2019年4月21日日曜日

12R さようなら…今まで ホントにありがとう。

ありがとう

とても幸せな16年間でした…。
バイク人生で数あるバイクの中 一番長く 一番沢山 乗り続けた
ホントに ありがとう…。

冷えたこと 心臓が口から飛び出しそうになったこと数知れず
稀なヤンチャ走りで もし… あの時とか ここで… 脇道からとか
運に救われたこともありました。


私は 通勤に使うわけでもなく 旅人でもありません
山路が好きな 日曜限定の下手なバイク乗りです…。
様々とバイクを乗り継いできましたが、
走り抜いたという実感は 12Rだけですかね…。
16年間乗り続け…頑丈なバイクでした…。

角島周辺 山口県を…
オレンジ瓦のお家が多く交通量が少ない そんな思い出がよぎる…。
ウェアーはカドヤ一択で身を固めていました。


100062km
zx 12R 2000年モデルA1型

この間 事故も無く
エンジントラブルも無く
あるとすれば 走行中パンクが2回ほど
パンク修理道具は常時積載しているので 事無きでした…。
今はショートテールばかりですが
12RのリアテールにETC 工具 書類 タオル と 結構な収納スペース
がありました。
足回りでは 2回フロントフォークオーバーホール
リアは1回 完全オーバーホール
シリンダーヘッドパッキン1回交換
点火プラグ2回交換 
アッパーカウルを立ちごけで1回 飛び石と風圧で2回
計3回交換
(アッパーカウルのみの金額69000円X3 自分で交換しました)

ほんとうに 良い物語を いっしょにつくることが出来たと思います…。

10万キロ積算後 さらに走る…とも 思っていたのですが
私の身体の方が ポンコツになってきたようです。…
12Rのエンジンはビクともしていない…まだ イケる。
このバイクとの 長かった物語は そろそろ終了させようかと思います…。
良い物語でした。

そして 出会い …

バイクとの出会いのタイミングは面白いものです…
偶然なのか 12R 10万k突破と同時期ぐらいに
年齢も上で バイク乗りとしても 先輩の友達が訪ねてきて 
「もう 大きなバイクに乗るのは億劫だ」
「最近はほとんど乗っていない」

と 私にこぼします…

そのバイクは BMWロードスター 最終空冷テレレバーの2011~13年型?です
(現行型ロードスターは水冷 サスはテレスコピックだったはずです。)
さらに日本向け短足仕様のクラシックというホィールがスポーク仕様…。
距離はそこそこ走っていますが 凄く大切にしていたようで ピカピカです…
カラーはBMWらしい 渋いセンスの良い色合いで
ブラックっぽい(濃グリーン)とホワイトとピンストライプのカラーです。

私自身も
最近は どれを所有したい あれを所有したいという願望が薄く 
強いて言えば 少し軽いバイクへの乗り換えが そろそろかなぁー
と思うぐらいでした。
現所有バイクに耐えられないほど飽きた場合や
壊れて不動になるなど… 
何かのきっかけが無いと 乗り換えなど無かったかも知れません。
4発エンジンでは 
12R そして 
その以前リッターネイキッド X4 CB1300 等…
のバイク達も含め 4発エンジンで十分に走ってきました。

「2発エンジン 大排気量の鼓動感も悪くないかもー」
欲しいバイクが無いという状況の中 そんなタイミングだったのです…。

様々な経緯はありましたが、
これも御縁なのでしょうか このBMWが私の次期相棒になるようです…
BMWはそんなに興味のある車種では無く欲しいという気持ちも無く
 印象としては 
ジェントルなライダー嗜好のブランド的要素が強いバイク
バイクも少々高価で その後アフターメンテも額がはるようで
ジェントルでない 少々ヤンチャな私には縁の無い存在でした
勿論 BMWのバイクは山ほど試乗してきた経緯はあったものの
試乗程度では
「おぉー これは」…というような ときめきは無かった記憶があります…。
しかし
もう、良い爺さんになってきたので これもアリの選択です。
私に乗って欲しそうな先輩ライダーの眼差しもあり、
今回は これも何かの縁だということで
空油冷Wカム ボクサーエンジンの乗り味を味わいたいと思います…
また 今のロードスターと違い
テレレバーというフロントサスのシステムに少し興味もあります…。

ビッグツインエンジン に 乾式で単盤式のクラッチ板 シャフト駆動
重そうなテレレバーフロントサス という構造を見る限り 
スポーツバイクのような軽快さとは違う乗り味だと思いますが
BMW伝統の唯一無二のエンジンと足回り…
面白そうなので お付き合いさせていただきます。


空油冷なので オイルクーラーが装着されているようです…

ABS インジェクション グリップヒーター 以外で
良く分からない電子制御があるようですが、追々 走りながら勉強します…。
とても綺麗な車両です。

こうして 上の画像を見ると ビジュアル的に12Rの方が好みですが、
ドイツのバイクも 各パーツのメカメカしさや無骨さなど悪くありません……
伝統のボクサーエンジン これはひとつのブランドです 
バイクの格式と伝統は
外国車の模倣から始まった日本製にとって 
ブランドでは敵わないでしょう…。
但し
技術革新における刺激を世界に与え続けてきたのは
間違いなく日本製のバイクであり 
クォリティーや性能 耐久性 おいては 今だ日本製がNO1のはずです…。
が、
性能一点主義の日本製が 
真似できない乗り味が外国車にはあるのかも知れません。


さて、
10万キロ走ってくれた12Rですが、
私の高校時代からのバイク友達が引き取ってくれるようになり
凄く安心しました…
16年間に共に走った相棒だけに 車検が切れても手元に置いて保管しようと
思っていましたが 流石に4台所有となれば置く場所も含め
家族の手前よろしくありません。
このようなバイクに詳しい引き取り手が現れたことは
ある意味 これも何かの縁なのかも知れません




さようなら12R 

春の出来事でした。




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