2012年5月28日月曜日

朝の間が終わる前に…


初夏の香りがちょっぴりする 少し汗ばむ 日中ですが、

早朝の山はヒンヤリとした空気が漂っています…

交通量も少なく 実に気持ち良く 走れます





橋の上から ちょっと眺めますが 高所恐怖症なので ホントにちょっとだけ…




ずーっと峰々が…


たっぷりと美味しい空気を 体内に入れましょうか(笑)


陽が上り 日差しを受ける頃 一番美味しい朝の間はそろそろ終わりかな…

私が帰路に向かう途中 ツーリングに向かうバイクたちと 擦れ違う…

皆と走る時は 一分でも多く走る 
停止するなど時間がもったいない
限られた時間を 精一杯使う 
速度のアベレージも高いはず…。

でも 

1台だけで朝の間を走る それはそれで 
また違う楽しみがあります


走行距離  165Km
燃費 13.5km/h



 

 
…初夏に嗅ぐ 彩り深い 山の香を
               ヒンヤリ感じ 心地良きかな…


 






2012年5月21日月曜日

非実用的な使えない性能

12~3年ほど前まで
日本製バイクは 
公道世界最高速を目指していた時代がありました。
その節目が時速300km
世界最高水準の技術と 莫大な開発費を費やし
最高速争いを繰り広げた時代の 一部の日本メーカー

その後 さらに
競技用二輪の公道版 または メガスポーツという分野のバイクは
操作性能を追求し
ライダーに出来るだけ負担を掛けることのないよう 
電子制御までも搭載しています。
おそらく、商業的な意図抜きにそのような開発をすれば
足回り、エンジン、耐久製 究極のバイクとして
技術的に日本製のバイクは今だ世界一だと思います。
もちろん その性能は発揮させるためには訓練を受けた 
世界屈指のライダーが操作するという条件付きですが(笑)

しかし

一般の人は その限界性能の何割位を使えるのでしょうか
いや、一般的なバイクでも 使える性能など 全性能の何割かでしょうね
ほとんどは 公道というフィールドで…
雰囲気を楽しみ 
「速い」 だと 「遅い」を語り それが楽しみの一つであるのでしょう
また、
速度を出し、スポーツライディング(競技)をしたい人たちは
サーキットというフィールドで 訓練をし スキルを磨き 
楽しみ 遊ぶ そんところでしょう…。

ここ最近
ハーレーダビッドソンがやたら 多く走ってるような気がします。
決して高い速度でなく、リスクを避け
優雅にユッタリと アメリカ製のクラシカルな形をしたバイクを走らせ
その乗り味を楽しみ
また
造形美を楽しむ
そして
バイクに乗らない人も その姿に出くわせば
憧れ、乗ってみたい という 感情が湧き出 さらにハーレーオーナーが増える

今はそんな 古き良き時代の温もりが求められる時代なのでしょうか

どうも 日本製のバイク 温もりを演出しようとしても やはり 無機質な高性能車としか
思えない時があります。
そのくせ世界一厳しいと言われる様々な規制に縛られ
高性能であればあるほど 
国内販売でユーザーが納得出来るものを作ること それは 至難の技なんでしょうか




なんと言いますか 諸外国では こんなことやってんですねぇー
法規がない道路なのかも知れませんが 
我が国では 間違いなく社会悪と見なされ 悪印象しかないでしょうね。
でも もし
バイクが単なる モビリティー(移動するためのツール)だけに重きを置くようになれば
きっと バイクの魅力は半減することになると思う人たちも少なくないでしょう



