2020年6月17日水曜日

禁煙から卒煙…


「タバコなんざ ガキや貧乏人に黒人、
あとは バカに吸ってもらうよ」

付け足せば
「我々はつくって売るだけで吸うことはせず …」
このフレーズの前にくる

これは
という書籍の中にある 有名な一フレーズだ…。

RJ レイノルズという米国のタバコ製造販売会社の
役員が吐いた言葉らしい。
当時の米国におけるレイシストぶりがうかがえる…。

日本の場合は
タバコ利権を一手に受け持っているのは
日本タバコ産業(JT)だ…。

今でこそ 
タバコは身体に悪いと うるさいぐらい言われ
様々な規制が法令で決まっている状況だが
ひと昔前は 誰もが吸っていた
TVの刑事ドラマを見れば 刑事役は皆吸っていた…。

2007年まで過去に遡ってみよう
当時
JTのタバコ売り上げ高は6兆円と言われていた…。
そして
JTの大株主は 財務省であり 昔でいう大蔵省だ。

ほぼ 国の企業だ… 
当時 その税収は2兆円以上

JTは会長を筆頭に 社長 副社長 は勿論 
役員たちの中にも  
元大蔵官僚たちがゴロゴロいる訳で、
完全に財務省の天下り先だったということになる…。

当時 彼らの年収は 平均4000万円~5000万円
さらに 天下りなので 2回目の退職金などは 
破格だということは想像出来る。
(今、現在では 国の株式保有率も下がり 
天下りも少なくなっている)
当時
JTの売り上げの8割はタバコということから
JTの 天下り人事の破格の報酬は
喫煙者たちが 払っているようなもんだった。
また、それが
企業の利益となり 国益となり 税金となり
その税金は日本国のさまざまなことに費やされる
喫煙者は 国にとって功労者であり上客でもあるわけで、

とどめは

「タバコなんざ ガキや貧乏人に黒人、
あとは バカに吸ってもらうよ」

RJ レイノルズ の役員が吐いた このフレーズだ。

日本の場合は国の企業がやっていた。
分かっていても
やはり 考えてしまう
「俺たちは 国から遠隔操作されている からくり人形か…」
とね。






10年後の2018年のタバコの売り上げ高は 2兆円まで落ちた

国が持つ株の保有数が50%以上から30%台まで落ち

天下りも減ると
健康のため とか 公共の場での喫煙規制などが
言われるようになった…

天下り軍団時代は
健康のけの字も言われず
TVでは とても さわやかな タバコのCMが放送されていた。

もちろん
タバコを吸いたい人は吸えば良いだけのことで
愛煙家の否定などはしない…。


 喫煙のやめ方…卒煙へ

過去
1年半も禁煙しながら 再喫煙をした経験もある…
それほど タバコはやめられないものだと思っている…。

今は もう完全に卒煙したつもりだ…。
2回目の禁煙を決断し 実行するのは 結構 きつかった…

未練たらしく水蒸気の煙が出る装置や
…煙の出ないタバコなども試したが、
この方法は 中途半端で凄くみっともないし、
本数を徐々に減らす…など 論外だ。
これだったら正々堂々と喫煙した方がマシだ。

1日 1箱は当然 2箱近く 吸っていた。

それだけに 卒煙後も喫煙している知人や友達に
「タバコやめたらぁー」 とか 言い辛い…。

やめたくてもやめられない人は
禁煙外来も一つの手段だろう。

でも
とりあえず
やめたいなら 5つのチャレンジだ。
独断と偏見だが、

1.…まずは 1日だけ つまり24時間 
喫煙をやめることから始める…。
これが一番キツイ期間 地獄の24時間だ。


2.…2日間の禁煙を目標にする つまり48時間の禁煙だ。
地獄の淵に手が掛かっている


3.…3日間の禁煙を目指す…この段階で上半身が
地獄の淵から出た
ここまでくると禁煙成就の路が見えてくる


4.一週間の禁煙 もうこの段階で 地獄の淵から這い上がり
後は 安全地帯まで歩くだけだ。
これで ほぼ 卒煙完了だ。
勿論
この間 一本たりとも吸ってはいけない…

1週間 禁煙出来たとしても 夢にまで出て来るほど
タバコを吸いたいはずだ
でもね
1日目の禁煙の辛さに比べれば 屁みたいなものだ…。


5.… 1ヶ月 2ヶ月 3ヶ月 と 経過し 1年経過した。
「もう、おれは いつでも タバコはやめれるぜ」
そこで 人からもらった一本に火をつけたとする…。
そこで
1年という歳月の意味は まったく無意味となり365点は0点になる
 
折角 一生懸命 ゴミを拾い出し 綺麗なせせらぎになった川に
ドロドロのコールタールのような汚水を流すようなものだ…。


私的に 自分の卒煙は こんな感じだった。







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