2011年11月11日金曜日

欧米の金融バブルと日本のバブル

最近 めっきり冷え
休日の度に 天候が悪いですね。
バイクに乗る機会も この季節になると減ってきます。
不思議なことに この季節は夜中になると
旧車族が 斜め上空にロケットカウルを向け パトカーを後方に従え
爆音を響かせ 元気に走りだしてくる。
昔と違い たった一台で二ケツ…。寂しい限りです。


日本にも元気な時代があり

1987年後半からはじまった好景気のピークは1991年に完全に弾け
それまで右型上がりの日本の経済が 一気に絶頂期を迎え 果ててしまいました。


バブルという毒花のような甘い誘惑 所詮 毒の蜜は人々を麻痺させる…。
麻痺した人々は バブルと共に消えていき。
毒の蜜から覚醒できない人は 二度と立ち上がることは出来ないなど言いますが
タフで元気な人たちは それでも立ち上がってきます。


かつて日本のバブルが崩壊した時に、銀行へ対する資本注入を政治が拒んだため、
対応が後手後手になって痛みが拡大した訳で、
欧米はそんな日本を酷く馬鹿にした記事を思い出します。

今 まさに欧米は金融商品バブルが崩壊し 特に欧州は収拾が付かない状況です
対外債務を山ほど抱えている国が 我侭放題でどうするのでしょうか…。
欧州が終われば 日本や米国はどうなることが…。

少なくとも 我が国 日本は
バブル崩壊後、世界的に例のないケースで 沢山の犠牲を払いながら
民間のリストラや効率化 など 血反吐を吐きながら
今の欧米が抱えた問題に孤独に立ち向かったはずです。

銀行の不良資産を吐き出させ、
財務内容の悪い会社を市場から退出させ、
不景気は続いているものの世界第2位の経済大国の地位を確保しながら、
ODAも継続し、IMF資金拠出など国際貢献もしながら、
処理してきたのではないでしょうか

日本も当時、山のように銀行が再編されプライドを失ったと思います。

日本は預貯金が膨大にあったからこそ それを担保にし国債を発行し
世界に迷惑をほとんど掛けていないはずです。


格差 格差 と批判されながらも 国債の発行量を抑止しながら
今まで先送りされたきた 
これらの 問題を一気に断行した政権内閣が あったんですよね~~。
そのことが是なのか非なのか分かりませんが
元気が無かった この国に大きな花火を見せてくれました。
そして
その支持率が高かったのは事実です。



次回の休日は天気が良くなって欲しいものです…。



…晩秋に季節も移り感じつつ
                                   今日に遊ばれ明日を楽しむ…



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