2017年12月31日日曜日

今年もあと数時間



私が魚釣りで 新たなロッドや 仕掛け などを試す
海原を眺めるようたたずむ
小さな神社です…

今年も 去年と同様 実に順調に過ごすことが出来ました。
お正月の飾り付けを終わらせ
感謝の気持ちを込め 昨日30日に今年最後の参拝を済ませました。
(お正月の飾り付けや 年内の参拝は大晦日と29日は避ける)


12R…ほとんど乗る機会の無い 年でもありました。
まぁー いいです。
無理して 乗る必要も無いし 乗りたい時に楽しむつもりです…

この歳まで 大晦日からお正月にかけてのセレモニーは
欠かしたことはありません…

大晦日の年越しそば
おせち料理 には 黒豆 数の子 昆布巻
そして お雑煮

で、

年越しそばは何故 食べるようになったのでしょうか
カップラーメンじゃ ダメなのでしょうか
ちょっとだけ 由来を探ってみましたら

江戸時代中期から 始まったようです…
そば打ちで 叩いて 細く長く伸ばす
つまり 寿命や身代 家運が良い方に伸びる とか

金細工師が散らかった金粉を そば粉を丸めて拾い集めていたことから
金運が上がる …とか

そばは切れやすく脆いので 旧年の苦労や災いを 新たな年を迎える前に
断ち切る … とか

少々の悪天候で育ち風雨で倒れても 
翌日 日が差せば また置き上がるタフな植物なことから
「捲土重来を期する」
(ものごとに一度失敗しても凄い勢いで盛り返すこと)
こんあ意味も込められているそうです。 

子供のころから
大晦日から年明けにかけて必ず家族が揃い
一度も欠かしたことのない 年越しそば…


ということで いまから 
(そろそろ 仕事場に℡が掛かってくるはずです)
家内が作ってくれた年越しそばを
今年も頂きます…
では 良いお年を…。








2017年11月19日日曜日

バイク で 釣行



最近
トリシティ-チョイ釣行に良く出かけています…
 この手の小型バイクは駐車性や 機動性と収納力で
お手軽魚釣りに適していることを 感じる
今日 この頃です。

バイクで釣りを楽しむためには
タックル(道具一式)をコンパクトに整理することが
大切なので 簡単に記します…

バイクで走ることがメインなので
釣りは ついでにというスタンスです。 



ロッド…
テレスコ(振り出し)
長さ 6ft.~9ft. のショートロッド
仕舞寸法は 50cm以内
並継ぎロッドと比較すれば性能は劣る…
でも
振り出し竿を選択する理由…
バイクという機動性を生かし移動の連続になるので
 現場で すばやく 出竿 納竿 出来ることを重視
リールのドラグを緩め ロッドを瞬時に伸ばすことが出来…
納竿も早い

持参するロッド…
2本から3本
いずれもロッドエンド部分が短く
それぞれ 穂先の太さが違う

軽量ルアーを投げる場合
(小型スピニングリールと 細くてハリがある軽量ロッド)

岸壁にそって落とし込みで釣る場合
そっと ゆっくり落としたいので ベイトリール用ロッド
壁際には チヌなどが居るので そこそこ強い竿

生エサで 底を引きずる場合 投げて置き竿にする場合
(穂先が太く頑丈で安価なロッド)

疑似餌釣りの場合 道糸やハリス部分や錘りの表示が 
号数でなく オンス や ポンド表示単位なので
号数表示に慣れている人は換算表などに目を通す…


ロッドの紹介
画像上から
全長9ft…中国製の竿 重い安い頑丈(置き竿)…15号(約56g)の錘りを
ぶん投げてみましたが、大丈夫のようでした… 折れても惜しくも無い。
とシマノの安価な2500番リール
アマゾン購入

全長6ftのリョウビ製 これは良いロッドです。
20年以上前に釣具屋さんで購入
取り付けているベイトリールは
釣り具のポイントさんオリジナルの…
メーカー忘れた。

キャンプ用という竿(中国製?諸元が詳細で正確なので日本製かな)
全長5ft1in 
納竿時37cmで 穂先0.7mm 竿自重90gという
振り出しにしては軽い…その割にはバランスが良く折れそうにない
40cm位の ぎりセイゴなら抜き上げれます…。
リールは1000番の安価なアブガルシア
アマゾン購入(換え穂先付き)

今、評価最悪の振り出しルアーロッドを注文しているのですが
どれほどの見かけ倒しなのか 楽しみです…(折れるらしい)。

中国製のロッドに一言
とにかく安い 性能は価格の割には良いと思う
少し高いもので クォリティーの高いロッドも一部ある
(日本製(OEM)が ボッタクリに近く感じるほどだ)
見分け方は 竿尻キャップを外して円筒系の肉厚を注視
良いものは 薄くても肉厚が均等…。

しかし
まだまだ途上だと思う…色やデザインの奇抜さで誤摩化さない方が良い
使えば使うほど 見た目に味がでるような長く使える道具を望む…。
勿論 かの国では釣れる魚種も日本とは違うだろうけど。


エサ…
基本…ルアー(疑似餌)
生エサが欲しければ 岸壁をちょろちょろしている
フナ虫なんかを現場調達
(フナ虫は元気の良いまま針に刺すと 泳いで戻って来るので
死なない程度に 潰して針に刺せば良い)


クーラーボックス…
釣りに行く前に 
魚を持ち帰るか オールリリース一 かを決める…
クーラーボックス代わりに保冷バッグに保冷剤
私の場合は 夏場はオールリリース
涼しい季節は 現場で内蔵を処理し魚種によっては持ち帰る。

スクーター系バイクで 魚を持ち帰る時の注意…
シート下の収納スーペースに魚を入れないようにする。
一般的なスクーターは エンジンがシートボックスの下にあるので
熱によって 魚の痛みが早い。
センターボックスがあれば そちらへ。


バケツ…
出来るだけ小さく 径が20cm程度の形状記憶型の折りたたみバケツ

たも網…
コンパクトなテレスコ型
延べ時6mほど欲しいところだが
単独で この長さをコントロールするのは難しく
仕舞寸法も長くなるので4m位で良い…
それ以上の高さのフィールドは選択しない。
水深の無いところでも夏場は チヌ や シーバスなど…
間違って大物が引っ掛かるときがある。
40cm以下なら抜き上げも 可能だが
リリースするにしても 取り込んで 確実に針を外してやるのが
ジェントルな釣り人だ…。


その他… 
ハリス えさ ハサミやフィッシュクリップ ナイフ 小物諸々…
小さくまとめる
出来れば 安価で良いので収納ポケットが沢山ある
ベストやライフジャケットを着用
とくに ライフジャケットは浮力材があるので勧める…
私的には 軽量なものが良いかな。
疑似餌釣り肝は機動性 小物は身体に装着

ライフジャケットで浮力を気にする人が居るが、
そもそも人間の身体と水の比重は1:1位か少し重いぐらいだと思う
頭の重さが浮いてくれれば 良いと思う…
最近は 窒素ガスボンベを利用したコンパクト浮力材もあり
良いと思う…これは購入予定
しかし 
岸壁や磯では 不向き…かも。
海に落ちることは稀だが、
しけの場合 波の力と潮の流れを なめてはいけない。
特に馬鹿波は突然やってくる…

