2019年9月15日日曜日

BMWの積載性能(骨格)独創性とパニアとオイルを食う話 

なんちゃって
近場でも走っていない道がある
山路大好き人間にとって
海沿いは 未知の領域が残っている
これが意外にも 交通量が少なく路面も綺麗な
ロケーション抜群のワインディングロードだったりする
巨大サイドケース&トップケースで旅ライダー風に見えるが
見えるだけで なんちゃっての…日帰りライダーなのだ。

だからと言って
空っぽ 伊達パニアケースではない 
ロッド2本を含めた フィッシングツール を入れ…
その他 焚火台 小型コンロ 色々と家出ツールが入っいる
タープかテントにシュラフでも加えれば 余裕で野宿できるはず…
ドイツっ娘の純正ボックスは見た目より積載体積は若干小さいし重い。
ボックス自体の強度を考えているようだ。


豊漁祈願か…?

フルパニアです
まさに パニア(ロバや馬やラクダに荷物を担がせる意味)

アンデス遊牧民が 沢山荷物を担がせているロバに見える ドイツっ娘……


積載とバイクの相性…大事なのはバランス
今さらながら
このドイツっ娘は とても低重心なので
少々 荷物を積んでも 山路で苦も無く曲がってくれる
この娘の旋回能力は 破綻する気配がない これには驚く…
逆に 前触れも無く破綻するのでは…という怖さもあるが、
旋回前の加重移動や姿勢の準備は不要だ。
また
積載状態で センタースタンドから下ろす時
普通のバイクなら ゆらっと するような状況であっても
パニアケース左右積載重量が違っていても ビシッと 安定している…
何故って
リアのサスペーションが優秀だから おろした時のショックを
フワッと吸収してくれる…最後の粘りもあり ダンパーも良く効いている…。
路面の細かな凹凸に敏感に反応するサスペーションは
走っていても路面への接地感があり 怖くないのだ…

往路は ヘアピンだけで構成された山路を超えたが、
荷物を担がせても 普段と変わらず転ぶ気がしない…。
ハンドルも想定以上に良く切れるのでUターンも楽々
勿論 ストレートも安定している
強風の高速道路を走行してもビクともしない
旅のバイクだということが良く分かる…

パニア等の積載やタンデムにおいて
 フレームのリア側に凄く負担が掛かるはずだ。
後出しでパニアやトップケースを担がせているわけでなく
このドイツっ娘は開発段階から 
タンデムや積載を視野にいれ 仕上がった車体だということが
 乗ってみて良く理解できる…
絶妙のバランスで仕上がった感がします…。

ドイツっ娘のフレームって…
テレレバーやデュオレバーなどの車種は分かり易いのですが、
よーく 車体構成をみると 
一見フレームに見える鋼管は
シートレールであり サブフレームとして
各パーツをつなぎ留めている

では
フレームの核となるものは?…
それはミッションケースを含めたエンジンケースだ。

エンジンケースとミッションケースと
シャフトドライブケースが一つのユニットになり
リア側は シート マフラー ステップ スタンド サスペーション 等々
フロント側は テレレバー バネ ハンドルトップ部分 等々 で
ミッションケースとエンジンケースを中心に鋼管が生え
これらのパーツを支えているということになる。
リアのシートレールを含む鋼管がエンジンケースで寸断され 
フロントステム(ネック部分)につながっていない。
物理学無知の素人が この構造を見ると
リアスイングモノアームのピポット部分や リアサスの取り付け箇所など
「これで、大丈夫なのー?」 とか 考えてしまう
でも
BMWの優秀な開発ブレーンが考えたことなのでOKなはず…だと信じたい…。


某イタリアっ娘も若干この傾向があり
チェーンソウで有名な 某スゥエーデンっ娘に至っては
シートレールはカーボン製らしく…
BMWのHP4 に至ってはフレームがカーボン製だ。
エンジンケースを囲っているような
ダブル シングル クレードルタイプのフレームは減り
ノンフレームに近い構造のバイクが増えてきているの事実だ。
いずれにせよ
ゲルマニアのボクサー娘の骨格は意外にユニークだ…。

テレスコサス 然り フレーム回り 然り テレレバー 然り
ボクサーっ娘って先進技術の発信源となるものが多く 
唯一無二性と独創性は強い…。

オイルを食うという話
この娘は オイルを食うということで 覚悟していたのだが、
ドイツッ娘の純正オイルをオイルエレメントと一緒に交換後
もうすでに1000㎞走った…。 食った様子は無いが、
食うのは間違い無い…
ドイツ娘はそんなもんだ…。

なんだかなぁー
BMWに関して ネガティブなことを聞くことが多かっただけに
これって 乗り手に問題があったのでは…? と思うしかない。
ドイツっ娘に
今のところ
悪い面は見当たらない
むしろ
公道を主に走る場合 良い面だらけだ。

あるとすれば
国産に比べ オイル交換や消耗パーツ交換や キーなど
純正部品が高値だ。
また
ついつい メンテをディーラーに丸投げしてしまう
つまり
自分でバイクの面倒(メンテ等)をみなくなることぐらいです。




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