2019年9月25日水曜日

トリシティ 125… 10000キロ越えて

逆三輪車(トリシティ125)も
1万キロを超え 10850kmの走行距離…
新車で嫁いできて2年と7ヶ月ー 時の経過は早い。

用途は 
主に
ショッピング または フィッシング  
たまに 山路のトレッキング等…の
今となっては 大事な遊び友達です…
ちなみに通勤はありません…。

トラブル…無し
燃費…35~40km/L
エンジンの調子…常に全開絶好調
足回り…ほど良くこなれ 乗り心地良し

消耗パーツ
タイヤのみ…9320㎞で交換(IRC) 3本

良いところ
こけにくい という安堵感から いくら走っても疲れない
何故コケにくいかって …
前足が二本あるので旋回最中起こり得る
想定外の出来事に余裕をもって対処できる

同じ排気量のスクーターは前足一本ということで
物理的に 出足も良いし 最高速も高い
しかし
逆三輪車は出足で遅れをとっても 気にもならない
旋回と制動の機会が有れば有るほど 少しづつだが確実に追いつく
地平線の果てまで続く一本道でも無い限り
特にクネクネが続くような山路では 
目を三角にしなくても 旋回と制動の繰り返しのなか確実に追いつく…。

何故って?…
バイクのウィークポイントはフロントタイヤと言っても過言ではない
フロントが滑って持っていかれたら 足払いをかけられたように転倒する
リアが滑ることに関しては 予想以上に人体は反応してくれるが
前足のコントロール制御不能に関しては 運を天に任せるしかない。
前足二本あることによって 
安心という余裕が生まれ 制動を遅らせることが出来き
その余裕が 旋回速度を上げてくれる
結果
それはそれは 疲労もなく心地よく走れるわけなのだ…。

ジムカーナーみたいなクローズド競技では 
「良いタイムが出ない」
という 短絡的な考えを バイクを知らない人ほど口にするが
落下物など無いという想定のクローズドと公道を一緒にしてはいけない
先を常に読みながら走る これが公道だ。
ここで 前足が二本あるか無いかで大きく違うのだ…

簡単に言えば 
コーナーへの侵入速度の違いから
コーナーを どちらが先に脱出できるかという話だ
特に一本足のスクーターの場合 前足の接地感が頼りない
小さな差でも何十何百という旋回の積み重ねで
大きな差となるわけだ…。

悪いところ

尻の痛み 
(シートの形状が私の尻に合わないのかも)
距離にして60km位までは大丈夫
最近は慣れたもので 痛くなりそうな時
信号待ちで逆三輪車から降りて 尻の頬っぺた一時解放
再度の乗車もフラットフロアーは楽だ…。


細い松林路の先には…
人の居ない海岸は好きです…。



青い

良い季節になってきた…。

こいつで走るときは フィッシングツールはを常時積載している…。
ロッド(テレスコ)2本 あと 携帯バケツ ソフトクーラーボックス
仕掛けルアーを含め色々…。
最近 なかなか釣れませんが、良いんです…

当然の 特別じゃない風景ですが、
その中に居るだけで十分です…。








2019年9月15日日曜日

BMWの積載性能(骨格)独創性とパニアとオイルを食う話 

なんちゃって
近場でも走っていない道がある
山路大好き人間にとって
海沿いは 未知の領域が残っている
これが意外にも 交通量が少なく路面も綺麗な
ロケーション抜群のワインディングロードだったりする
巨大サイドケース&トップケースで旅ライダー風に見えるが
見えるだけで なんちゃっての…日帰りライダーなのだ。

だからと言って
空っぽ 伊達パニアケースではない 
ロッド2本を含めた フィッシングツール を入れ…
その他 焚火台 小型コンロ 色々と家出ツールが入っいる
タープかテントにシュラフでも加えれば 余裕で野宿できるはず…
ドイツっ娘の純正ボックスは見た目より積載体積は若干小さいし重い。
ボックス自体の強度を考えているようだ。


豊漁祈願か…?