 昔 磯釣り時 突然の馬鹿波で身動きが取れず 
遭難し救助されたことがあります。
(その日 玄海沖渡り瀬 新聞に載っただけで200名救助 行方不明4名)
波の衝撃は想像以上に強力で船も近づけないし、
どんなに泳ぎの名手でも無理だと思い知ったことがあります。 
ボンベ式の空気袋は破けそうな気がします…

道糸はPEラインを 勧めます(便利なものが出来たものです)
昔はナイロンだったのですが より細く強いラインの方が
メリットが多いと思う。

こんな ところですかね
本格的な釣りで生エサをメインにするなら
4輪を利用した方が良いと思います…が
お気軽な疑似餌で 
釣りを楽しむならバイクでもいけるようです。


昔 砂浜 防波堤 磯釣り 船釣り と
生エサ釣りを主にしてきました。
疑似餌に関しては 経験値が無く(船で引っ張ったことはあります)
 まして
陸からじゃ 生エサという固定観念があり
半信半疑で疑似餌を使ってみたところ
小魚限定ですが 意外に良く釣れます。
ただし、投げて 引くだけの単純な釣法ではあります。
金属製(メタルジグ)の疑似餌に 小アジが食いついてくるなど
想定外で 初めての経験に新鮮味を感じています…。

そのうち 釣れた小魚をエサにし
ぶっこみで 楽しんでみようかと 密かに思っています。

私的には生エサで1号位の磯竿(5.3m)と細仕掛けの釣りが好みですが、
バイクでは無理ですね


大海原を前にするだけでも とても気持ち良いものです。
 




2017年10月31日火曜日

12R 7回目の車検



手放せません

他のバイクに目移りした時期もありました.…
今時のバイクが良いのは分かっているつもりです…
これから 乗る機会も少なくなってくると思います…
車検を受けず 手元に置くという選択もありました…

今回は このバイクを購入した販売店に車検を依頼しました…

今まで 安価で済む ユーザー車検やら
他のバイク屋さんに依頼したこともあります。

このバイクには
15年間…沢山の思い出が詰まっています…
その間 様々な事が私生活の面で有りました…
このバイクとの出会いを 今 とても感謝しています。
それだけに
この12Rと出会った販売店に車検を依頼するのが
本来の筋道であり正道かなぁーなんて…
そう 思った次第です。
結果、最高の対応をしていただきました…。
ジェネレーターコイルからカプラーまで
カワサキのクレーム対象パーツだということで
一式交換して頂きました。
(それまで、12R初期型にこの対策は施されていたのですが、
オイル上がり防止のためボンドでカプラーを密封するという方法でした。)

色んなフィールドを走りました…
一般道 高速道 山岳道 クローズド(サーキット)
これを目の前にすると 色々な思い出がよみがえります。

ほんの 繋ぎのつもりで購入した12R
決して 楽なバイクではありませんでしたが、
ここまで 頑丈なバイクだと思いませんでした…
ここまで 飽きないバイクだと思いませんでした…
それまで
リッターバイクではネイキッドを新車で購入し 2台乗り継いできました。
凄く優秀で乗り易いバイクたちだったにも関わらず
 2台とも 最初の車検前に手放したという
好き易 飽き易 の性格だったんですけどね…。


もはや 時代は ハイブリッド小型バイク
エレクトリックバイクと 先進技術は止まることなく進化し、
近い将来
燃焼機関の存在自体が無くなることになるかも知れません…
いつまでも 古い時代の固定観念が受け入れられるほど
時の流れは遅くありません。
また そうあることが 次世代バイクの未来だと思います。

が、

9万キロ台という走行距離の老機ですが
まだまだ 12Rは走ります。









2017年8月16日水曜日

おくる日そして終戦記念日

トリシティの155ccが欲しくなった今日この頃です…。

今年も
汗だくでお墓掃除と お参りを済ませ
無事
ご先祖をお迎え
送り出すことができました。
暑い日が続いています。

そして8月15日は終戦記念日でもあります。
この戦争の結末は
列強において 
米 英 仏 ソ は善
日 独 伊 は悪
となった次第でございます。

この戦争前 米国では民意の8割が戦争反対でしたが、
メディアやニュース映画や娯楽映画により着々と
日中戦争における日本は悪のイメージになっていくのです…
日本は米国と大喧嘩をし 末期には 本土空襲 原爆によって
多くの老若男女までもが亡くなり 
コテンパンに叩きのめされました。
敗戦後 禍根を残さず
米国の庇護のもと
日本は経済復興を成し遂げました…

 いまでは友好国であり
米国文化に多大な影響を受けた日本です。


最近は
北朝鮮のきな臭い動向がメディアを賑わせています。
「北の狙い」「周辺国への揺さぶり」等々
日米同盟強化
日米 は 善
北朝 は 悪
というイメージですかね…
どう転んでも
そのうち 北朝が白旗あげるのは時間の問題ですね。


夜中TVでロンドン陸上女子マラソンを観たら
北朝鮮の選手が元気に走っていましたけどね…

日本において戦争が起きない可能性は0ではありませんが、…
拉致した日本人を早く返しなさい。


つい最近までは
中国脅威論
南沙諸島海域における人工島問題
尖閣問題
国際司法仲裁での結果とその後
どうなったのでしょうか… 
メディアは 興味を示さなくなったようです。
それとも ネタを大事に溜めているかも知れませんね…

面倒くさい世の中ですね。

ちょっと
夏目漱石 草枕 から 


ぱくってみました。

智に働けば角が立つ 情に掉させば流される 意地を通せば窮屈だ。
とかくにこの世は住みにくい。
住みにくさが高じると、安いところへ引っ越したくなる。
どこへ越しても住みにくいと悟ったとき 詩が生まれて 画が出来る。
人の世をつくったものは神でもなければ鬼でもない。
やはり 向う三軒両隣りにちらちらするただの人である。
ただの人がつくった人の世が住みにくいからとて 越す国はあるまい。
あれば人でなしの国へ行くばかりだ。
人でなしの国は人の世よりなお住みにくかろう…
越す事のならぬ世の中が住みにくければ 住みにくい所をどれほどか、
寛容で、束の間の命を、束の間でも住みよくせねばならぬ。
… 以下省略