高い速度で 自由自在に進路を変え その走行性能は
素晴らしいと思うのですが、

訓練を受けた人たちが
これぐらい スロットルを開けて 初めて
リッター スーパースポーツは
本来の性能を発揮するんですね…

これでも
数年前のバイクなのに。

バイクの嗜好は様々であり、自由であり
様々なバイクの楽しみ方があります。

公道で革ツナギを着込み 
路面とのインフォメーションに酔う

そんなライダーも少なくない時代もあったんですよね

寂しい気もします…。

バイクの買い替えの時が一番楽しいと良く言いますが
そこそこのバイク的加速力も楽しめ 
乗り味も楽しめ
リスクも避けたい

そんな虫の良い話など無いんですけどね

乗り手次第だと 分かっていても悩みます…















2012年5月16日水曜日

NC700X と NC700S



二輪の本来の楽しさとは何なのか…
それは
千差万別 十人十色 
色んな楽しみ方があって良いと思います。


同じバイクに長いこと 乗っているとたまに毛色の違うものに
興味が湧きます…外車も含めて
でも、その都度 やっぱり「12Rの方が良いな」って思ったものでした。


ちょっと前に、NC700Xに試乗し、
強いトルクで加速していく そのエンジンはとても印象深いものでした。
これだと どこまでも走っていけるだろう そんな気にさせてくれます。
シート高がある車体に緩慢な挙動ですが とても安心感があります。
そして 車体サイズの割に 取り回しが非常に軽いんですよねぇー これが
今回
NC700Sにも試乗する機会があり
SとXをどうしても比較してしまいます。
エンジン フレーム タイヤサイズは同じ
ただ、
ホィールベース フロントサスペーションのストロークが違います
重量はSの方が3Kgほど軽いようですね
シート高も
4cmほど Sの方が低く ホィールベースも若干短い
その車体は まるで 400CCクラス並みで
左右に振った時、その体感重量は250CC並みに感じました。
低重心設計は 体感的にとても軽く感じます。

試乗コースには小さなS字のコーナーがあるのですが、
XよりSの方が 格段に俊敏です…。

そして その好感が持てる加速フィーリングはXと同じで
小気味よいトルクがあり そして面白い

価格が価格なので
質感や 二輪独特の醸し出す オーラは期待できませんが
HONDAの仕上げ方は 上手で 相も変わらず綺麗です。

1速60km/h 2速90km/h直前で レブリミッターが作動します。
その時の 回転数 約6500rpm…
あっという間に効くレブ ちょっと面食らいます…
この手のタコメーターは ちょっと見辛いです。
いっそのこと 速度計だけでも良いような気もしました。

レブが効くまでは けっこうな力強いトルクで 路面を蹴るようなトラクションと
気持ちの良いパルス感を伴い 軽快に車速を上げくれていただけに…うーーん

そのエンジンフィーリングは 良く試乗していた
BMWのボクサーツインとも全然違うような気億があります。
BMWのボクサーツインって 中回転位から ドーーーって感じで
加速していく そんな印象がつよく 残っています。


以前、バイク仲間のトライアンフ ボンネビルに乗せてもらった時の感覚に
似ていますが、NC700ほど低速トルクは無かったような覚えがあります。


制動に感しては 
フロントシングルローター 片押し式の油圧ブレーキなので
強力という訳でもないのですが 公道では必要十分なレベルだと思います。
ABS付きモデルは リアブレーキを作動させたら フロントも一つだけピストンが作動する
前後連動ブレーキシステムらしいのですが、…良く分からなかったです。

比較にはなりませんが、
直線加速だけを考えれば
NC700が発進から一生懸命シフトアップしながら加速しても
私の12Rなら
1速だけで抜き去ることが出来きることでしょうし
2速で NC700の最高速を上回るはずです

でも 
「だから 何だ」 …「それが、どうした」 
今は そんな風に思っています。 


公道におけるモーターサイクル本来の楽しみとは…
私なりの楽しみ方とは…
大型2輪免許を取得し38年 下手なりに オフ車 オンロード車と乗り継ぎ
良く考える今日このごろです…。

XとS
遠くに行くことを主とすれば 大柄で安心感があるX
パニアも似合うし 色んなアフターパーツがあるようです。

ツーリングを含めた 気軽な普段の足として 小気味良く走りたいなら
小柄な車体と取り回しが楽なS
両方を試乗して、そんな気がしました…。

よく バイク単体を「速い」だの「遅い」だの総評する傾向がありますが、
バイクと乗り手は一対であり むしろ 乗り手によって走りが大きく左右されます。
これほど乗り手に委ねられた乗り物は 他に少ないと私は思っています。

だから 面白いんでしょうね

bikeは…。

NC700 面白いので 購入候補の中の一台としての価値はありますね

あとは NC700とは まったく位置づけが違うのですが
Moto Guzzi の専門店に出向いてみようかと思っています。
どんなものなのか とても興味があります。