フルパニアです
まさに パニア(ロバや馬やラクダに荷物を担がせる意味)

アンデス遊牧民が 沢山荷物を担がせているロバに見える ドイツっ娘……


積載とバイクの相性…大事なのはバランス
今さらながら
このドイツっ娘は とても低重心なので
少々 荷物を積んでも 山路で苦も無く曲がってくれる
この娘の旋回能力は 破綻する気配がない これには驚く…
逆に 前触れも無く破綻するのでは…という怖さもあるが、
旋回前の加重移動や姿勢の準備は不要だ。
また
積載状態で センタースタンドから下ろす時
普通のバイクなら ゆらっと するような状況であっても
パニアケース左右積載重量が違っていても ビシッと 安定している…
何故って
リアのサスペーションが優秀だから おろした時のショックを
フワッと吸収してくれる…最後の粘りもあり ダンパーも良く効いている…。
路面の細かな凹凸に敏感に反応するサスペーションは
走っていても路面への接地感があり 怖くないのだ…

往路は ヘアピンだけで構成された山路を超えたが、
荷物を担がせても 普段と変わらず転ぶ気がしない…。
ハンドルも想定以上に良く切れるのでUターンも楽々
勿論 ストレートも安定している
強風の高速道路を走行してもビクともしない
旅のバイクだということが良く分かる…

パニア等の積載やタンデムにおいて
 フレームのリア側に凄く負担が掛かるはずだ。
後出しでパニアやトップケースを担がせているわけでなく
このドイツっ娘は開発段階から 
タンデムや積載を視野にいれ 仕上がった車体だということが
 乗ってみて良く理解できる…
絶妙のバランスで仕上がった感がします…。

ドイツっ娘のフレームって…
テレレバーやデュオレバーなどの車種は分かり易いのですが、
よーく 車体構成をみると 
一見フレームに見える鋼管は
シートレールであり サブフレームとして
各パーツをつなぎ留めている

では
フレームの核となるものは?…
それはミッションケースを含めたエンジンケースだ。

エンジンケースとミッションケースと
シャフトドライブケースが一つのユニットになり
リア側は シート マフラー ステップ スタンド サスペーション 等々
フロント側は テレレバー バネ ハンドルトップ部分 等々 で
ミッションケースとエンジンケースを中心に鋼管が生え
これらのパーツを支えているということになる。
リアのシートレールを含む鋼管がエンジンケースで寸断され 
フロントステム(ネック部分)につながっていない。
物理学無知の素人が この構造を見ると
リアスイングモノアームのピポット部分や リアサスの取り付け箇所など
「これで、大丈夫なのー?」 とか 考えてしまう
でも
BMWの優秀な開発ブレーンが考えたことなのでOKなはず…だと信じたい…。


某イタリアっ娘も若干この傾向があり
チェーンソウで有名な 某スゥエーデンっ娘に至っては
シートレールはカーボン製らしく…
BMWのHP4 に至ってはフレームがカーボン製だ。
エンジンケースを囲っているような
ダブル シングル クレードルタイプのフレームは減り
ノンフレームに近い構造のバイクが増えてきているの事実だ。
いずれにせよ
ゲルマニアのボクサー娘の骨格は意外にユニークだ…。

テレスコサス 然り フレーム回り 然り テレレバー 然り
ボクサーっ娘って先進技術の発信源となるものが多く 
唯一無二性と独創性は強い…。

オイルを食うという話
この娘は オイルを食うということで 覚悟していたのだが、
ドイツッ娘の純正オイルをオイルエレメントと一緒に交換後
もうすでに1000㎞走った…。 食った様子は無いが、
食うのは間違い無い…
ドイツ娘はそんなもんだ…。

なんだかなぁー
BMWに関して ネガティブなことを聞くことが多かっただけに
これって 乗り手に問題があったのでは…? と思うしかない。
ドイツっ娘に
今のところ
悪い面は見当たらない
むしろ
公道を主に走る場合 良い面だらけだ。

あるとすれば
国産に比べ オイル交換や消耗パーツ交換や キーなど
純正部品が高値だ。
また
ついつい メンテをディーラーに丸投げしてしまう
つまり
自分でバイクの面倒(メンテ等)をみなくなることぐらいです。




