私の12Rも 購入以来 9年目 目安である
10年目に突入出来るかもしれません。
なるべく、間を空けず乗り続けてきたつもりです…。
距離にして さほど伸びず 45000km弱
一時期は 通勤時の片道5kmだけという期間もありましたし、
(この10年間は 個人的に様々なことがあり 生活に大きな変化がありました。)
また、
ライスクのサーキットで、真夏の炎天下 ほぼ、一日中走らせたり
また、
気ままに 泊まりのツーリングなどに使用
または
近くの山岳地を走り回ったり
色々なシーンで 私を楽しませてくれています。
リッターバイクに乗り換えた頃
10年は乗り続ける という決意で購入してきたものの 過去のバイクたちは
HONDA X4 新車で購入するも 1年とちょっとで手放す
カッコだけで購入したものの だんだん乗らなくなってきました…
とても 低回転域が強く 高いギアポジションでもストレス無く加速します。
CB1300と同じエンジンなのですが、明らかにエンジンの味付けが異なっていました。
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HONDA CB1300SF 限定車両 大柄なのですが、とても乗り易く
乗っていても疲れ知らずで そのエンジンの信頼性は逸脱したものでした |
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エンジンガードからスライダーへ変え、ビキニも限定カラーを付け さぁー 10年乗るぞーと
思ったんですけどねぇー |
CB1300SF 新車で購入したものの 最初の車検前に手放します…
やはり、乗らなくなってきます…。とても 乗り易くて 万人に愛されるような
かなり優秀なバイクだったのですが… 突然乗ることが面白くなくなってきました…
走行性能、信頼性、車体構成 乗り易さ 全てにおいて平均点以上で 素晴らしいバイク
だったんですけどね…。
そして、レッドバロンの中古車売り場で この12RA-1と出会いました…
別に12Rが好きだったわけでもなく 12Rがどうしても欲しかったわけでもなく
むしろ ステアリンググリップが低いバイクは好きではありませんでした…。
当時、ZZR1200が発表され間もない頃で ZZR1100最終D型もあり
それぞれに跨がってみたのですが、
一番コンパクトに感じたのが ZZR1100D最終型であり
私にとって ZZR1200ですら 巨漢だった記憶があります。
ZX-12Rは さらに足付き性が悪く 見た目以上に巨漢でステアリンググリップの位置が低く遠く
SS系の形はしていても ひと回りもふた回りもSS系より大きなバイクでした。
沢山ある中古車や新車の中で とても状態が良く 極端なカスタムはされてなく
この12RA-1型の独特な顔が 目に止まったのは偶然だったのでしょうか…
何故か 今だ分からないのですが
価格交渉の結果が決裂なら別に要らないという 軽い気持ちから購入した経緯です…
市街地の中 レッドバロンから乗って帰れる自信がなかったことを、
今でも思い出します。
今までは、簡単にUターン出来ていた所で 思うように出来ないし
クラッチを繋ぐのも 気を使わないとエンストするし
立ちゴケなど リッターに乗り換えて 経験したことはありませんでしたが、
この 12Rでコケました…。 いやはや 重心が高過ぎるし
エンジンが極低回転域で粘りなど無しです。
しかし ある回転域から過激なほど加速し
それまで 乗っていたネイキッドなら頭打ちする回転域からが 12Rの本領でした。
公道ではミリ単位でスロットルを操作しないと 怖くて仕方がありませんでした。
いくら 動力性能が高くても 直線至上主義のバイクという世間一般の評価は
まんざらでもなかった訳です。
でも
上手く走れないのを バイクの責任にする…よくある話なのですが
そんな認識を持つことに 私も例外ではなく…今思うと恥ずかしい限りです。
よほど、次元が高くない限り
バイクは 乗り手で決まります… 上手く走らせるのも そうでなくても
乗り手次第 であり バイクと乗り手で ワンセットだということを
このバイクは教えてくれました。
頑丈で パーツひとつひとつに贅を尽くした素材を使用し、溶接部分も綺麗に仕上げられ
細部を見れば見るほど ガッカリさせられることは無く
決して 今でも、上手く走らせることはできませんが、いつの間にか
こんなに 永く乗り続けています 飽きません 楽しいです…。
12Rはもっと走ってくれと 言いたげに 絶好調なのですが
問題は 私自身の身体的能力がいつまで持つか…気になります。
(この手のバイクは 背筋や腹筋 を けっこう使ってるんですよねぇー…)
…今日もまた おかまひなしに 過ぎていく
時の流れに われ逆らえず…
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