Guzziの アイドリングで
壊れるんじゃないかというような 振動に少し呆れた反面
このバイクにどんな魅力があるのか 知りたくなってきました。





2012年5月13日日曜日

距離計50000か そろそろかな



七山から浮岳鋼にて

早朝の山が好きです…  

この季節、
溶け込んでまうんじゃないかと
思うほどの 初々しく 新鮮なみどり。


タイトな山道は4輪の方が速く走れると 確信した今日この頃だけに
付き合ってくれた4輪の友達に感謝…。
私の後続を走るのは さぞ退屈だったろう。

早朝、明るくなる 直前、
丁度 暗と明の境目に山道に向かっていると
たまに 初めて見るような 高性能4輪が走っています…
そう、
ここは4輪が走る時間帯と
2輪が走る時間帯が暗黙のうちに棲み分けされている

最近では ロータスのエクシーゼSなど 
いっしょに走ろう… と 言いたげに 
山道へ誘い込まれそうになったこともあります
(有料トンネル と 旧道の 分岐点で 後続で続く私のウィンカーを確認するまで
このエクシーズSはウィンカーをあげないんですよねぇー)
800kg程度の車体にホンダのVテックエンジンなど積んだ4輪に
タイトなコーナーが続く山道を走って 適う訳がありません。
長い 上りの直線でもあれば 別ですけど…無理ですね

12Rは決して タイトなコーナーが得意ではありません。
どうぞ、お先に… 


浮岳 鋼山線にて
交通量が多くなってくれば 遠くに行く気も失せます
山の奧に入れば 初々しい緑の分子を含んだ空気を独占できます。

途中 カワサキのKLX250とすれ違っただけ

気持ちが良いし楽しい…。




帰ってきて洗車していたら
あれ、50000km

このブログを始めたのが 一昨年の6月 30000kmだった。
12Rを購入したのが今から9年程前
その時点で距離7700km位だっただろうか

真夏の炎天下の中 サーキットを一日中走らせ エンジンを超酷使したこと数回
また、
真夏炎天下の中 中国地方や四国の下道主体の超渋滞を含めたツーリング数回 
または
買った当初は 高速道路直線オンリー超高速走行 数知れず

また他は
山間部中心の2~3速ギアポジションがほとんど…。


これといったトラブルも無く 良く走ってくれている…。


エンジンオーバーホール無し
サスペーション フロントのみオーバーホール
リアは そのまま
消耗品 タイヤ チェーン ワイヤー類は悪くなれば替えましたが、
大したメンテナンスもしていません。

カワサキは精度が低いと良く言われますが、でも やはり国産車です
頑丈ですね。

そろそろかな と思う反面
中々 次の候補が現れません…

もう、12Rがダメだと思った時
迷った時

その時は… も一度 原点に戻ってみようかとも思っています。





.





2012年5月8日火曜日

バイクの無い日の風景


土と水と山 そして 田園

昔 どこにでもあった 風景です…

今の子供にとって 

とても大事なエリアだと思います…

でも 実際は

このようなエリアにおいて 過疎化が進み

お年寄りしか住んでいないのが実情です。













時々刻々 大いなる時を刻む


バイクの無い風景






2012年5月6日日曜日

5月5日 伊王島へ




ここの観光客は自転車を借りて移動しているようです。
人も少なく 静かなひと時 
海の青と空の青は とても キ レ イ…



伊王島からの夕日 どこで見ても同じようで同じでない…


この日は

こどもの日 … 子の健やかな育成と未来のために定められた休日
まさに 子は日本国にとって宝と言っても過言ではないでしょう。

子は 母親へ感謝をする

何故、母親なのか分かりませんがが
母親は子を生むために 手間と 苦労と 出産の苦痛を受け入れなければいけません。

決して 男親には分からないでしょう。


こいつらの コスプレは 私が決めた訳ではありませんが、
ま、記念になるのなら とやかく言う資格は私にはありません。
女親は 自らのお腹を痛めて生んだ訳ですし…。
私は痛い思いをしていません。

こどもの日には 様々な行事が行われます…
子供にとって 大きな記念になることでしょう

親は子供のために時間を費やします 私も例外ではありません。
しかし、必要以上に 子供をいじりません。猫可愛がりもしていません

だからと言って、厳しい躾も… これからかな…

もはや 男の子たち 家では暴れん坊将軍の如く 暴君と化してます…。
自分たちの未来を好きなように 人生のキャンパスにお絵描きしてもらいたいものです。
私はこの日、夕日を見に行きましたが
君らには 勢い良く昇る 朝日を見てもらいたい…。


