2023年3月26日日曜日

バイバイ逆三輪  5年間の感想

3月22日
トリシティとの予定していなかったお別れ

今までありがとう…
買い物 釣行 徘徊…etc
5年間 凄く楽しかった。
そして このバイクを所有したことによって
スクーター系に対しての考え方が
180度変わり LMWを存分に楽しませてもらった。

ちょっと乗った程度の
聞きかじり ネットかじり の知識しか無い人
バイクの固定観念(こだわり)が強い石頭
ほど

「ア~だ コ~だ」 と知ったかぶりします…
思考は自由なので それで良いと思いますが、

この三輪車は 新しい異形なので 
そんな人たちから標的にされやすいかも知れません
新しいものを叩く人は必ず居ます。

バイクなんて 最低1万キロ走るか 3年は付き合わないと 
良さが分からないこともあると思います…。

5年付き合った感想

良い点…

圧倒的な安定感 雨や濡れた路面での安心感…
これに尽きます。

吹き飛ばされそうな突風の中を走行しても
怖くありません
(突風の強い日 2輪車で橋を渡るのは少し怖いですよね…?)

道端の縦段差や轍ではハンドルは取られず
前2輪は見事に凹凸をいなし 轍から脱出できます…
すり抜時 側溝の蓋の部分など落ち込みがあっても
挙動ひとつ乱れません。

危険回避性能
先が見えないコーナーでの出会いがしらの対向車
や路上の土や砂 砂利などへの対応(制動や回避)にも優れ
センタースタンドが接地するぐらい倒し込んでの旋回中
 咄嗟にブレーキを握っても怖く無く制動出来、
凄くブレーキが効きます(3輪制動なので)

旋回性能
肩肘張らず楽に かつ 怖く無く旋回出来き
(左側はセンタースタンドがセンサー代わりになりますが、
右側は今だ限界が分かりません) 
公道で安全マージンをたっぷり確保しつつ
 速く安全に走れます…。

長距離での疲労度
とにかく 疲れません

そして 唯一無二のスタイル…
好き嫌いはあるはず、私的に 好きです…。

悪い点

良い点とのトレードオフなので仕方無いが
車輛重量がある…引き回しなどで重いですね
大柄な人にとっては足元が狭いと思います
自分だけかも知れないけど 尻が痛くなりますね…。

ぐらいかな。

これを購入した人は
脅威の安定性と前輪の接地感に驚くと思います…。

そして 長く乗れば乗るほど3輪の虜になる
可能性が高いはずです…。


今は 1年程まえからの経緯の中
抹茶ラテのハンターがわが家にやって来ました…。
凄く楽しい抹茶ラテでありますし
素晴らしいエンジンに 素晴らしいデザインですが、

舗装路での 前輪接地感 安心感 気軽な積載 
旋回を含む走行性能 実用車として だけであれば
三輪車が遥かに上だと断言出来ます…。


次のオーナーは中学時代からの同級生なので
今以上に大事にしてくれるはずです…
知らない人であれば譲渡はしなかったはずです…

眼をつぶると何故か
白い髭と しわだらけになった老体の自分が
3輪155㏄で山ン中を走っている 光景が目に浮かびます。
















See you トリシティ



 

2023年3月21日火曜日

ハンターカブ Dユニット(配線一括管理)

Dユニットとは 
増設電装品のための増設配線ツール…
こういうものの存在を知らんかった…です。


電気に無知なアホなので
今までのように適当に作業するわけにもいかない
コレを取り付けるために少しお勉強…

アンペア(電流)A
字の如く流れる電量 住宅の電気代はA数で基本料金が異なります

ボルト(電圧)V
字の如く電気を押し出す力 日本の住宅は一般的に100V 

ワット(消費電力)W
字の如く消費する電気 電気代が高い製品は表示W数も大きい

アンペア数A X 電圧V = 消費電力W
消費電力W ÷ 電圧V = アンペア数A
消費電力W ÷ アンペア数W = 電圧V

配線の太さに対する耐 W消費電力 A電流量(DC12Vの場合)
0.2sq  … 2.5A 30Wまで
0.5sq … 5A  60wまで
0.75sq… 6.6A 80Wまで
電装品を装着する場合 
製品にはW数が標記されている
そのW数やA数によって配線コードを選択

