2010年6月23日水曜日

X4の頃

私にとって はじめての リッターバイクX4 LD

それまでは オフ車ばかりでした
林道も どんどん、舗装路になり、クローズドコースで走ること自体も
年を重ねるたびに億劫になり、
周りの友人たちも オフ車からリッターバイクへと
乗り換えている頃 … でした。

とりあえず、何でも良いから リッターバイク選びが始まる

まず、リッターバイクの中で一番安価だったことに 注視

そして 最大の決め手は
X4 LD(2000年)パンフの表紙に引かれたこと…

パンフの表紙は
夜明けの(夜中かも知れないが) ライティングされたベイブリッジを臨む 
人の気配がない 静寂に包まれたパーキングの光景
そこには 
ホワイト色のX4に大股で跨った男性と
その傍らには 二輪よりも高級スポーツカーの方が似合う 
パーティードレスに身を包んだ女性 が 立っている 

女性は軽く微笑みながら X4の男性と会話をしている

私の記憶が正しければ その女性はX4のステアリング
左側に立ち クラッチレバー側の グリップに左手を
添え 男性はX4に跨ったまま スロットルグリップに
右手を添え 
男性の視線は 女性側でなく 前へ それとは対照的に
女性は微笑みながら 若干 視線はX4側の左斜め下へ…
そんな感じだったと思う 

その、男性はライダーズジャケットのジッパーを開放し、
その下は純白のTシャツ一枚 そして ジーンズの裾元から 
バックル付の黒いブーツが
少しのぞいている。
そのワイルドな雰囲気の男性と、 
アーバンなパーティードレスの女性のコラボレーション
そして
背景はベイブリッジ。 
さらに、主賓であるX4のリアサスが鮮明な赤だということ

このコントラストに 妙に心が引かれたのだ。

今まで乗ってきた
シート座位置の高い つま先立ちのオフロードバイクでは絵にもならないし
泥や砂塵が似合う オフロードの世界では 考えられない光景だ

結局、実車を見ることもなく、パンフ一枚でX4を注文してしまった。

ついでに、このパンフレットで男性モデルが着用していた 
ライダーズジャケットとブーツの銘柄を 
販売店からメーカーに問い合わせてもらい、一緒に取り寄せて
もらうことにした。 
























はじめてのリッターバイク 
購入理由が 一枚のパンフ…浅はか過ぎた 
リアはディッシュホイール 
フォークキャスター もけっこう寝てる 
ホイールベースも長い
そして 重い
知らなかった  考えていなかった。
もう少し熟慮するべきだった。

良く考えてみるとアーバンなパーティードレスの女性などとは
程遠い、私を含めた周辺のバイク仲間  

皆と走る もっとも多いエリアは
オフロード車と同じく やはり 山
違うのは 舗装されているということ
コーナーが延々と続く峠のワインディング 
よく 考えて購入するべきだった

        結局、このバイクは新車購入から1年とちょっとで、GOOD BY

このX4は トップギアで50km/hも出していれば
すべてを まかなってくれる パンチ力も半端じゃないほどある
セカンドギアでも アイドリングで発進する
高いギアポジションでも素晴らしい加速感です。
中低速が強く シート高も低いので、立ちゴケの心配もない 
使用方法によっては 良いバイクだと思います


オフロード車でよく走って
いたところも雪を避けながら
ソロリ ソロリと 
入り口まで…
















ツーリングも
このX4でよく行きました。

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