外では打ち上げ花火がどんどん鳴っているのですが
日本の情緒深い真夏の夜です。

戦争で亡くなられた多くの方々へ鎮魂
そして
静かに 合掌したいと思います。
















2017年8月14日月曜日

音叉のマーク…そしてアジア

ある国の記事から…

…Yamahaを運転し 
Yamahaを弾き
Yamahaに乗り 
Yamahaでプレイし
yahamaに住む…

こんな記事でした。



楽器なんかを製造するYAMAHAと
バイクや船外機を製造するYAMAHA発動機
これは 別会社になっています。

でも 元は
同じ「日本楽器製造」という
「YAMAHA」ブランドです…。

1887年 YAMAHAは壊れたピアノを修理したことが始まりで
楽器を修理するより作った方が儲かるという考えでピアノの製造開始

やがて
ギターや管楽器 ドラム イヤホーンと
様々なジャンルの楽器を製造します。
電子音楽ブームが訪れると電子楽器の製造
デジタル信号処理の技術を得ます

現在
楽器 電子設備 インターネット設備 家具
住宅建設 エンジン バイク 造船 プール 浴槽
多種多様な製品に及んでいます。

ほんの20年ほど前まで楽器部門は倒産の危機に瀕していたのですが
中国でピアノが多く売れたことで復活したことも有名な話です。

ピアノの修理から楽器製造
楽器製造から電子楽器製造
電子楽器製造からDSPを開発
DSPを他に利用しようとしてルーター製造
アナログ楽器からネットワーク関連製品まで製造

発動機や家具づくりの経緯
ピアノ修理による木工のノウハウが向上から
家具の製造 ついでに洗面台やらキッチンシンクなどの
住宅設備を製造

戦時下 軍からの依頼で 
家具づくりのノウハウで練習機の木製プロペラ製造
ついでにエンジン製造
エンジンの製造のノウハウからバイクの製造 船舶エンジン製造
船舶エンジン製造から 船体のFRP製造
FRPを活用し ウォータースライダーやプールを製造
プールの水質のクリーン化で浄水器を製造
浄水器の製造失敗で藻が繁殖したら
藻の養殖で バイオ事業を始める

事業の多角化をしながらも それぞれを維持し
この中に国内トップレベルの業種もあるようです…。

乗り物好きな人にとっては 当然バイクのイメージが
あるのですが、
四輪のエンジンなども手掛けているようです…
過去に振り返れば トヨタ2000GT
最近では トヨタレクサスの共同開発など…

ただ
多様 多角 多種化の営業となると
当然ですが
販売不振種目については 切り捨ても
早いことでしょう…

二輪に関して
他のメーカーもそうですが
 もう 日本市場を諦めているのは
間違い無いようで、
元気の良いASEAN諸国で進化していくことだろうと思います。

今まで ASEANではコミューターとして
一家に一台の二輪が
今後 若者たちの間で 自己表現のファッションとして
一人一台の時代となっていくのではないでしょうか…
おそらく 
日本ではお目に掛からないような 日本製コミューターが
異国の地で沢山走っている時代は
そう 遠く無いような気がします。











2017年8月9日水曜日

トリシティーが来て半年経った…





何故か
トリシティに費やす時間が多くなりました
買い物
軽いフィッシング
ちょっとしたイベント
ツーリングと…

積算走行距離も 4400km となり
購入した馴染みのある販売店は3000kmで
私が手放すと予想していたようだが、
これに反し
癖になるような乗り味で実に楽しいです。

前輪二つによって この乗り物の性能を
この上無く使い切ることが出来るし
少々大柄な車体は 遠くに出かける気が起きます…
速いとか 遅いとか を語る乗り物ではないことを前置きし
同じクラスのスクーターと比較して
出足や加速では 若干劣ると思われますが
直線での安定感 制動時や 旋回時の安心感があるせいで
くねくねの山岳路でのアベレージ速度
市街地での交差点などの旋回性能という観点による
疲労度の軽さなど
トリシティは かなり良い乗り物だと
今は思っています。

ただ、
この、乗り物 いずれ販売されなくなるのではと
思う事が時々あります。
結構 製造コスト掛かっているみたいだし
趣味性より実用性にウェイトを置く この種の乗り物は
やはり 価格も走行コストも大事な要素です。


この乗り物で楽しんだ後 12Rに乗り変えると
パワーでは天地の差はあるものの
旋回体勢において 身に付いた妙な癖が矯正され
違和感無く かえって楽に走れます。

強大なパワーを持て余し気味と感じた時
小排気量の二輪で走ることも有りかもしれません。

12R 積算走行距離 約93750km
あは、伸びてません。が
労りながら あと少し乗り続けるつもりです。




2017年6月14日水曜日

12Rと共に…

やはり 12Rは好きです。
肝心の乗り手は
視力も衰え
筋力も衰え
身体の柔軟性も衰え
これで走るときは 十分なストレッチ…で
身体部位の関節筋を伸ばし
跨ります…



あえてバーハンドルなど装着はしません
太って腹が出ては このバイクは乗れません
乗り続けるためには
 背筋 腹筋 最低限の体幹 を要します…。
頑張って筋トレをします…


共に あと 何回 こんな綺麗な夕陽が拝れるだろうか…


そんなことを考える 
今日この頃です…。





ハーレーダイナモデルローライダー?に試乗した。



向こう側には前回試乗した ソフテイルモデルのブレークアウト
完全に足の裏が前方から見えるポジションになります…

手前が 今回試乗したダイナモデルローライダー?
だと思います…
前輪が細目なので
スポークホィールですがストリートボブではありません

あと ダイナ系スポークモデルで足の裏が前方から完全に見える
ワイドグライドというモデルがありますね…

感想…実に乗り易かった
300kg以上の巨漢にも関わらず
走りそのものは 軽快かつ楽しいですね…
ブレーキも良く効くし トップギア1500~2000回転も回せば
十分に重い車体を前へと押し出してくれ
その 鼓動感を満喫することが出来ます
この乗り味を 違和感と感じるか 楽しいと感じるかは
人それぞれ十人十色でしょう…。

私は 好きです…。

2017年5月9日火曜日

ハーレー ブレイクアウトに試乗した。




連休最後の日


プッシュターンリベットを買いに
ご近所のライコランドへモンキーでお出かけをしました、

たまたま ハーレーダビッドソンの試乗会が
開催されていました。
狙って行った訳ではありません

ハーレーダビッドソンに関しては知識が乏しく
いまだ 沢山ある車種の見分けとモデル名が一致しない現状です。

いままで 乗ったことがある車種は
ダイナ系 スポスタ系のみです。

4台ほど試乗車が並べられていて
その中で 一際目を引くモデルがありました。

そのスタイルはとっても低くかつ長く身構えた漆黒のボディーに
大八車みたいなキャストホィールが装備され
運動場にある鉄棒を 若干内側に絞りそのまま装着したような
凄く幅の広い一文字に近いハンドルバー
極め付けは 
ドラッグレーサーかというような 幅広リアタイヤ…。
思わず 「これは何というモデルですか?」
ハーレー無知丸出しでお店の人に尋ねました。
その名は
「Harley Breakout」ハーレーブレイクアウト

早速試乗希望申しました。

キーレス イグニッションスイッチでエンジンが掛かり
さて
表通りに向かい発進と思いきや
ステップが無い…

足元周辺から前方に目をやれば
あんなところにステップが
その上部に チェンジペダルらしきものが…
リアブレーキも
ステップ上部に トラックみたいなブレーキペダルが…ある

なるほど これがフォワードなんちゃらかぁー

シートが低い上 ハンドルバーは広く前方にあるので
そのステップに足を乗せると まるでストレッチ運動しているような
ポジションです。
うー関節が程よく伸びて気持ち良し…。

