電子制御も含めての性能なのだ…。
でも
この電子演者が居なかったら どんなバイクなんだろう…とか
演者じゃなく真の姿は何者なのか?お前の正体は?
とか 考えてしまいます…。
今回 試乗したのは BMWのF900Rという
こざっぱりしたストファイ系モデルです…
なかなかBMWらしからぬ 潤いのあるお姿でございます…。
S1000Rという 兄貴分的 4発モデルが居ますが
それの 弟分的存在の2発モデルと思って良いでしょうか…
兄貴分のS1000Rは
S1000RRという 超スーパースポーツのエンジンがベースで
素性がしっかりしたストファイ系のイケイケバイクです…。
ならば このF900Rはというと…どうなのか? …
多分 Fシリーズ全部のエンジンが
オーストリア ロータックス製造から
中国ロンシン製造に移行されたと思います…。
中国アレルギーのある 特に年寄りたちも一部居るようですが、
今や 中国の立ち位置は 想像以上に日本より上のような気がします…。
つうか 歴史を遡れば 日本が中国に勝っていたのは近年100年間位で
それまで、中国(清 明 宋)は アジアで超先進国だったし
江戸時代以前 日本は中国から色々と学び
歴史を紡いできたのも事実だし…。
凄い勢いで中国の技術も進化しているようです。
F850GSに試乗した 「え、エンジンがロンシン?」
このF900R 美しい日の丸カラーです…。見事な朱色が施されています…。
パッと見た目は まるでミドルクラスの日本車です…。
スィングアームが長い…
リアサスは直付け …
超高性能SS系はスィングアームを長くするために
ミッション位置を上の方に上げていますよね…。
スィングアームは長くした方が直進安定と旋回性能が増すそうです…。
サスペーションはオール電子制御 電子演者たちが演じてくれます…。
スロットルバイワイヤー パワーモード トラクションコントロール
モードにより電子制御される前後サスペーション
グリップヒーター クルーズコントロール…
と 至れり尽くせり まぁー 今どきのバイクですね…
エンジンは ROADモード演出で走ってみました…
(ロードは発進時など低い回転域でのレスポンスが優しく乗り易いです)
ダイナミックの演者は後で試すということで…
(ダイナミックは低い回転域からレスポンスが良くなる演出です)
近場の タイトなコーナーを捜し走り回ってきました
エンジンは4000から6000回転も回せば十分な加速をしてくれます…
中回転域のトルク型エンジンです…
電子制御された 前後サスペーションなのですが…
直線では それは素晴らしい性能を発揮してくれます
路面の凹凸への追従が良いので
その接地感は 下手ッぴの私でも分かります…
ただ、ひとつ気になったのは
ロードモードの割には 特にゼブラ帯のコーナーで
フロントサスペーションが凄く固く感じ
縮み側のダンバーがキツい感じがしました…
旋回態勢に入り スロットルを開けると ゼブラの凹凸の突き上げで
外側に膨らんでいきます … これじゃーバイクを倒せない。
ま、
ゼブラ帯は速度を落としなさい警告なので
当たり前と言えばそうですが…
乗り手が下手ッぴということもあると思われ
リアサスの凹凸への追従性能が良いだけに…
どうなのかなぁー うーん。
ゼブラ帯でない 凹凸の無いコーナーでは
軽い車体と2発の小気味よい推進力で
それはそれは良く回頭してくれます…
さほど 寝かせなくても良く曲がってくれます。
私的には サスペーションのセレクトが自由に出来るのだろうか?
なんて 走ってる最中に思いました…
セレクトは出来るのかもしれませんが、
やり方が分からない…
そもそも
ダブレットみたいな電子メータ―自体に
違和感と不慣れさがあります…
やはり 昔のバイク乗りということを凄く認識した日でもありました。
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