2023年2月28日火曜日

ハンターカブ…山へ


ハンターカブで山路を走ってみた
勾配のある けものみち 舗装路と遊んでみた
自動遠心クラッチは 
下手に低速トルクがあるので微妙なトラクションが得られない
リアサスもフロントサスも車体剛性も弱い
ニーグリップも出来ないので
ガレ場の大小の石ころで車体が大暴れ…
普通の舗装路ならば 実に楽なカブだが、
ガレ場やけもの道は中々微妙だ。
なんとか 慣れ カブを乗りこなしたいが、
やっぱりカブだ。

何をどうしてもコレは
レジャーやレクレーション目的の抹茶ラテなのです…。


まぁー トコトコと山道に入り
自然と触れ合う
こんな
気の利いたセリフが似合う抹茶ラテ…可愛いじゃないか。



凄く獣臭が漂う山道奥
姿は見えないが 猪が近くに居るような気配…。
ハンターというぐらいだから 
鉄砲をリアキャリア脇に差し込んで走ってみたい
そんな 妄想にかき立てられてしまう。

いつの間にか 薄暗い林道に入ってしまった。
普段は絶対に入らない道です…。




沈下橋っぽい所で足を止め
澄み切った清流を眺め
美味い空気を目一杯吸い込み…。


いままで気にも留めて無かったが、
同じカブと何台すれ違ったでしょうか
お山ならではの出来事だ…。

皆 リアキャリアにコンテナボックスを縛り付け
キャンプでもして来たのでしょうか…。

そう、この抹茶ラテは荷物を沢山積載し
山奥に入り込み 
トレッキングの良き相棒となる乗り物だということで
割り切って楽しむバイクなのだ。

そう考えれば 凄く楽しいのです…。










2023年2月21日火曜日

何故 ハンターカブ ?



ハンターカブ

原付二種の割には出足のトルクはあるのだが、
坂は上らんし ライトは提灯だし
ニーグリップも出来ない。

最初っから 分かっていた。
こんな乗り物に走行性能など求めちゃいけないことを…。
まして 時代の旬に流され 流行に踊らされるような
ミーハー感覚は無い………無かったか?
無かったはずなのに …

原付二種で44万円は高いのか?
しかし この価格を高いと思うのは日本人だけかもしれない…。
それほど 日本は先進国の中で貧乏国になったということだ…
そして この価格は
4輪や大型バイクに比べれば お手頃価格だろう。
微妙なお手軽感はある…

法定速度内走行で楽しいか否かも考えた
でも大型のドイツッ娘でも常用速度域は楽しい…
ただただ歳を食って重さを感じるようになっただけだ。
ならばデザインなのか?
確かにバイクを知らない人からの受けは良いかもしれない。

気軽に乗れるから?
燃費を除いて 加速や積載 気軽さ 旋回力も含め
ほとんどの点でスクーターが上回っていることは
トリシティーもあるので 分かっているはずだった…

何故?
コレには 魔物じみた何かがあるようだ。
ついつい つまんでしまうタイプのバイクだ。


スクーターのトリシティ購入には明確な理由があった…

多々ある海外メーカーを含め熾烈な競合の中 
まさに世界市場で戦っているのがスクーターたちだ。
そんな強者たちと深く接したことが無かった…がひとつ

スクーターなんかつまらん という思考の狭さと 
所有したことも無いのに
決めつけてしまう年配者特有の頭の固さに気付いた…がひとつ

ひと昔前に比べたら 飛躍的な進化を遂げているのが
現代の小型スクーターだ。

そして なによりも
前方二輪の三輪車(LMW)に凄く興味があった。
そして 今もその期待に十分に応えてくれている…。
手放せない



ハンターカブ抹茶ラテの入手には明確な理由がなかった… 

山奥に突撃出来るかなぁー…ぐらいだった。

納車して 補助パーツの取り付けもそこそこに
軽く走ってきたが
過去に乗ったガチャガチャのカブたちとは少し違う。
確かに125㏄というキャパの中なので限界はあるのだが、

こんなに カブって1速が使えただろうか
こんなに 各ギアの守備範囲が広かっただろうか…
こんなに車体の剛性感があっただろうか
こんなに良くストロークする足回りだっただろうか
こんなに制動力のあるブレーキだっただろうか
こんなに 各パーツの質感が高かっただろうか
一見 ギミックぽい オモチャ感の印象があったのだが、
塗装の質も含め 結構良い造りをしている。

何故…?