ギボシ加工について 
電源側だと絶対厳守
プラス線をメスギボシ マイナス線をオスギボシ
理由は考えれば分かるはず(アホな自分でも分かった)

電源には 
常に電気が通っている 常時電源 
イグニッションキーを回して電気が通る 
アクセサリーACC電源がある

この抹茶ラテの発電量
190wです(結構ありますね)

12V (ボルト)なので
190w ÷ 12V = 15.8A
もともと装着されている電装品の消費電力が 
多めに見積もって80wぐらいだとしても

110w ÷ 12v = 9.1A
ちなみに最初に装着したグリップヒーターの消費電力は
最強にして34.8wの消費電力なので 残りは75.2w位…。



Dユニットの役割(利点)


通常は
バッテリーから直で増設電装品を繋ぐ場合
間にリレーやらヒューズを中継させないといけない
また
イグニッションスイッチ連動のアクセサリー電源を
その都度捜さなくてはいけない上に
電力の共用(電源の間借り)になってしまう

Dユニットの場合 プラス線とマイナス線を
バッテリーに直接つなぎ アクセサリー電源の信号を
検知する配線をアクセサリー電源に一本だけ接続すれば
上の画像のように 三つの電装品装着が可能になる…。
理論上イグニッションスイッチ連動 バッ直電源となるわけで
Dユニットとは タコ足配線できるリレー?みたいな
もんだと思う…。

Dユニット を 装着する

これも 動画検索すれば山ほどUPされているので
今更ながらの感はある…
自信が無ければ 
最寄りのバイク屋さんに依頼することを勧める…が、
ホンダ夢店へ 別の事で相談したところ
このやり方を凄く嫌っていた感はあった。
そう、ベテランほど
新しいシステムを受け入れたくないようだ。
昔ながらの フロントブレーキスイッチから接続する
アクセサリー電源用配線端子を渡されてしまった…。


遊んでる赤いカプラーがある…
サービスカプラーかと思いきや 診断カプラーらしい。
しかし ここからアクセサリー電源は間違いなく取れる


キタコから出ている 電源取り出しカプラーがピッタシ合う
(赤線ギボシに繋げればOK)
但し、新型ハンターには使えないようだ…。


この便利なDユニットを他のバイクに使いたいので
エーモンの電源取り出しハーネス付のヒューズを使った…

走行に多大な影響のあるヒューズはそのままで
検電ペンでACC電源か否かをちゃんと調べること…


後は戻していくだけ…
これで
補助灯を取り付けることが出来きます…。

なかなか 楽しい…

カブだから出来るわけで
100万も200万もするバイクじゃ怖くて出来ません…。









2023年3月17日金曜日

ハンターカブ グリップヒーター 

難関はグリップエンドの取り外し


手の平は暖かくても 手の甲は冷える…だから意味が無い…
そんな意見も良く聞く
いやー、やっぱり電熱グローブが一番という人も居るだろう。

グリップヒーター初体験は 今から11年程前に遡り
ZX-12R時代だ。
真冬になると 分厚いウインターグローブを使用するのだが
それでも 手はかじかみ 指先の感覚が失くなる…
おまけに 分厚いグローブのせいでウインカー等のスイッチ操作が
やり辛いのだ。
電気に詳しい友達に来てもらい 作業をした覚えがある…・