直角に曲がらないといけない公道に恐る恐る出て
なんとか進行方向にバイクを向け
ギアを2速(足がつりそう)
そして 3速
前方が開けていたので スロットルを開く
そして 4速
回転の上がり方は決して早くないのですが
車速はぐんぐん伸びていきます…心地の良い加速です。

前方に4輪車
少しブレーキングを…
リアブレーキは 足の裏が前方を向いてる状況なので
加減が分からずこわくて操作できません
頼みは綱は フロントブレーキのみです…
300kgオーバーの鉄の塊 おまけにフロントシングルディスク
そして ハーレーのブレーキが効かないというイメージ
早めにレバーを恐る恐る引くと…
なんと しっかり効くではありませんか…
信号停止もちゃんと 狙った通り効くのです…

さて 帰路は 交差点を国道幹線へと旋回
フロントフォークのキャスターは寝てるし
リアタイヤは240の幅広です 
おまけに慣れてない ハーレーど素人の無知ライダー
恐る恐る ほんのちょっとだけバンクさせ
ステアリングを切って幹線へ出ると
今度は 渋滞…
すり抜けなど出来ないし とにかくストップ&ゴーの
繰り返しでした…
巨大なエンジンは空冷なので まさにストープのように
熱気が上がってきます。
エンジン切りたくても キーレスなので
どれがスイッチか分からず
熱で ギアがニュートラルに入らず
ストップ時もクラッチレバーを握りっぱなしでした。

なんとか 試乗会場まで戻ってきたので
次は スポスタ系の
ロードスター1200に乗り換え試乗
フロントは倒立サスが標準装備
ダブルディスク
ステップもやや前方ですが普通の位置にちゃんとあります。
徒手体操状態からの乗り換えですので
それはそれは乗り易く
これなら 近場のお山へ出かけても良いなぁーと
思う次第でございました。

さて ここで ブレークアウトORロードスターの
どちらかを購入となれば
どっちを選択するだろうかと 結構考えました
勿論 ブレークアウトの方がお値段もお高いし
慣れるまでは乗り難いし 重いのですが…

結論
迷いますね

乗り易さや軽さに走行性能を求めるのなら
何もハーレーじゃなくても良いでしょうね
そりゃー ハーレーなんかより
高性能で走りやすく 優等生は山ほど居ます。
でも
杓子定規の優等生よりも 少々型破りで癖者の方が
付き合うには楽しいのではないだろうかと
密かに思っています…


ちょっとハーレーというバイクの車種と種類を
お勉強したくなってきました。

ハーレーには大きく分けて

ツーリングモデル 
ソフテイルモデル
ダイナ
スポーツスター
Vロッド
ストリート

上記5つのコンテンツに分かれています

ツーリングモデルは
その名のとおりツーリングを快適にこなすフラッグシップモデル
排気量が一番大きく 今現在で1745cc
標準でサイドパニアケースが装備され
グライド キング リミテッド  を 基本に
装備のリアシート豪華版 センターパニア フロントカウル
の違いによって ウルトラ スペシャル ストリート ロードと
名打たれているような感じです
 
ソフテイルモデルは
排気量は1689cc
スィングアームの形状が三角で 
リジット(ハードテイル)風に見せるため
ショックアブソーバーが隠れています。
フレーム回りを美しく見せるため
ハレー本来のラバーゴムを介してエンジンの振動を抑えることをせず
エンジンにバランサーが仕込んであるのも特徴です。
どちらかというと見た目を重要視したモデルなのです。

ソフテイル ファットボーイ ブレイクアウトを基本に
クラシック ロー スリム デラックスと
名打たれています。

ダイナモデルは
排気量1689cc
一番人気みたいですね
どちらかというと 見た目より走りを重視したモデルです

ストリートボブ ローライダー ファットボブ ワイドグライド

さて、またここで謎の FX とか FL やらが
これら車種の頭に銘打ってあるのですが
X と L とはなんぞや

FXというのはフロントホィールの大径化によるカスタム色の
濃いモデルと思って良いでしょう
アメリカ映画に出てくるチョッパーなんてのは
代表的なカスタムですよね

FLというのはヴィンテージルックスのクラシック色の濃いモデルと
と思って良いでしょう
16インチの太いタイヤや深いフェンダーなどがそうですね

スポーツスターモデル
883に1200
このモデルのルーツが ダートトラックのレーサーというのは
周知だと思います。
ビッグツインと異なるのは
エンジンとミッションが一体型であり
一つのカムや二つのカムが全バルブに対応しているのではなく
プッシュロッド形式でありながら
カムが四つあり 一つのバルブに一つのカムが
それぞれ対応しています。
つまり
吸気と排気のカムを組み替えたりすることでバルブタイミングの
自由度を広げ 高回転型にも出来るということです。
カスタムを施せばそれなりの戦闘能力を発揮できる
潜在能力があるということかも知れません。

Vロッド
ハーレーの水冷版ですね
そういえば 昔 ハーレーはVR1000というレーシングマシンを
開発したことがありましたが、これのストリート版だと
思えば良いのかも知れませんね…


試乗してからの感想
何故 この無骨な乗り物が世界中で売れているのか…
この乗り物が轟かす爆音に 今まで どのようなバイカーたちが
心酔されてきたのか とても興味が湧いてきました。
考えてみると
このハーレーダビッドソンは創立以来 世界恐慌 二つの世界大戦
朝鮮戦争 ベトナム戦争 高性能日本製バイクの進出 ITバブル崩壊
世界同時不況など激動の中生き抜いてきています
日本製の高性能一点主義バイクとの比較では測られない
何かがあるのは間違い無いはずです…


試乗から 帰宅への足は 34年前のモンキーというバイクです
 これこれで ハーレーとは対照的ですが
愉快なバイクで とても満足しています。



2017年5月6日土曜日

MVアグスタ ブルターレ800に試乗した…

たまたまとはこういうことなのか…
最近 このブルターレに少し興味が湧き
一度 乗ってみたいと願っていたのですが、
願いが叶うとは…



12Rのリアブレーキパットを買いに
近所のバイクパーツ屋さん(ライコランド)へ

お店の前に設置されたテント脇に
妙なスタイルのバイクが無造作に置いてありました。


ブルターレ800
 MVアグスタF3(SS系)
インディアン スカウト

の試乗会が開催されていました。
決して狙って行った訳でもなく
たまたま 偶然に…あったのです。

沢山のライダーは居ましたが
試乗希望者は私と あと一人だけでした。

時は夕方近く 試乗会閉店間際のようで
乗れて一台ぐらいの時間しか無く
ライコランドの玄関を素通りし 
ブルターレ800の試乗をさせてもらいました。

試乗前に 簡単な説明を受けます

「ユーロ4適合車です」…はい
「腰高なので気を付けてください」…はい
「クイックシフター標準装備です」…はい
「リアブレーキが全く効きません 試乗会中不調になりました」
…はい…えぇ~
ははは、少し笑ってしまったのですが
分かりました と お答えしました。

作りが デザイン重視伊太車だけにユニークです
リアブレーキペダルの前方へクランクケースに張り付くように
ブレーキフリュードリザーブタンクとブレーキシリンダーがあり
後から 間に合わせで取り付けた感じです。
熱は大丈夫なのかなぁー なんて思いながら
どうせ リアブレーキは壊れているし
時間も無いので

