まだまだ暑~い日々が続いておりますが、
灼熱の季節も あと少しで終わりに差し掛かるはずです…。
灼熱の季節も あと少しで終わりに差し掛かるはずです…。
夏の季節 灼熱の日々に バイクに乗ると言っても
せいぜい早朝…それも 気温の低い山路を走るのが理想です…
真夏の空冷エンジン ボクサーツインの場合…。
様々な進化や時代の流れを考えると
ボクサーエンジン そのものが水冷化されたとはいえ
今だ100年近く経ても
継続していること自体が奇跡に近いような気がするんですよねぇー
時の流れ
夏休みに 家族サービスも兼ね小旅行…
その中一日を
廃墟となった産業島(端島または軍艦島)を
ぐるりと船で一周というクルージングを楽しんできました…。
また
軍艦島ミュージアムは入場閲覧の価値があります…。
詳細な当時の軍艦島 歴史
そして
ここで働く人々や住んでる家族たちの活気と力強さ
黒いダイヤモンドと言われるほどの石炭特需 …
そして 終焉
岩礁をコンクリートで帽子のように固め
その人工島に立ち並ぶ廃墟と化した ビル群を眺めると
エネルギーの変換期という歴史の一コマを感じました…。
蒸気機関から内燃機関への移り変わりが終わった段階で
この島の時間は止まってしまったんですね…。
バイクのエンジンに置き換えれば
空冷エンジンから 様々な意味で効率の良い水冷エンジンへと…
2ストから 4ストへと…
いや もうすでに ここ最近思うことは
石炭から化石燃料へ時代が移り変わったように
化石燃料による内燃機関から電気エネルギーによるモーターへと
移り変わるのも そう遠くない気がします…。
路を走る4輪車の半数位が すでにHYBRID系ですし…。
かって人々で賑わい栄えた 軍艦島の空虚感と同じような
進化という避けては通れない時代の歩みによって
切り捨てられたシステムに寂しさすら感じます…。
この 空冷ボクサーエンジンも 現行ではR NINE Tのみとなり
BMWすべてのラインナップが水冷化されることでしょうし、
裏側では電動の開発が着実にすすんでいることだと思います…。
今年の夏
真昼の灼熱時間帯に市街地を含め
この空冷ボクサーエンジンで走る機会が何回かありました。
なるほど これが長い歴史に培われ
鍛えこまれたエンジンなんだ ということが分かります。
むしろ 以前の12Rやその他の水冷4発の方が
油温云々は別話として熱気地獄だったように思えます。
ボクサーツインの場合
エンジンシリンダーが乗り手から遠く
パラレルやVツインと違い 二つのシリンダーが離れたところで
燃焼爆発しているわけです。
ラジエターも無いので
停車時、足元ですらエンジンの熱気を感じることはありません。
また
ミッションケースが別体なので
ギアチェンジフィールも熱による変化は生じません。
とはいっても やはり
暑い時期の油温は気になるところです…。
このR1200Rロードスターはオイルクーラー装備ですが、
この灼熱の季節 エンジンオイルは
かなり高温状態であるということは伺えます。
理想的な油温を保つには
ウォータージャケットを羽織ったエンジンの方が
優れており パワー ライフ 排ガス 等 … etc.
様々な性能面で 有利です…。
時の歩みは止められない
正直
お馬さん110頭分の 1200㏄のシリンダーが発する膨大な熱量を
走行風とオイルクーラーだけで よくまぁー冷却できるもんだ……
というのが 本音です。
国産にも リッターで唯一の4発空冷が現行で頑張っていますが、
おそらく 今後
この4発空冷も存続が厳しい時代となることは間違いないと思います…。
水冷エンジンが 進化の技術だとすれば
空冷エンジンは 匠の妙技という
そんな イメージです
夏の季節は早朝が良い
…
バイクと走るのが好きだという4輪好きの同級生の跳ね馬と共に
今年の夏の早朝 走る機会が多かったです…
今年の夏の早朝 走る機会が多かったです…
この跳ね馬とコラボするのは 早朝のほんの数時間と決めています…
この年式の跳ね馬も 後方にあるエンジンの熱量は凄まじいようです…。
よほど 惚れこまないと 所有することも乗ることもできないでしょう…。
そろそろ秋の匂いが…
この年式の跳ね馬も 後方にあるエンジンの熱量は凄まじいようです…。
よほど 惚れこまないと 所有することも乗ることもできないでしょう…。
そろそろ秋の匂いが…
秋空の本番は さらに 空が高くなる
空冷エンジンも悪くない…
この水平対向空冷の2発エンジンは
記したように
真夏 灼熱地獄の中でも タフでビクともしません…。
ウォータージャケットを羽織ったエンジンには
性能面で敵わないでしょうが、
空冷でこれだけ走ってくれれば上等です…。
人が操る能力から あまりにもかけ離れ過ぎず
忘れてていた
丁度良い親近感や 愛着感という 懐かしい記憶を
思い出させてくれるエンジンです。
なによりも 横に張り出した
空冷フィンで構成されたエンジンの造形は
パイプフレームや ドライブシャフトカバーのモノアーム等を含め
メカメカしく
眺めていて 楽しさがあります…。
…空冷の妙技… 良いよ 凄くいい…です…。