2015年5月25日月曜日

YAMAHA SEROW セロー

12Rが入院中なので
借り物の車両について


借りているのは SEROW 250 2005年モデル
キャブレター仕様 最後のモデルです。

1985年のデビュー以来
225の時代から数え、FI仕様になり今だ生産している
 超ロングセラーバイクです。

ロングセラー = 売れている = 良いバイク
こんな図式で判断出来ます。
間違いの無いバイクだと思います…。

トライアル + オフロード + オンロード を 足したような
だからといって 決して
生粋のオフローダーでは無く
舗装路限定車両でも無く
難度の高いセクションをクリアー出来るトライアラーでも無い

本格的なオフロード車に乗ったことがある人なら
走ってみてすぐに分かることです…。、
ダートで砂塵を巻き上げ リアタイヤを流しながら走るパワーはありません。
勿論 クローズドのウォッシュボードやジャンピングスポットなど 
到底耐えられる剛性も無いでしょう。


しかし、公道においては
道を選ばず、舐めるように走る しなやかな足を持ったトレッキングバイク 
それが、SEROW…そんな感じです…。

切れ角のある ステアリングは クルマ1台分のパーキングスペースで
方向転換が出来、まるで自転車のような気軽さ…。

良く向かう山中の舗装路も 元気良く登ってくれます。
小気味良く かつ 穏やか かつ 粘り強い エンジンは
タイトなコーナーも F21インチホィールにも関わらず 
楽々旋回してくれます。
ギアの繋がりも とても良い…。
足回りも柔々だが、粘ってくれる
だから タンデムも 楽々で走ってくれる。
未舗装に入れば 21インチ径Fホィールは少々の石の塊など
体重移動もせず乗り越え
18インチ径Rホィールは 前へ前へと車体を推し進めます。

どんな路でも しなやかに身をこなしていく。
これだったら、どんな脇道も安心して 入って行ける…。

なんだろう…この世界観は

バイクの楽しさの根源を 思い出させくれる そう思いました。


リア18インチ フロント21インチ

どこでも 走っちゃおう …です。

山々のマイナスイオンを全身に浴びるために森へ…
奏でる潮騒を 美味しい風を味合うために 海へ…
 ちょっと遠いけど 噂に聞いた絶景を堪能しに 旅へ…

日本の美しい風景が とても似合うバイクですね…。


少しの間で 愛着が湧いてきました。
グリップヒーターにバークバスター(ナックルガード) 
脱着ワンタッチのセンターケースまで装着されています。
しかし、
このバイクのオーナーは 乗りっ放しのようです。
至る所に腐食らしいものが ちらほら
チェーンもドロドロでした。
借りた時より 綺麗にしてお返ししようかと思います。


ブレーキ周りが あまりにも汚いので、少し掃除をし パットも交換
ついでに
エンジンオイルとオイルフィルターも交換しました。





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