ない」
という 短絡的な考えを バイクを知らない人ほど口にするが
落下物など無いという想定のクローズドと公道を一緒にしてはいけない
先を常に読みながら走る これが公道だ。
ここで 前足が二本あるか無いかで大きく違うのだ…

簡単に言えば 
コーナーへの侵入速度の違いから
コーナーを どちらが先に脱出できるかという話だ
特に一本足のスクーターの場合 前足の接地感が頼りない
小さな差でも何十何百という旋回の積み重ねで
大きな差となるわけだ…。

悪いところ

尻の痛み 
(シートの形状が私の尻に合わないのかも)
距離にして60km位までは大丈夫
最近は慣れたもので 痛くなりそうな時
信号待ちで逆三輪車から降りて 尻の頬っぺた一時解放
再度の乗車もフラットフロアーは楽だ…。


細い松林路の先には…
人の居ない海岸は好きです…。



青い

良い季節になってきた…。

こいつで走るときは フィッシングツールはを常時積載している…。
ロッド(テレスコ)2本 あと 携帯バケツ ソフトクーラーボックス
仕掛けルアーを含め色々…。
最近 なかなか釣れませんが、良いんです…

当然の 特別じゃない風景ですが、
その中に居るだけで十分です…。








2019年9月15日日曜日

BMWの積載性能(骨格)独創性とパニアとオイルを食う話 

なんちゃって
近場でも走っていない道がある
山路大好き人間にとって
海沿いは 未知の領域が残っている
これが意外にも 交通量が少なく路面も綺麗な
ロケーション抜群のワインディングロードだったりする
巨大サイドケース&トップケースで旅ライダー風に見えるが
見えるだけで なんちゃっての…日帰りライダーなのだ。

だからと言って
空っぽ 伊達パニアケースではない 
ロッド2本を含めた フィッシングツール を入れ…
その他 焚火台 小型コンロ 色々と家出ツールが入っいる
タープかテントにシュラフでも加えれば 余裕で野宿できるはず…
ドイツっ娘の純正ボックスは見た目より積載体積は若干小さいし重い。
ボックス自体の強度を考えているようだ。


豊漁祈願か…?

フルパニアです
まさに パニア(ロバや馬やラクダに荷物を担がせる意味)

アンデス遊牧民が 沢山荷物を担がせているロバに見える ドイツっ娘……


積載とバイクの相性…大事なのはバランス
今さらながら
このドイツっ娘は とても低重心なので
少々 荷物を積んでも 山路で苦も無く曲がってくれる
この娘の旋回能力は 破綻する気配がない これには驚く…
逆に 前触れも無く破綻するのでは…という怖さもあるが、
旋回前の加重移動や姿勢の準備は不要だ。
また
積載状態で センタースタンドから下ろす時
普通のバイクなら ゆらっと するような状況であっても
パニアケース左右積載重量が違っていても ビシッと 安定している…
何故って
リアのサスペーションが優秀だから おろした時のショックを
フワッと吸収してくれる…最後の粘りもあり ダンパーも良く効いている…。
路面の細かな凹凸に敏感に反応するサスペーションは
走っていても路面への接地感があり 怖くないのだ…

往路は ヘアピンだけで構成された山路を超えたが、
荷物を担がせても 普段と変わらず転ぶ気がしない…。
ハンドルも想定以上に良く切れるのでUターンも楽々
勿論 ストレートも安定している
強風の高速道路を走行してもビクともしない
旅のバイクだということが良く分かる…

パニア等の積載やタンデムにおいて
 フレームのリア側に凄く負担が掛かるはずだ。
後出しでパニアやトップケースを担がせているわけでなく
このドイツっ娘は開発段階から 
タンデムや積載を視野にいれ 仕上がった車体だということが
 乗ってみて良く理解できる…
絶妙のバランスで仕上がった感がします…。

ドイツっ娘のフレームって…
テレレバーやデュオレバーなどの車種は分かり易いのですが、
よーく 車体構成をみると 
一見フレームに見える鋼管は
シートレールであり サブフレームとして
各パーツをつなぎ留めている

