2018年3月17日土曜日

さようなら 中国製ロッド…


欲しいと言う人に進呈しました…。

弘法筆を選ばず…

という次元はかなり遠いと思いました。

道具から受けるストレスはマイナス要因となります。

遠い昔
釣り竿というものは 自然の創造物である竹棒が主に利用されていました。
その竹竿ですら 節目の節目の間は テーパー状になっており
竿先に向かって細くなり 繊細で 魚のあたりを浮きで視認し
魚が暴れても その繊細な竿のしなりで ばらさず 取り込む
(暴れれば暴れるほど 浅い食い込みでもハリはさらに深く食い込んでいく)
それが 古式ですが日本式釣法です。

その後 グラスファイバーの発達により
振り出し竿の大量生産が可能になり
竹竿のしなりを再現するべく
振り出しロッドは 各ピースごと 穏やかなテーパー状になっており
竿先に向かうにつれて細くなり
全体がしなるように作られました。

この中国製の竿は7ピースで構成された 振り出し竿なのですが、
その7ピースの継ぎ目の間が 正確なテーパー状になっておらず
この継ぎ目のクォリティーが低いようです。
結果 
竿に掛かる力が 直接継ぎ目への負担となり
そのしなりは 継ぎ目だけで仕事をしているような感じです
ここまでは 安価なので我慢できたのですが、

移動時 しなりの負荷により継ぎ目が固くなり さっさっと納竿出来ず
すごいストレスになります…



中国製のロッド さよならです。



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