早速 跨り スイッチ類と
フロントブレーキの効き具合を確認し
先導のインディアンと 途中F3 を 挟んで
ライコランドの前方道路に出てスタート
シート高は810mmということなのですが
少し足回りが固めのせいか もっと高いように感じました
ポジション的に ハンドルは幅広ですが
シート高との関係で 前傾になり ステップは若干後方気味…
デザインを重視したのでしょうか シート薄という犠牲を払ってでも
シート下に拳が入る位の隙間が設けてあります。
エンジンはSモードに設定(これは後で知りました)
吹け上がりはとても良く 低回転域からかなりパワフルです。
1速 2速 で スロットルを開けると
慣れてないせいか ダァーと体が置いて行かれるぐらいの
トルクフルな加速をします。
この妙なポジションの意味がなんとなく分かってきました。

日本仕様にしていない オルガンバイプマフラーの排気音は
大変 けたたましく とてもレーシーです
前方を走るF3(これは三本の排気管の一本に雨樋のような消音器
が付いてます)は日本仕様マフラーだけに
なおさら ブルターレは騒々しく感じました。
しかし

サスペーションはマルゾッキ
ブレーキキャリパーはブレンボ
エンジンは 3気筒12バルブDOHC
パワーモード4段階(スポーツ ノーマル レイン カスタム)
トラコン8段階調節
価格は乗り出しで150万円台ぐらいかな
ブランド性から考えると決して高くはありません。
 
美しく楽しいバイクだと思われますが
旅などには向かない レーシーな性分のようです…

とても綺麗な造形を誇る MVアグスタですが
細部を見れば 無防備な配線処理なども目立ちます…
試乗を終え

いつでも 試乗に来てくださいと…言われたので
この販売店まで機会があれば行ってみても悪くないと思いました…

インディアンのスカウトも
アグスタとは対照的ですが
 派出さは無く控えめな品格のあるクルーザーだったので
これも 少し興味があります。
(スカウトは なんとなく かっての日本メーカー作ったような
クォリティーの高さを感じました。Y社っぽい感じですかね
水冷V2エンジンのラジエター回りはアルミダイキャストで囲まれ
主張に薄く迫力の無い造形は 逆に好感が持てます。)

最近の日本車は価格も上がり
最終エディションなどと宣伝し過去の栄光にすがりついてる感が
否めません
確かに 一世を風靡した車種であったとしても
一昔前なら 在庫を掃くために安売り状況のはずです…
古い車種の一部は狂気的な価格設定となっている昨今
投資目的のユーザーもきっと居ることだろうと思われます。

小工場生産のブルターレでさえ 本国仕様のスタイルを崩さず
ユーロ規格適合車をデビューさせようと
努力しています。

国産新型バイクのデビューに目をやれば
大排気量とはいえ 低燃費を目的とした
既存のエンジンとミッションシステムを使用したスクーターが
何故 120万円オーバーもするのでしょうか…不思議です。
高級 高価格路線に舵を切りたいのは分かるのですが…
いっそのこと このエンジンで本格的なデュアルパーパスでも
デビューさせた方が良かったのではないでしょうか


ミドルクラスの日本製バイクは 前方から見ると
どれもこれも同じに見えると感じますし

ま、なんとか頑張って欲しいものです。





2017年4月16日日曜日

春爛漫…

桜の開花が先陣を切り


様々な生き物の息吹が始まります…

バイクで 大好きな山岳路を走れば
春を告げる風を感じます。


毎年の事ですが
この歳まで バイクと付き合うことが出来て
とても 良かったと思える季節でもあります

それほど 春は良い季節です…




2017年4月7日金曜日

2017年 少し気になる海外モデル…

年度も変わったところで
ちょっと 海外モデルを覗いてみますか

普段 あまり目にすることが無いメーカー
インディアン ロードマスタークラシック
排気量 1811cc
国内デリバリー 7月頃


モーターサイクルの世界も電動になるのか
BMW Cエボリューション
電動スクーターです
一回の満充電で 航続距離が160km
最高速はそこまで出ないと思いますが
(120〜130Km/h)
0〜50km/hは3秒そこそこの俊足
お値段 148〜9万円也
国内販売 5月初旬



MVアグスタ
美しい工芸品ほど壊れやすく脆いと良く言われる。
対して
 機能性もあり壊れにくい しかし 不細工である。
これは好みの問題だろう。

でも
美しい上 壊れにくく 機能性まである 
そんな 虫の良い話には期待はしない。
芸術品のような工業製品もあれば
優秀だが不細工で無機質な工業製品もある…

造形美とは構成されているパーツの
どれか一つが欠けてもダメだと思う。

乗ってみたら 嫌いになるかも知れない
いや、嫌われるかも知れないが
このバイク乗ってみたい…

まだ 眺めるだけで楽しめるほど老いていないが、
そんな日も いつか来る。


MVアグスタ ブルターレ 800RR


ドラッグスター





ツーリズモ ベローチェ




BMW
ビンテージカスタムをメーカーが施せば、
ヘリテイジモデル R NINE T RACER 

販売日  4月14日


TTの伝統と栄光を
英国産
ノートンV4RR
エンジンはアプリリアから提供されたのだろうか
値段は…380万円
TTレーサーレプリカ版で 600万円












2017年3月21日火曜日

スクーターという乗り物 トリシティの長所 短所…

人は欲張りだと思います…
 分かっていてもついつい多くを求めてしまう。

スクーター初心者であるがゆえ
(トリシティ購入前 生涯経験走行距離30km位)
多くを求めてしまったことを 前置きして
トリシティーという乗り物の辛口評価をします…。
YAMAHAさん 御免なさい。

トリシティの波状路走行動画がユーチューブなので
数多くアップされています。
良ーく 観察すると
前二輪の片側一輪だけを波状路に乗せて走るシーン
もしくは
前両二輪を交互に波状路に乗せて走るシーン
が多く 
後輪は凹凸の無い平坦な路面上です…

たまに ダートなんかを走っているシーンなども
ありますが…転倒し難いというだけのことで 
速度を上げればバイクが壊れそうです…。

前二輪が同時に波状路へ進入し
後輪も後に続き波状路へ進入すれば…
とてもじゃ ありませんが フロント リアへの突き上げは
半端ではありません。
波状路の間隔が長ければ ゆっくりと走る事はできるでしょうが、
間隔が狭ければ 走れたものじゃないでしょう。
仮に 狭いフロアーの上で
スタンディングポジションをとったところで
この突き上げを回避することは不可能です…
普通の二輪スクーターも同じだろうと思います。

オフロード車でダート走行時
前方の大きなギャップを通過したり
拳台の大きな石がゴロゴロしているような路面を走る場合は
さらに スロットルをガバッと開け フロントの過重を抜き
やり過ごし、高い速度で走ることができます
後輪が大きく横に流れようが、大きく跳ね上がろうが
ひたすら スロットルを開け、前輪が接地するかしないかで
加重を抜いてやれば 走破できます。
オフロード車の足回りは実に優れています。
対して
スクーターの足回りユニットでは 何をどうしようが
構造上絶対無理だということです。
そもそも 
エンジンも含め動力に関わるすべてのユニットがリアアームとなり
リアサスと同時に稼働しているわけですから 
緩慢な動きをするのは仕方の無いことなのです。