では
フレームの核となるものは?…
それはミッションケースを含めたエンジンケースだ。

エンジンケースとミッションケースと
シャフトドライブケースが一つのユニットになり
リア側は シート マフラー ステップ スタンド サスペーション 等々
フロント側は テレレバー バネ ハンドルトップ部分 等々 で
ミッションケースとエンジンケースを中心に鋼管が生え
これらのパーツを支えているということになる。
リアのシートレールを含む鋼管がエンジンケースで寸断され 
フロントステム(ネック部分)につながっていない。
物理学無知の素人が この構造を見ると
リアスイングモノアームのピポット部分や リアサスの取り付け箇所など
「これで、大丈夫なのー?」 とか 考えてしまう
でも
BMWの優秀な開発ブレーンが考えたことなのでOKなはず…だと信じたい…。


某イタリアっ娘も若干この傾向があり
チェーンソウで有名な 某スゥエーデンっ娘に至っては
シートレールはカーボン製らしく…
BMWのHP4 に至ってはフレームがカーボン製だ。
エンジンケースを囲っているような
ダブル シングル クレードルタイプのフレームは減り
ノンフレームに近い構造のバイクが増えてきているの事実だ。
いずれにせよ
ゲルマニアのボクサー娘の骨格は意外にユニークだ…。

テレスコサス 然り フレーム回り 然り テレレバー 然り
ボクサーっ娘って先進技術の発信源となるものが多く 
唯一無二性と独創性は強い…。

オイルを食うという話
この娘は オイルを食うということで 覚悟していたのだが、
ドイツッ娘の純正オイルをオイルエレメントと一緒に交換後
もうすでに1000㎞走った…。 食った様子は無いが、
食うのは間違い無い…
ドイツ娘はそんなもんだ…。

なんだかなぁー
BMWに関して ネガティブなことを聞くことが多かっただけに
これって 乗り手に問題があったのでは…? と思うしかない。
ドイツっ娘に
今のところ
悪い面は見当たらない
むしろ
公道を主に走る場合 良い面だらけだ。

あるとすれば
国産に比べ オイル交換や消耗パーツ交換や キーなど
純正部品が高値だ。
また
ついつい メンテをディーラーに丸投げしてしまう
つまり
自分でバイクの面倒(メンテ等)をみなくなることぐらいです。




2019年9月14日土曜日

パニアケースを装着して…バイクの楽しさを思う。

ドイツっ娘 は 実用性重視…。
フルでボックスを装着すれば 結構な積載性能がある。


これまでは

バイクって 走るためだけのツールとして考えてきた。
速ければ 速いほど良い…


「積載…?」 要らん
 
ウェストバックだけで十分 
今は卒煙しましたが、喫煙していた頃は 
煙草にライター そして タオル を ウェストバッグに収納


12Rの場合だと リアテールフェンダー内に結構なスペースがあり 
ここに バンク修理道具一式(ゴム栓 携帯ポンプ 接着剤含む)
工具 ウェス 書類 等々が収納できた。 
だから、別収納のウェストバッグがあれば十分だった。

これで 九州一周もしたし、
四国も行ってきたし、
ま、一泊二泊ぐらいなら ノンブレム。

「キャンプぅー?」

遠い昔 オフロード車時代にテント持参でよくやった
…ソロの山奥野宿で怖い思いもした。
今さら、この歳で サラサラする気は無い。
 泊まる ときは 当然 宿です …。