その後 増車した
トリシティにもグリップヒーターを取り付けた
この時代になると
国産バイクにグリップヒーター標準装備のモデルも
出現しだした。


グリップヒーターについて

取り付け方法に関しては
YouTube等に沢山UPされているので…今更感もある。

最初だけ苦労する
抹茶ラテの外装を外す方法も動画内にあり
4輪用の外装外しをホームセンターで用意して挑むべし

配線を治めるために外装は必ず外す


抹茶ラテにはプッシュリターンピンと爪が多用してあり…6角穴ボルトも
それぞれ長さやカラーの厚みが違うので くれぐれも丁寧に優しく…。

難関グリップエンド
グリップエンドの外し方…一つ目
 ショックドライバー OR インパクトドライバーの必要性を述べている動画が多いが、ハンドルバー内のウェイトとグリップエンドは強力にネジロックで留められており 共回りするためネジが緩まない おまけにプラスネジだ…バイスプライヤー等でウェイトの一部を挟んで外そうと試みている人など居たが下手するとネジ山を潰す…。意外に抹茶ラテのグリップエンドは優しく外せるようなシステムになっている。
 このバイク開発した人はよほどピン好きなのだろう…グリップを少しずらせばハンドルバーの上下に小さな穴が見えるはずだ そこを細い棒で穴から見えるピンを交互に押しながらグリップエンドを引っ張ればハンドルバー内のウェイトと一緒に引き抜くことができる。 但し グリップをずらすために ブレーキレバーホルダー スイッチボックスを外し グリップを少し奥にずらしてやらないといけない…。

グリップエンドの外し方…二つ目(推奨せず 完全自己責任です)
 上記のやり方以外で取り外したい場合、ショックドライバ―でも外れないし インパクトドライバーを所有していない どうしてもグリップエンドを外したい。その場合はトーチバーナーでネジをピンポイントで熱して執拗に固まったネジロック剤を溶かす…。この時 グリップエンド以外のパーツが燃えないように養生保護し火力はネジに対してピンポイントで…。根気よくネジの緩みを確認しながら続ける。
 

私的に外れないネジは許せないタイプです…

スロットルパイプの純正利用は厳しい。
スロットルパイプは別途汎用品を用意…
 純正スロットルパイプの凹凸は生半可ではなく グリップをよしんば外せたとしても ヒーター付きグリップをはめ込むためには この凹凸をすべてフラットに削り取らなくていけない…大変な作業なので私的に避ける。

 スロットルパイプからのワイヤーの取り外し 取り付け…
 グリップ側にアジャスターがあるが、スロットルボディー側のワイヤーロックナットも緩める…。


矢印のナットを緩めると スロットルパイプ側の
太鼓が外しやすくなります…。

アクセサリー電源取り出しハーネス
 一番手っ取り早い方法は、抹茶ラテにはライトケース内にアクセサリーサービス電源コネクターがあるので ここに電源取り出しハーネスを取り付ける…
 



ステーからヘッドライトケースを外し
ヘッドライトケースをサイドのプラスネジを緩め ライト本体を外す…
ライトケース後部上側にあるプッシュピンを押すと 配線をまとめている
ケーブルバンドが前に落ちくるので…そこから青いカプラーを捜し
社外の電源取り出しハーネスのカプラーを接続します。
出来れば この時
ヘッドライト本体も カプラーコネクターから外し
作業をやり易くします…。

(カプラーの爪は押して外す場合が多いが逆もある CT125の場合
どっちだったか忘れました m(__)m)
この段階で グリップヒーターの配線を繋いで スイッチオン
装着する前、ホッカホッカに温めておきましょう。

旧いグリップを外す
 スロットル側はスロットパイプが装着されたまま外す…左側グリップはマイナスドライバーをグリップとハンドルバーの間に こじ入れ その隙間からパーツクリーナーを噴射…それで取れる。


グリップヒーター取り付け
 電源を最強にし ホッカホッカゆるゆるにしとけば簡単に差し込める YouTubeなんかでプラハンやゴムハンで叩いて差し込んでいる人を見かけたが、ヒーターの電熱線が断線する可能性もあるので私的には絶対に叩かない。
 汎用スロットルパイプ側も優しくグリップヒーターを差し込んでやる…私的に訳あってボンドは使用していませんが、通常であればボンドを塗り位置決めをしましょう…。

後は 今までの行程を逆に行い元に戻して
終了。

他にもアクセサリ―は装着するのだが、
ライトケース内は狭く これ以上配線を増設出来ない…
そこで
アクセサリー電源一括管理できる便利なツールを発見したので
次回は補助灯編でも …




キタコ (KITACO) スーパースロットルパイプ 












2023年3月12日日曜日

ハンターカブ の 箱


誰が何と言おうと箱は要る
一度味わったら箱無しのバイクなんて
ETC無しの大型バイク…なんて…
唐辛子を入れない うどん…なんて




上画像 箱取り付けの共通点

それは…
箱専用のキャリアであり そのキャリアには
台座(アタッチメント)が装着され…
箱の脱着がワンタッチで出来るわけだが
箱を外しても 箱以外に利用方法が無いわけであり
50ccを除いて
タンデムの空きは確保している…。