このトリシティを購入した時 三輪あるのだから…
もしかしたら オフロードもイケルかも という期待もあり
低速度域なら なんとかなるかも…
淡くも そんな期待は吹っ飛んでしまいました。
分かっていたとはいえ やはり これはシティーユーズであり
生活する上でユーティリティー優先の
乗り物なのだ…ということを 新めて思い知りました。


 雨水の流れで大きく抉(えぐ)れた轍(わだち)などは 前二輪あるので
ライン選択で悩みます…。


大きな段差があれば諦めるしかありません…。


このようなスクーターにとって
厳しいテスト走行みたいになりましたが、
この手の 乗り物は市街地舗装路限定で
はじめて 真価が問われると言って良いでしょう…

勿論 12Rなんかじゃ
こんな路へ 入ることすらありません…が

まとめ

前輪二輪が同時に 障害物を乗り越えた時
(ゼブラ帯であっても)
もしくは
旋回しながら 片側のテレスコサスが沈み込んでる状態で
歩道の僅かな段差などへの進入時 衝撃が結構きます。
確かに 安全に旋回することの楽しみはあるのですが
この辺の改良をしないと
大排気量車に このLMW機構を採用するなど
難しいかも知れません…

しかし

このトリシティ単体の価格(税込み36万円ぐらいだったかな)
というのは
消費者目線として また 庶民の足として 
メーカー(YAMAHA)さんからの
良心的な贈り物じゃないだろうか…と思えます。
沢山の人が購入できる価格帯と排気量です。

トリシティを含めたスクーターたちは 
趣味性の高いバイクとは違い
通勤 買い物は勿論
イベント事の正装時などでも 乗って駆けつけることが出来る
実生活に密着した
まさに パブリックライフに溶け込める乗り物だと断言できます。

スクーターは初めての所有だし、
こんな 色物(奇妙な)バイクだけに ついつい色々と
テストしたみたくなるものです…

スクーターという乗り物がどういうものなのか
大体ですが、分かってきつつあります。

トリシティの良いところ

制動性能
(三輪での制動は目一杯ブレーキレバーを握れ
転倒する気がしないので 先の見えないコーナーでも安心)
 
旋回性能
これはオンザレール 旋回最中でもブレーキレバーを握れば
安心感の中減速することができる 転倒する気がしません
ただし
やりすぎると 道路状況によってセンタースタンドどころが
フロアー擦りますよ
ちと 怖い思いもしました。

 
耐突風性能
強い横風でもステアリングを取られない 
乗り手が強風で ゆらっ ときても 怖くない
特に今後
魚釣りなどに使用するつもりなので 海沿いの突風を
気にせずに済みます

トリシティの悪いところ

出足の性能
信号停止時 小型スクーターたちは必ず四輪の間をすり抜け
停止線まで来ます そこで熾烈なシグナルレースがあります。
エンジンを吹かすことのない それはそれは静寂な
全開スタートなのです
(ま、ブレーキレバーを引きながら吹かすことはできるのでしょうが、
これやったら 知能程度が知れる)
こういう世界があることを初めて知りました…

切り返しが鈍重
(最初はそんなに感じなかったのですが 前足が二つあるので
これは仕方無い)

そんなところですかね。


今後は このバイクの特性を踏まえた上で 
付き合っていこうかと思います。






2017年3月18日土曜日

外せない路 そして絶景



絶景と缶コーヒ 最高の御馳走


頂上まで タイトなヘアピンで構成された峠
朝の散歩で ここは外せない


そして もうひとつ
昔 ここは沢山のバイクが走っていた 
休憩場所のパーキングには 多い時で20騎ほどの
バイクが集まり ここを往復していた…。
中速コーナーが続く峠
遅いバイクは間髪入れず 抜く そして 抜かれる
昔、ここの流儀だった。事故も結構多かった。
そして
もう、そんな時代は終わり
山の空気を一杯浴び 流すように走る…。
朝の散歩でここも外せない…


昼には 帰宅しないといけない…

青い …
空も 海も…

12Rでの午前中の散歩…
速いとか 遅いとか 巧いとか どうでも良い
心からバイクという乗り物を楽しみたい

往復で 約 200Km…

久しぶりに乗っても ちゃんと体は覚えている
長い付き合いだけに そう簡単には忘れない




2017年3月11日土曜日

トリシティは実に楽しい 

走行距離も1000km超えたので
燃料満タンから空っぽになるまで
山岳地帯から海岸線 脇道の未舗装路も含め 
走ってみました…

燃料がリザーブになると トリップメーターが
0になり そこから 走った距離が積算されていきます…

スロットルも遠慮無く開け 
コーナーも センタースタンドが擦るまで倒し込み
勾配のキツイ未舗装路の登坂もしてみました…
当初、あまりの非力さに驚いたのですが、
思ったより 登坂はいけます。
速度はそんなに出ませんが…笑 
大きな排気量のバイクに抜かれますが…笑
出足も必要にして十分です…。

結論
実に楽しい…コーナーが
実に気軽…気軽な服装で
実に便利…買い物なんか

もしかしたら 長いことバイクに乗り続け
普通の二輪バイクでは物足りなくなったのかも知れません
だから
こんな色物(奇妙)バイクを 本能的に選んだのかも…?

今の興味は これの155ccです。
理由…??は
パワーがどうのこうの…
高速道路がどうのこうの…
ブルーコアがどうのこうの…

…ではありません

強化されたフレームと
それによる 
旋回性の味付けの違い に 凄く興味があるのです…
なによりも これで高速道を走ってみたくなりました。

知らなかったのですが
このバイクには賛否両論があるようですね
250ccなら…とか
3本タイヤがある…とか
重い… とか

しかし

所有して分かったのですが
良く こんな乗り物を こんな価格で販売出来るものだと
つくづく感心しています。
(私見ですが 第一段は試験的に採算度外視で
デビューさせたのかも知れません。今後 色々な付加価値を増やしながら
販売価格を上げてくる予感がします。)


実用としての
気になる燃費なのですが
今回 山岳地帯や様々な未舗装脇道 海沿いを 思い切り走り回り
走行距離 241km
給油量 5.75L
燃費 41.9kim/L

上等です…。

観光へ…

近場の夜景へ

次回は釣り竿を持参で…

奥深い山中の河原へ脇道を降りて…
シート下へ収納した保温ポットのコーヒーを頂く。

天山登山道とかいう脇道へ…
かなり勾配のある未舗装脇道も左側レバーを握れば
3本のタイヤで踏ん張り
 滑り落ちず止まれ ATなのでスロットルを開ければ
そのまま 後輪は空転せず走り出します…