デイバックぅー…? ナイナイ
背中が蒸れる…子供の
遠足ハイキングのイメージしかなく
身体と密着している面積がデカいことも嫌だ…。
以前まで ウェアーは 

黒の皮ジャケットに黒の皮パンがほとんどで
真夏ですら パンチングを施した皮ジャケットだった。
 カドヤ一択だった。
デイバックは さわやか過ぎてマッチしない…。


荷物を積載したり デイバッグで身に着ける収納袋 など 
頭の隅っこにもなかったのです…。


そして バイクの美観を損なうトップケースなど

スクーター以外 似合う乗り物などない…。
自分なりにそう決めていた…。

だから トリシティにはメーカー推奨最大容量トップケースを装着している
このバイクを作ったメーカーによれば39Lが安全基準らしい…。

ところが 今回 この ドイツっ娘に乗り換えて
脳内で 旅のイメージが日に日に増してくる。




試しに
パニア(サイドケース)を装着し 400㎞ほど走ってきました。

トップとサイド のボックス内に忍ばせた七つ道具は…

コンパクト釣り竿 釣り仕掛け一式(ルアー含む
 ソフトクーラーボックス(中には氷) 折り畳み椅子 折り畳みテーブル
コーヒーをいれるためのパーコレーターと コーヒー豆粗びきに
水2L 折り畳み焚火台 コンパクトコンロ そして 雨がっぱ…等々

ドイツっ娘のボックスは
頑丈で結構な積載性もあるし かなりクォリティーの高い純正品…なのだが、

波止場で竿を出してエンジョイフィッシングも出来ただろうし、
焚火台に火を入れ 眺めて癒しを求めることも出来ただろうし、
パーコで旨いコーヒーをいれ味を堪能することも出来ただろうし、
折り畳み椅子を出し ゆったりくつろぐことも出来ただろうし、
にもかかわらず
やっぱり 走ってばかり… 昼ご飯ですら摂らず仕舞いだった。

結局のところ
コンビニで100円を支払いコーヒーを 美味しく頂き、
トイレのある公園で 少しの時間 休憩したぐらい…だ。
積載した道具を使う機会は
よほど人里から遠い山奥に入らない限り無いと確信した。

自分にとってのバイクの楽しさを あらためて考えてみると
まだまだ、走ることが楽しいようだ。

バイクの楽しさって
人によっては 違うはずだし、
人は人 自分は自分で良いはず…。
…。
自分らしくということで このドイツっ娘に
なんとか 仕舞55cmの 釣り竿を積載出来ないだろうかと
思案に思案を重ねたものの、リアシートに括り付ける以外 方法が無い。
ドイツっ娘の これほどデカい純正ボックスが長物に関しては役に立たない…。
だからと言って違うボックスを使おうとは思わない
 大排気量車に
純正以外のボックスは絶対に装着はしたくない…。

やはり
釣りバージョンにするならば 250㏄cスクーター か、
150ccのpcx が シート下の収納スペースで
分があり 適していると 昔からずっと思っている今日この頃です…。







2019年8月20日火曜日

真夏の空冷エンジン…ボクサーツインの場合。

まだまだ暑~い日々が続いておりますが、
灼熱の季節も あと少しで終わりに差し掛かるはずです…。
夏の季節 灼熱の日々に バイクに乗ると言っても
せいぜい早朝…それも 気温の低い山路を走るのが理想です…

真夏の空冷エンジン ボクサーツインの場合…。
様々な進化や時代の流れを考えると
ボクサーエンジン そのものが水冷化されたとはいえ
 今だ100年近く経ても
継続していること自体が奇跡に近いような気がするんですよねぇー


時の流れ
夏休みに 家族サービスも兼ね小旅行…
その中一日を
廃墟となった産業島(端島または軍艦島)を 
ぐるりと船で一周というクルージングを楽しんできました…。
また
軍艦島ミュージアムは入場閲覧の価値があります…。
詳細な当時の軍艦島 歴史
そして 
ここで働く人々や住んでる家族たちの活気と力強さ
黒いダイヤモンドと言われるほどの石炭特需 … 
そして 終焉 
岩礁をコンクリートで帽子のように固め 
その人工島に立ち並ぶ廃墟と化した ビル群を眺めると 
エネルギーの変換期という歴史の一コマを感じました…。
蒸気機関から内燃機関への移り変わりが終わった段階で 
この島の時間は止まってしまったんですね…。

