2010年6月25日金曜日
XR250Rの頃
HONDA XR250R 1990年式 DK仕様
公道走行可の コンペ用マシン
注文から、2ヶ月以上 待ちに待った記憶があります
後から 外装を1987年式に着せ替えをし
ロックセクションのようなガレ場走破のために頑丈なアルミアンダーガード
アチャルビスバークバスター ディスクローター アウターチューブプロテクター
カラー(赤)ホィール(当然中空)に 前後とも履き変え
消音機はノーマル(当時 XRの純正マフラーは重いがマジックボックスと言われる位 優れたもので、ここを変えてもロクなことは無かった。)
キャブレターは 一時期生産されていたXR350(セッティング要)のものに交換しました。 ま、画像のとおりです…。
若い時分なので 道無き道 戻れないような絶壁を飛び降りたり登ったり 川を渡り そして クローズドコース どんなエリアでも走る…それしか考えていませんでした。数え切れないほど転倒しました…が、 常に走れる状態に保っていました。
ちなみに、他の輸出仕様車として
US仕様はアメリカ向け U仕様はオーストラリア向けがありました
DK仕様は その他の国向けですね
US仕様と DK仕様は 当時 パワーも足回りも
違いはありませんが US仕様の方が よりコンペーション的で
リアフェンダーのフレームレールが一部無かったり、ハンドルロック
も無かったような記憶があります メインスイッチも後付けだったかも
しれません。
オーストラリア向けのU仕様だけが パワー的に かなりディチューンされ
オーストラリアの人以外は絶対に誰も買わなかったはずだと思います
SUZUKIの2スト250cc から このXR250 へと 乗り換えたのですが、
パワーでは 4ストのXR250は 劣るものの クローズドコースも含め あらゆるオフロードにおけるフィールドにおいての走破性能は 間違いなくXR250に軍配が上がったように思います。
XR250の国内公道車もありましたが、足回り エンジン ギア比(クロスミッション)等など 似て非ざるものでした。 あらゆるフィールドに誘い込んでくれるバイクでした。
海岸線のフカフカの砂浜も
大小の岩がゴロゴロしている瓦礫道も
人が四つん這いになって 登る UP HILLも
人が転げ落ちるような DOWN HILL も
どこまでも走っていたい 原野も
または コンペマシンたちが縦横無尽に走り回っているクローズドコースも…
シート高925mm
最低地上高325mm
乾燥重量106kg
サスストローク 前後共280mm
この 乗り物は走る場所を選ばない
PLAY TOOL
ホントに楽しいバイクだった
簡単に脱着できる保安部品(ヘッドライトはゴムバンド止め) のおかげで
クローズドコースにも良く出かけたものでした
まさに 大地が相手の乗り物
ある意味 バイクの楽しさを コイツが一番
教えてくれたかも知れない
4ストオフローダー その元祖とも言える
HONDA XR.s STORY を 述べれば キリがない
2スト全盛期 アメリカのデザートレースで、
この一台の 非力な4ストマシンが
挑んでは負け 挑んでは負け 思考錯誤の繰り返しが継続され
世界に認められるまで 鍛え上げられ
ここまで遊べる 誰にとっても 楽しいバイクが生まれた
当時の
作る人たちの情熱によって生まれた賜物と言っても過言ではない
ような気がする
この画像の撮影後に 先方様 に強く望まれ
嫁いでしまいましたが…
今にして思えば… 手元に置いて置けば良かった
… と思います
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