今回 トリシティ購入時 他の候補バイク

セロー250 … 
世界観があって良いバイクだと思いますが
オフ車時代 単発の 2ストコンペ(モトクロッサー) 公道用2スト 公道用4スト
と 結構乗ってきたので 新鮮さを感じず…
セローも含め 今時のクォーターオフロード車全般でも
本格的なオフロード車とは似て非ざるものと思っていますので…
ただ、オフ車で オフロードコースを目一杯 走る訳でもなし
主に未舗装脇道 または薮こぎとなれば やはりセローですね

カブ …110
スーパカブは日本が誇るベストセラーバイク 
路を選ばない 日本一周等の長距離ツーリングだとすれば
間違い無く これを選びます…
ただ、 これも学生時代50ccのカブをバイトで嫌というほど
乗っていたので 新鮮さを感じず…
それと これ乗って遠方に出かけた時 地元のオッサンと
間違えられそうでなので…面倒くさいです。

ブロム や z125… 愉快なバイクたち
モンキーを所有しているので
走る 走らないは 関係無く 
どうせなら 思いっきり愉快なバイクが良いです…。

他のAT小型原付2種(125cc未満スクーター)
良く知らないのですが、どんな良いことがネット等でうたわれていても
一切 興味が湧きませんでした…
どれも これも 同じに見えてしまって…(笑)
というか
今まで、スクーターには興味が無く
国産初の逆3輪車にだけ触手が動きました。
また、
原付2種なので ファミリー特約保険の恩恵も受け
維持費も安いですし。

バイクは
楽しいが一番…ですよ。





2017年3月1日水曜日

トリシティと山路…そして用途





走行距離600kmで エンジンオイルと
ギアオイル(ベルト駆動の最終ギアなのか 
ベアリングとかが浸っている箇所なのか?不明…)を交換し
スロットルも開け気味にできるようになり

勾配がきつい頂上までヘアピンで構成された
地元の山岳路をトリシティで走ってみました…

思っていた以上に
普通に走行している4輪の流れに
追いていけます…
追い越しは 瞬発力が不十分なので無理ですが
ヘアピンなどは 旋回性が良く転ぶ気がしないので
気持ち良く走れ
前方の4輪との車間があっても
 いくつかのヘアピンを抜けると
車間はアッという間に縮まっています。
速いとか遅いとかは別にして 意外に山岳路は楽でした。
納車時から間も無い頃 
あまりの非力さに登坂なんか出来るのだろうかと
とても 不安だったのですが 想像以上に登ってくれるし
最近では
出足も結構 元気になってきました。



ちょっと脇道に入り 小川のせせらぎの音に
身を委ねたり
山中の人知れずたたずむお店で食事をしたり

 暖かいコーヒを注いだ 保温ポットをシート下へ収納し
海原を前に潮騒を聞きながら頂いたりしています。


すでに グリップヒーター ナックルバイザー 
シガーソケット&USB電源を
取り付けました

後は 釣り竿と小型クーラーが積めるよう
工夫をしてみようかと思っています…。

いま
スクーターとはこういう乗り物なのかという
訳の分からない新鮮さを ひしひし と 感じています。








大型バイクの維持費用と割賦払い考察…。

バイク屋さんに行くと
月々 ¥………… とか
今なら 特別金利で とかが
目につきます…

考え方として
楽しみを先取りするか
我慢して楽しみを後に回すか
というような単純なことでもないのですが

少々の金利負担でも ローン購入が都合の良い人
(例えば経営者で車体(償却費等)と金利を経費に計上出来る人とか
手持ちのキャッシュを減らしたくない人)
キャッシュが無い でも欲しい だから とりあえずローンを組む人
頻繁な買い替えを抑制するためローンを組む人
ま、十人十色です

では ここで
大型バイク1台 維持するためのコストを
私の12Rを例に挙げ数字に置き換えてみようと思います。
車両はキャッシュ一括購入ですが この償却費は含まず
 ピュアな最低限の維持費でおおまかに…。

 10000㎞以上距離を走る年もあったので
あくまでも私の場合ですが
(ランニングコストは公道用として高い部類)
走って走って年間10000km走行したとして
タイヤ 2セット(ライフ1セット5000km45,000円x2)…90,000円
オイル交換 3回(うち一回はエレメント)…30,000円弱
エアーフィルター一個…6,200円
任意保険代(61%引き)…18,000円
自動車税…6,000円
車検代…約50,000円(バイク屋さんへ依頼して)…年25,000円
ガソリン代(燃費13km/L ハイオクL130円)…100,000円

合計で 年間 275,200円
(ブレーキパット ワイヤー類 チェーン スプロケット等
の消耗パーツも含まれていません)

不測の修理代や ヘルメットやウェアー購入ーなども含まず
任意保険も最大割引の場合で…上記金額です。

この数字から判断して大雑把な計算になりますが
2年も乗らなければ
小型二輪程度なら 新車で購入できます。

さらに 
これを月間コストに換算 22,933円
1km走行に掛かるコストに換算 27円52銭
(年間経費275,200円÷年間走行距離10,000km)
となります

さらに
上記金額に車両代金は含まれていませんが
仮に新車扱いとして(私のは中古なので数字はこれより低いです)
1,500,000円の車両代を 5年均等償却で計算し含めると
年間300,000円

月間コスト 25,000円
1㎞走行に掛かるコスト30円…が
(年間償却費300,000円÷年間走行距離10,000km)
加算されることになります。
(勿論、償却終了後 売却で価格が付けば 
この数字から引かれます)

大型バイクの場合 走る距離に比例しコストは掛かります…
距離が増えれば増える程 バイクの価値が下がります…。

例えば 
バイクを手に入れるだけで満足
眺めるだけで満足だという 盆栽的要素の強い人も居れば
逆に
バイクは走ってなんぼ 走るのが大好きで
 思いっきり走りたい人も居ます
(走れば 走るほど 消耗パーツ代も含め コストも掛かります)

バイクを手に入れると
身に着ける装備品も 欲しくなりますし
それも決して安くありません…
(車両の格と身に着けている装備のバランス)

個人的見解ですが
バイクは趣味性の高い 遊びツールと割り切っています。
私は 学生の小僧時代
 割賦払いで2〜3台程入手したことがありますが
(ローン会社からの借金1台と バイク屋からの信用借り)
以降 ローンは組んだ事がありません
おそらくですが 今後も無いだろうと思います。
ただ
もし 月に使うお金が 余ってしょうがないという状況になれば
別ですけどね…。

でも…もしも … もしも
一生出会えるか出会えないかのような
夢にまで出てくるような
悩ましいバイクが あなたの前に現れた時
入手のための キャッシュが揃えられない
その時こそ
最後のカードとして
割賦払いでも 手に入れるべきだと思います 





2017年2月24日金曜日

ZX-12R …乗ってやらねば。







1ヵ月ぶりに エンジンを始動
エンジンはまだまだイケる…。
私のところに嫁いで
14年目から 15年目に突入しようとしています…
私のところに来た時 走行距離7000km台
新車並みにピッカピカだった。
ZX-12R A1型 2000年モデル
現在 積算走行距離 92500km