バイクのエンジンに置き換えれば
空冷エンジンから 様々な意味で効率の良い水冷エンジンへと…
2ストから 4ストへと…

いや もうすでに ここ最近思うことは
石炭から化石燃料へ時代が移り変わったように
化石燃料による内燃機関から電気エネルギーによるモーターへと
移り変わるのも そう遠くない気がします…。
路を走る4輪車の半数位が すでにHYBRID系ですし…。
かって人々で賑わい栄えた 軍艦島の空虚感と同じような
進化という避けては通れない時代の歩みによって
切り捨てられたシステムに寂しさすら感じます…。
この 空冷ボクサーエンジンも 現行ではR NINE Tのみとなり
BMWすべてのラインナップが水冷化されることでしょうし、
裏側では電動の開発が着実にすすんでいることだと思います…。


今年の夏
真昼の灼熱時間帯に市街地を含め
この空冷ボクサーエンジンで走る機会が何回かありました。
なるほど これが長い歴史に培われ 
鍛えこまれたエンジンなんだ ということが分かります。

むしろ 以前の12Rやその他の水冷4発の方が
油温云々は別話として熱気地獄だったように思えます。
ボクサーツインの場合
エンジンシリンダーが乗り手から遠く
パラレルやVツインと違い 二つのシリンダーが離れたところで
燃焼爆発しているわけです。

 ラジエターも無いので
停車時、足元ですらエンジンの熱気を感じることはありません。
また
ミッションケースが別体なので
ギアチェンジフィールも熱による変化は生じません。

とはいっても やはり
暑い時期の油温は気になるところです…。
このR1200Rロードスターはオイルクーラー装備ですが、
 この灼熱の季節 エンジンオイルは
かなり高温状態であるということは伺えます。
 理想的な油温を保つには 
ウォータージャケットを羽織ったエンジンの方が
優れており パワー ライフ 排ガス 等 … etc.
様々な性能面で 有利です…。

時の歩みは止められない
正直
お馬さん110頭分の 1200㏄のシリンダーが発する膨大な熱量を 
走行風とオイルクーラーだけで よくまぁー冷却できるもんだ……
というのが 本音です。
国産にも リッターで唯一の4発空冷が現行で頑張っていますが、
おそらく 今後 
この4発空冷も存続が厳しい時代となることは間違いないと思います…。

水冷エンジンが 進化の技術だとすれば
空冷エンジンは 匠の妙技という
そんな イメージです


夏の季節は早朝が良い


バイクと走るのが好きだという4輪好きの同級生の跳ね馬と共に
今年の夏の早朝 走る機会が多かったです…
この跳ね馬とコラボするのは 早朝のほんの数時間と決めています…
この年式の跳ね馬も 後方にあるエンジンの熱量は凄まじいようです…。
よほど 惚れこまないと 所有することも乗ることもできないでしょう…。

そろそろ秋の匂いが…






秋空の本番は さらに 空が高くなる

空冷エンジンも悪くない…
この水平対向空冷の2発エンジンは
記したように
真夏 灼熱地獄の中でも タフでビクともしません…。

ウォータージャケットを羽織ったエンジンには
性能面で敵わないでしょうが、
空冷でこれだけ走ってくれれば上等です…。
人が操る能力から あまりにもかけ離れ過ぎず
忘れてていた
丁度良い親近感や 愛着感という 懐かしい記憶を
思い出させてくれるエンジンです。

なによりも 横に張り出した
空冷フィンで構成されたエンジンの造形は 
パイプフレームや ドライブシャフトカバーのモノアーム等を含め
メカメカしく
眺めていて 楽しさがあります…。