この日 PM 3時より 単独で伊王島へ…
12Rの調子は上々

地元の山岳地帯を超え 高速に乗り 一気に 出島伊王島へ…

島内は とても綺麗に整備され ホテル等の宿泊設備も豊富です…
夕日を見て とんぼ帰りでした 久々に夜の三瀬を走りました…。


距離  約350km位
燃費 約15km/L




















2012年5月2日水曜日

NC700S 楽そうです

身構えず乗れるバイクに段々と 興味が湧いてくる 今日この頃です。

まず、BMW 特に小さめのF800R

何故、BMWがツーリングで良いのか
何故、ビーエムマジックと言われているのか

F800Rはテレスコピックなので 関係ないのですが、
ドュオレバーという特殊なフロントサスのシステムだからなのだろうか…
実際に BMWとご一緒して つくづく実感します。
ワインディングを いとも軽々と楽に曲がっているように見えます。
気のせいか バンク角も浅く見えます

何故、BMWはフロントタイヤをエッジまで、ほぼ使いきっているのに
リアタイヤはエッジまで1cm位 余っているのだろうか
私のバイクは逆です リアは目一杯タイヤをエッジまで使い切り
立ち上がりではスロットルの開度に気を使い 怖いと思ったことも度々あります。

中間加速が良く どの回転域からも 丁度良く加速し 地にトラクションを伝える
それが、公道優先という領域を侵さず、徹底的に研究されたBMW二輪の
長距離ツーリングで疲れないという一つの答えかも知れません。

例えば、
サーキットを主戦場としている 世界一走行限界度が高いSS系のバイクなど
一体 どれぐらいの人たちが そのパフォーマンスを使い切れているのだろうか
公道でそのパフォーマンスを使い切るなど難しく そのようなことをすれば
命が幾つあっても足りないことでしょう
サーキットという エリアで緻密な操作をして初めてSS系バイクの本領が発揮され
そのために とても高度な訓練をしなくてはいけないはずです。

最近試乗した
NC700Xのエンジン これも、まだ忘れることが出来ません。
高回転域は乏しいとしても あれほど常用回転域に重点を置いた二輪は初めての経験でした。
50PSしかないけど 無駄なく 地にトラクションを伝える

さらに デュアルパーパスXタイプの別に
ロードバージョン Sタイプが発売されたようです。

遠くまで楽に行けそうです。
気構えず 気楽に乗れそうです。

4発の鉄塊感の無い 2発の軽快感 
タイトなコーナーの続く 山道では操作感が重いバイクより
軽いバイクの方が絶対に楽です

あー ついに 
操作する充実度より 楽なバイクに興味を持つようになってきたようです。

NC700そのものに 感動はありませんが、不思議に興味が湧くこの頃です。

この辺の 山岳地帯であれば 速い遅いは別として
間違いなく 楽に走れそうです…。

世間ではNC700の出現について 色々と評価が分かれるところではありますが、
私はアリだと思っています…。

価格的にBMWは高価ですが、 買い足しできる価格ですし
仮に 嫌になれば 手放せ良いだけですし…

ずっと若い時分 オフロードに夢中になっていた頃、
レーサー(モトクロッサー)も所有し クローズドコースへ良く練習に行っていた時期もあり
絶対に パワーに勝るバイクが良いに決まっていると 思い込み
その後も
パワーに勝る 2スト車を 公道用にも 使用していましたが、
何故なのか あまり乗らなくなり、後輩に売り飛ばした記憶があります。

その後、評判の良い4ストオフロード車を当時高価にも関わらず
逆輸入という形で購入したのですが、なんとパワーの無いことかと、思いきや、
決してパワーだけじゃない走破性に 大満足した覚えがあります。
そして fan ride 何時乗っても とても楽しく
リッターバイクに乗り換えても 手放せず所有していた経緯があったことを
思い出します。

リッターバイクに乗り換える時、体力を衰えを感じ、オフ車を降りたつもりだったのですが…。
さらに 視力を含め 動体視力や 筋力 持久力も年月には勝てないようです…。
遠くまで、走る 絶対条件として 燃費は重要ですし…心揺れる今日この頃です…