バイクを買い替える度に
今度こそは10年は乗るぞ
リッターオーバーを乗り継いで 新車で購入しても
1年半もすれば 飽きて乗らなくなった…

でも
12Rは乗り続けた… 
乗って乗って14年経過しようとしている
そして 15年目に突入しようとしている
その間 試乗も含め沢山のバイクに乗せてもらった…。
不思議なものだ
10年も経てば飽きるだろうと思っていた
それが
逆に離れられなくなった…
体の一部みたいになってしまった。
久しぶりに近場を走った…。



年甲斐もなく…これがいい


2017年2月23日木曜日

グリップヒーター …無いと寒い。




やはり 必要です … グリップヒーター

12Rには ホンダ純正グリップヒーターを装着しています
2011年に装着し 今だトラブルも無く作動しています…。
おかげさまで 零下の中を走っても
手が凍えるということは無く
手の平からの温もりのおかげで体の凍えも軽減してくれます…

今回 原付二種を入手し 
 トリシティなら防寒用ハンドルカバーで良しと
思っていたのですが、
冬用の分厚い手袋を引っ張りだしても 
手が凍えて 身体まで凍えて…
最後は心まで凍え 耐えられませんでした。

早速 安価でも良いので グリップヒーターを
ネットで探索開始


ヤマハ純正をはじめ メーカー純正は極端に高価格
その他 極端に低価格メーカー や 巻き式
及び
スロットルパイプと一体型
(グリップ径は大きくならないようですが、
これは スロットルパイプがアクセルワイヤーへのアクセスや
ホルダーと合わない可能性を若干懸念)
でパスします…

デイトナは少し高いのでパス
キジマとKOSOは同じ製品っぽく 
KOSOにはゴムのグリップスペーサーが付属していたので
KOSO を チョイスしました…。

その他に必要なものは
トリシティのホルダーやアクセルワイヤーにアクセスできそうな

純正グリップを大事に保管するために
スロットル側グリップは スロットルパイプごと交換という前提です。

左側グリップは切らずに綺麗に外す自信はありますが、
スロットルパイプ側はグリップを綺麗に外すことは出来ても
純正スロットルパイプには凹凸がある可能性があるので
新たなグリップをスロットルパイプに差し込むには手間が掛かる
社外スロットルパイプはノースリーブなうえ 安価です…。


トリシティの樹脂製のステアリングバーのカバーを外すと
なんと 遊んでる3極カプラーのメスがありました。
検電してみると イグニッションスイッチ連動の+線とアース線だったので
ここから グリップヒーターの主電源を 取るという前提…。
おそらく アクセサリー専用電源として遊びのリード線が
最初から装備されているということなのでしょう
タイ生産のトリシティですが この辺は親切というか
気が利くというか お客目線というか…
今やバイクもスマホにタブレット ナビゲーション の 時代です。
あくまでも 自己責任という形ですが
 「ユーザーが 好きにアクセサリーを選択してくだいね」
という 声が聞こえてきそうです。
当然のことですが、自分で取り付けることが出来なければ
バイク屋さんで ちゃんと工賃を払えば手間も掛からず
好きなアクセサリーを取り付けることが出来る訳です…。
私は自分でしますけどね。


家族が寝静まって 夜中の作業です…
さて 始めますかぁー

せっかくのアクセサリー用電源カプラーなので
グリップヒーターで占領させるには ちと 勿体ないので
少し カプラー改造
購入したカブラーオス側のギボシに
グリップヒーターのリード線とアース線を
 一緒に もう一本づつ(+とアース線)
リード線を増し付けします。 
それに メスカプラーを取り付け今後のアクセサリー増設用として
遊びのカプラーメスを接続…。
(あくまでも自己責任です 私は電気知識として+と-しか知りません)
この時、カプラーは決まった差し入れ方向があるので
リード線の+と-線を間違えないようギボシにかしめます。


もうこの段階で グリップヒーターの主電源リード線を取り付けた
オスのカプラーを トリシティ側メスのカプラーにインサート
エンジンをスタートさせ グリップヒーターコントローラースイッチオン…

コントローラーのヒーティングを最強にし温めておきます。
その間に 他の作業(純正グリップ外し)をします。
熱々になったグリップは容積が増え弾力性も増すので
差し込みが容易になるという 独断と偏見です。

パーツクリーナーと長めのマイナスドライバーを用意し、

純正グリップ(最初から付いているグリップ)外しです
まず、左側からですが かなり強力に接着されています。
長めのドライバーをハンドルバーとグリップの間にこじ入れ
隙間を開け そこから パーツクリーナーをひと吹きします
さらにドライバーを奥に差し込み さらに ひと吹き
この段階で グリップをすこし捻れば スポッ と 取れるはずです。
少々 ハンドルバーに傷が入りますが
あくまでも 自己責任です…。

スロットル側は グリップとスロットルパイプごと外します
スイッチボックス兼ホルダーを開け スロットルワイヤーの調整ナットを
目一杯緩め 慎重にワイヤーのタイコを外します
(このとき くれぐれもワイヤーをプライヤーやラジペンなどで
つままず ワイヤーの傷や折れは切れの原因となりますので)



外し終えたら あらかじめ購入した 社外スロットルパイプを
取り付けます
この時も 無理をせず 優しくワイヤーのタイコを2本とも はめ込みます。

後は調整ナットを絞め スイッチボックス兼ホルダーを閉めて…
グリップヒーターの差し込み作業に入ります…

すでに エンジンを掛けたまま
コントローラーを最強にセットし、ぶら下げていた
グリップは熱々のホヤホヤ状態なので 簡単に差し込めます

これも独断と偏見なのですが、
最初から この商品に梱包してある 接着剤は使用せず
G17という弾性のあるボンドを使いました。
(これは どこのホームセンターにも置いてあります)
すぐに乾くボンドは グリップ調整の位置決めで性急さを
強いられる羽目になりますので…。


配線を結束バンドで整理し ステアリングバーの樹脂カバーを取り付け
コントローラーの位置決めをして終了です…。

私の場合 マウントバーを取り付けているので 
そこに ヒーターコントローラーを取り付けました…。


ちょっと見づらいけど マウントバー左側にコントローラーを取り付け
ナックルカウルもあるので 10度以下の気温で 軍手もOKです…
とても 暖かいです…凍えません。

以前 12Rに取り付けた時に比べ
世の中は 凄い速さで走っているようです…
取り付けも手間も簡単になり
様々な 種類のグリップヒーターが
ネットで安く売られています…
決して 高い物が良い評価とも限りませんし
コスパ(費用対効果)が重視されているようです。
レビュー評価など 色々な情報を さらに噛み砕き
購入判断すれば問題はありません。

勿論 取り付けに伴う ヒューズ リレー カプラー
ギボシ 検電テスター リード線 なども簡単に買えます…。
もう 純正に こだわらなくても
自己責任で 自らが考え選択できる時代だと思いました。

耐久性に関しては分かりませんが
少なくとも
以前 12Rに取り付けたものより
グリップそのものは ゴムの質感が良く、
急速ヒート メモリー機能可能なコントローラーも
良く出来ているなぁーというのが 率直な感想であり、
最強にすると 素手では握れないぐらい暖かいです。

今後 これで様子を見てみますが、
この 価格なので 仮に壊れたとしても あきらめが尽きます。