2019年9月14日土曜日

パニアケースを装着して…バイクの楽しさを思う。

ドイツっ娘 は 実用性重視…。
フルでボックスを装着すれば 結構な積載性能がある。


これまでは

バイクって 走るためだけのツールとして考えてきた。
速ければ 速いほど良い…


「積載…?」 要らん
 
ウェストバックだけで十分 
今は卒煙しましたが、喫煙していた頃は 
煙草にライター そして タオル を ウェストバッグに収納


12Rの場合だと リアテールフェンダー内に結構なスペースがあり 
ここに バンク修理道具一式(ゴム栓 携帯ポンプ 接着剤含む)
工具 ウェス 書類 等々が収納できた。 
だから、別収納のウェストバッグがあれば十分だった。

これで 九州一周もしたし、
四国も行ってきたし、
ま、一泊二泊ぐらいなら ノンブレム。

「キャンプぅー?」

遠い昔 オフロード車時代にテント持参でよくやった
…ソロの山奥野宿で怖い思いもした。
今さら、この歳で サラサラする気は無い。
 泊まる ときは 当然 宿です …。


デイバックぅー…? ナイナイ
背中が蒸れる…子供の
遠足ハイキングのイメージしかなく
身体と密着している面積がデカいことも嫌だ…。
以前まで ウェアーは 

黒の皮ジャケットに黒の皮パンがほとんどで
真夏ですら パンチングを施した皮ジャケットだった。
 カドヤ一択だった。
デイバックは さわやか過ぎてマッチしない…。


荷物を積載したり デイバッグで身に着ける収納袋 など 
頭の隅っこにもなかったのです…。


そして バイクの美観を損なうトップケースなど

スクーター以外 似合う乗り物などない…。
自分なりにそう決めていた…。

だから トリシティにはメーカー推奨最大容量トップケースを装着している
このバイクを作ったメーカーによれば39Lが安全基準らしい…。

ところが 今回 この ドイツっ娘に乗り換えて
脳内で 旅のイメージが日に日に増してくる。




試しに
パニア(サイドケース)を装着し 400㎞ほど走ってきました。

トップとサイド のボックス内に忍ばせた七つ道具は…

コンパクト釣り竿 釣り仕掛け一式(ルアー含む
 ソフトクーラーボックス(中には氷) 折り畳み椅子 折り畳みテーブル
コーヒーをいれるためのパーコレーターと コーヒー豆粗びきに
水2L 折り畳み焚火台 コンパクトコンロ そして 雨がっぱ…等々

ドイツっ娘のボックスは
頑丈で結構な積載性もあるし かなりクォリティーの高い純正品…なのだが、

波止場で竿を出してエンジョイフィッシングも出来ただろうし、
焚火台に火を入れ 眺めて癒しを求めることも出来ただろうし、
パーコで旨いコーヒーをいれ味を堪能することも出来ただろうし、
折り畳み椅子を出し ゆったりくつろぐことも出来ただろうし、
にもかかわらず
やっぱり 走ってばかり… 昼ご飯ですら摂らず仕舞いだった。

結局のところ
コンビニで100円を支払いコーヒーを 美味しく頂き、
トイレのある公園で 少しの時間 休憩したぐらい…だ。
積載した道具を使う機会は
よほど人里から遠い山奥に入らない限り無いと確信した。

自分にとってのバイクの楽しさを あらためて考えてみると
まだまだ、走ることが楽しいようだ。

バイクの楽しさって
人によっては 違うはずだし、
人は人 自分は自分で良いはず…。
…。
自分らしくということで このドイツっ娘に
なんとか 仕舞55cmの 釣り竿を積載出来ないだろうかと
思案に思案を重ねたものの、リアシートに括り付ける以外 方法が無い。
ドイツっ娘の これほどデカい純正ボックスが長物に関しては役に立たない…。
だからと言って違うボックスを使おうとは思わない
 大排気量車に
純正以外のボックスは絶対に装着はしたくない…。

やはり
釣りバージョンにするならば 250㏄cスクーター か、
150ccのpcx が シート下の収納スペースで
分があり 適していると 昔からずっと思っている今日この頃です…。