さて
ハンターカブのどデカいキャリアの話になると
この どデカいキャリアは多目的であり
色々なモノを積載するために生まれたキャリアだと推測…。
ならば 
色々なモノを積みたい…

Amazonで 「ハンターカブ」「トップケース」と検索…
そしたら ビックリの驚き。
大排気量アドベンチャー大陸横断に取り付けるような
見るからにヘビーな 中国製の箱が所狭しと販売されている
おまけに 台座(アタッチメント)はキラキラの金属製だ
折角のどデカい ハンターカブの売りであるキャリアに
台座(アタッチメント)付きの箱ってどうよ?…それもキラキラ。
箱を取り外しても 
見た目微妙なキラキラ台座がキャリアの一部を占拠している…。
そして何よりもこの箱と台座のセットだと結構ヘビーそうだ。
ただでさえ フロントライトな不安を感じるハンターカブに
リア加重過多の箱は走行性能に差しつかえるはずだ。

つうことで ハンターカブの箱 条件は次のとおり

1、軽量であること
2.箱の蓋が平であること
3. 台座無しかつ箱の脱着に手間が掛からないこと 
4,箱を装着したままで蓋の開け閉めが出来ること
5,箱に鍵が付けられること
6,頑丈であること
7,そこそこ見た目が良いこと(そこそこですね)
8,箱の中をジャブジャブと水洗いできること…。

ある箱に決めました。







下に固いスポンジゴムを敷き 
バックル付きベルト4本で固定




黄色の部分はゴムパッキン…防水



好みの錠前を使う



この箱は イスラエル製です 頑丈ですよぉー
大口径弾薬でも入っていそうな雰囲気…。

上部からの耐荷重100kg
取っ手(ハンドル)サイド 上部 耐荷重50㎏
試しに上に乗ってみたが ビクともしない
この箱自体の重さは4.8kg らしい

これで500㎞ほど走ったが
今のところ問題は無い…
しかし
必ず 取り付け箇所の点検はしている…
くれぐれも箱の脱落は無いように注意が必要…

あくまでも このようなツール選択は自己責任だ。

パチパチとベルトのバックルを外せば簡単に
取り外しが出来る…
取り付ける時もベルトを若干緩め パチパチとバックルを留め
ベルトをギュッと締め込めばガッチリ固定される
キャリアには 厚み20㎜の硬いスポンジゴムを敷いているので
ベルトの締め込みは決まる…。
ツーリングバッグの取り付けから少しヒントをもらいました。

サイズは色々とあったが これは45Lとのこと…
これで足りなければ この上のサイズに換えるだけで
大きさに関しては選択自由ということです…。
ちなみに上のサイズLだと縦横は変わらず高さが10㎝ほど増え
ヘルメットが楽々入ります









2023年3月5日日曜日

ハンターカブ…オイル交換

ハンターカブ…オイル交換

3月2日

距離 647km 

FullSynthetic 10~40

オイルはとりあえず家にあったものを…
良いか悪いか分からないが
大昔のモンキーに使用しても 問題無く
調子が良かったので…
鉱物油OR化学合成油など色々と意見はありましょうが、

いずれにしても 次も早めに交換する予定なので



距離的には やや早いかもしれないが、
バイクが海外生産ということもあるし
オイルの状態を見てみたかったので…
案の定 粘度は問題無かったが
結構 汚れていた。

あと
前後輪のアクスルシャフトや
スイングアームのピポットシャフトあたりも
一度抜いて点検してみようかと思う…
多分 ノーグリスじゃないかなぁー


今のところ 楽しませてもらってる
拡張パーツを増やすことに関しては 
色々と想像力が膨らみ 凄く楽しいよ…

追筆
オイルについてのコメントがありました…参考になります。

10w~40の粘度も含め
自分の考えでフルシンセティック(100%化学合成)表示
のオイルを選択しました。
オイル選びは 自己責任の範ちゅうということをお忘れなく

迷うなら
HONDA純正
 ウルトラG1 10w~30…です…。