…空冷の妙技… 良いよ 凄くいい…です…。




2019年8月16日金曜日

終戦から74年目


私は戦後の飽食時代に育った
戦争を知らない世代なので
戦争の是非を語る資格はありません…

ただ
昭和に起きた戦争の惨状を資料等で閲覧すれば

戦争を知らない世代が享受している平和は
戦没者の方々による犠牲の上に成っていると言っても
過言ではないでしょう…

平成には大掛かりな戦争は起こりませんでした…
どうか
令和にも 我が国日本が加担するような
戦争は起こらぬよう願いたいものです…

戦争とは愚かで 残虐の極みだということに
間違いはありません…

日中戦争(支那事変)から太平洋戦争 そして 終戦 まで

簡易時系列 

1931年  9月18日       柳条湖事件
1932年  3月 1日       満州国建立
1932年  5月15日       5・15事件
1933年  3月27日       日本 国際連盟脱退表明
1935年  2月18日       天皇機関説事件
1936年  2月26日       2・26事件
1937年  7月 7日       盧溝橋事件
1937年  8月15日       暴支膺懲声明
1938年  4月 1日       国家総動員法公布
1939年  5月12日       ノモハン事件
1940年  9月27日       日独伊三国同盟
1941年 12月 1日       対米英開戦決定
1941年 12月 8日       真珠湾攻撃
1942年  6月 5日       ミッドウェー海戦
1944年  7月 7日       サイパン島玉砕
1945年  4月 1日       沖縄本島 へ 米国軍上陸
同上年     8月 6日       広島へ原爆投下される
同上年   8月 9日       長崎へ原爆投下される
同上年   8月14日        ポツダム宣言受諾
同上年   8月15日        玉音放送

上記時系列は新聞より…ホントはもっと詳細に記すべきなのでしょうが…最低限近代史として知っておきたい時系列ですね…あとは上記出来事の前後に何があったのかを ググって紐解いていくのも悪くないでしょう… 何故 日本は近代化を急いだのか 何故 台湾島と朝鮮半島を併合したのか 何故 中国大陸へ派兵したのか 何故 米英蘭と大喧嘩をしたのか…訳も無く 日清戦争 日露戦争が勃発した訳でも無ければ 台湾島や半島を問答無用で併合した訳でも無いし 欧州列強国の租借地だらけの中国への派兵も理由があったはずだし 英米蘭との大喧嘩も … 当時ひとつだけ言えるのは 欧米と比較すれば 日本も含め東アジア諸国はすごく貧乏だったはずです…  誰が好き好んで戦争などしますか…

注視
1937年 8月15日 に 暴支膺懲(ぼうしようちょう)声明の理由は…
中国(支那)の謀略を懲らしめよ という 声明なのですが 盧溝橋事件や通州事件などで当然と言えば当然で日本国内の民意でもあったわけで その是非はともかく さらに国やマスメディアが民意を煽ることにより そのことが戦争への助走となった…とか言われることもあるのですが、当時は列強大国による武力による非文明国への支配は当然であり 戦争によって国益を得るという 特に大国たちの租借地フィーバー時代でもあったということも忘れてはいけないと思います つまり 欧米諸国が世界を支配していた時代であり 危機感は常にあったはずです(特に日本は大国ロシアを警戒していた)。 に対して…現代は平和路線であり、他国の謀略や史実に反する主張に対してなるべく穏便に解決しようとする国やメディアがあり 当時とは真逆の対処をしている。このことに疑問を感じる人々は 何故なの? と ネットでもググったり参考になる本や資料を閲覧し 答えがないとしても それぞれが自由に解釈をすればよいと思う…。

1938年4月1日…国家総動員法公布は 速い話 経済統制であり 釘一本動かすのも お上の許可が必要になるということです…。 例えばバイクのブレーキレバーを購入したりする時など 軍需資源に関わるすべてに対して お上(政府)の許認可が必要だということ… その後 戦時において 「国民徴用令」やら「新聞紙等掲載制限令」やら「生活必需物資統制令」やら「国民学校令」様々な統制令が制定されていきますが、これもネットでググったり参考書籍などを閲覧し それぞれが自由に解釈すればよいです… 

(ネット内は表面的な解釈やら とんでもないガセもあるので それぞれの判断で…)

是でも無く非でもなく 簡単な時系列です…。


戦争で亡くなったすべての人々(敵味方関係無く)に
          哀悼の意を捧げたいと思います…

合掌