2022年4月6日水曜日

HONDA空前の1年待ち




 ここ数日で めっきり春らしくなり
いよいよバイクの季節が到来します…

こんなことは初めてだ…

今年の春は
お山の深部まで探索しようかと思い
去年10月末日に予約 4月納期予定だったので
今年4月一杯まで待てば納車できるなぁー なんて
お願いしていた HONDA DREAMさんへ…

それがーー と 申し訳なさそうに
納期が9~10月頃に伸びるということらしく
それも確約出来ない との こと…。
そういえば 最初
 半年から1年待ちと言われたことを思い出した…。

過去で一番待った記憶がある車種は 
今から30年以上前になりますが、
やはり HONDAの逆輸入車でした…
当時 こんな洒落た HONDA DREAM店など無く…
 レーシングチームなんかを運営しながら 
エンカン服のオヤジが居るようなバイク屋が殆どだった。
小汚いショップでも コンペティションマシンに詳しく
楽しくて ついつい長居をしたもんでした…。
時間掛かるよぉーと言われたが、それでも2ヶ月待ちでした…

今のように低コスト目的のため海外生産をし
日本へ輸入するというわけではなく

当時は 日本メーカーが国内で輸出モデルを生産し
保安部品装備のコンペマシンを海外で販売…
(保安部品はいつでもクローズドを走れるように
ゴムベルトで脱着…おまけ程度の灯火類だった)
そして そのモデルをまた日本へ輸入…
  そんな超絶面倒臭い方法でしか入手出来なかった…

当時の 日本国内販売モデルの規制は それほど厳しく
国内モデルと輸出モデルはエンジン、足回り 剛性 軽さ など
似て非ざるものであった。
勿論 同じコンペマシンも国内で販売しているのだが、
レース専用の公道走行不可モデルであり
 ナンバーは取得できなかった…

当時は これじゃないと絶対ダメ…
惚れ込んだ車両だったので 我慢できた…。
が、
今回はとりあえず予約を済ませ 待機中 気変わりすれば
次の予約しているお客さんに 購入権利は回るし…
それでも良いかなぁーと思う程度の代物 無いなら無いでよろし。

欲しい思いの強さは30年前の予約とは比較にならず
バブル全盛期に開発された妥協の無いコンペマシンとは
比べたくても比べようも無く 比べる理由すらない…。
今回の予約車種は
この程度 その程度なのだ…にもかかわらず1年待ちなのだ…

空前のバイクブームと世間では騒がれていますが、
ついこの間、10年程前のバイク業界は廃れきり どん底…だった。
こんなイビツな形でバイク業界が再燃するとは思わなかった。

今あるバイクを出来るだけ長く乗ろう…

私が伺った HONDA DREAM店で
即納出来る車種は 2種類だ…
その車種は
NT1100と X-ADV150 です…。
他はほぼ注文生産に近い…いや注文があっての輸入。

あのキングオブ原付二種 ドル箱 
PCX125が4~5カ月待ちだそうです…。

正直な話 
並行輸入車であれば別の販売店で入手できます…が
正規と並行が同じメーカーで かつ同車種であり
大幅に仕様が違う訳でも無く
両車とも輸入車にも関わらず
正規輸入車以外は
メーカーリコールを一切受け付けないということ と
修理対応が難しいとのこと…
 
これって 少し意味が違う気もするのだが
 意味不明な大手市場原理の日本空洞化丸出しなのです…。

また
中古車も出回っていますが、
何故か 中古でありながら現行新車並みの価格なのです…
それも 正規輸入車とも限りません
バイクだけでは無いのかも知れませんが
日本製品はモノ不足という
歪んだ市場の闇スポットにハマっているようです…

別にバイクが無いわけでないので
のんびりモードに 
スイッチを切り替えようかと思います…


現所有している車種は 幸い積載力があるので
コンパクトチェアーにコーヒーでも持参し
空気の美味しい所で 
コーヒーとサンドイッチを楽しみながら 
小春日和の中に身を任せるのも凄く心地良く…

高校のハナタレ小僧時代から
原付に始まり お決まりの 大排気量嗜好へ
その後
オフロードにはしり これもお決まりのコンペ車へ 
そして 歳食ってロード と
間を空けずバイクに乗り続けました
良きも悪きも色々な思い出があります…

バイクライフの終活を考えています…
上がりのバイク?
メンテやバイクライフを少しでも長く楽しむのなら… 
足腰が弱っても乗れる身の丈に合ったバイクだと決めています。


照り焼きチキンとタマゴのサンドイッチ…
こんな日 屋外で食べるとこれが美味い




どうだ、可憐だろ…
と言わんばかりに咲いています…









0 件のコメント:

コメントを投稿