そもそも カブってこんなに楽しかったのか…。









2023年2月14日火曜日

抹茶ラテ色の終活バイク…




2020年3月発売前に、こんな題目で当ブログに記している…。
しかし
その実態は抹茶ラテ色のレジャーバイク…だった。
もしかしたら この頃から気にはなっていたのか?…まさかな。

コレに乗っていた人の言葉が頭の中を巡る。
「還暦を機に GPZ900Rからコレに乗り換えました」
「重過ぎたので Harleyからコレに乗り換えました」
「セカンドバイクとして コレを買ったのですが
今はコレしか乗ってません」

今、所有しているドイツっ娘(BMW R1200R)
の前オーナーがコレに乗ってやってきた…
「もう、コレで良かばい コレで四国まわって来たばい」

同世代か やや上の年配のバイク乗りたちが口を揃えていう
【スピードはもう要らん】 
【重いバイクはもっと要らん】 …と。
身の丈に合ったバイクに乗る大切さは分かっているつもりだ。

バイクの取り回しやUターンなどで
オタオタしている姿は人には見せたくないものだ…。

1年程前 に話はさかのぼる。
並行輸入モノであれば直ぐに 
コレの入手が出来ることは分かっていた…が、
リコールは効かないと ホンダ夢店で話を聞かされた
注文して納車まで半年掛かるとも言われた
気持ち半分で予約だけした。
(予約したということは 気にはなっていた…のかも)
放置キャンセルしたところで次の予約者に回るだけだ…。
それだけ 供給不足需要過多な状況だった…。

1年間が過ぎた。 
その間 予期せぬ病に手術 検査のための病院通い。
精神的に不安を抱えていた。

そんな矢先、今年に入り正月明け早々
ホンダ夢店から連絡が来た…
「予約されていたコレがようやく入荷しました」
予約したことを忘れていた…1年も前の話だし。
おまけに
すでに新型の発売が始まっている…にも関わらずだ…
本来なら「要らん」…だ。

しかし
コレの新型を新規で予約したところで
いつ頃入荷するのか…
歳食っての時間は大切なのだ。

コレの新型の どこがどう変わったのか…?
マニュアルのクラッチ付き(グロムのように)
となれば話は別だが、(そうなればそっちが良い)
わずかな改良箇所などどうでも良いことだと思った。
こんな小型車は 七面倒な電気仕掛けはあったとしても
 排気側だけでも扱うことが出来れば
良くも悪くも乗り味は大きく変わる。

ホンダ夢店に対しての返答
「一年も待った訳だし その旧型は納車(購入)します。
同時に 新型の予約も入れます。」

カブとしては購入価格は高いのだが、
何故かしらのお手頃感…

新型予約金は1万円で
キャンセル時は返金してもらう という条件だ…
次の予約者に回るだけだ…誰にも迷惑は掛からない。

思いもかけない身体の手術、検査、病院通い…。
バイクに対する意欲が失せていた このタイミングで
このようなことになるとは…

神様からのお導きなのか 
「も少しバイクに乗りなさい」
というお告げかも知れない
バイクとの巡り合わせなんて こんなもんだ…
流れに逆らわない主義だ。

コレとは…
抹茶ラテ色のコイツだ

この手のバイクは自分の手でカスタムするのが
流儀だろう。

とりあえず これだけ取り付けました。
簡単だ。

USB電源ポート(2ポート)
グリップヒーター(スイッチ内臓)+要スロットルパイプ
ハンドルブレース(クロスバー)可変式
補助ライト(2ケ対)
アクセサリー用カプラー2ケ(必要だったので)
電源分岐用ユニット(これ理論上バッテリー直です)
センターキャリア
サイドスタンドプレート(スタンド地面に刺さり過ぎ)
スマホホルダー(クランプパイプ付き)
スマホナビは音声だけで利用しているので
ホルダーにスマホを装着することは少なくなったとはいえ
ややっこしい場所には要るかもしれないので…。

抹茶ラテさんは そのまんまでは不十分なのですよ…。


コレのカスタムって
キリが無いですね