2018年3月29日木曜日

久しぶりの12Rは…普段は素通り 黒川温泉 


私は単独12Rを使っての家族旅行
  
妻が3か月前に宿を予約していたことを忘れかけていた。
当日になって
道中は
単独バイクのお許しを頂きます。
(5カ月ぐらい乗ってなかったので)

黒川温泉は ほとんど素通りの場所で
遠い昔 ここで一泊した記憶があるぐらいです。
歓楽街や宴会とは無縁なところです。
女性の観光客がとても多いです。

本館 野外に囲炉裏やら足湯やら 誠に風情満載

奥の離れに泊まったのですが、大家族の場合や
特に暴れ盛りのお子様がいらっしゃる場合 超お勧め

部屋風呂は広く 家族全員で入浴可

本館は
様々な風呂のオンパレード。





風呂はまだまだあります。
宿泊者以外でも入浴料のみでOKのようで
もちろん 宿泊者専用風呂もあります。

チビたちと良い時間が過ごせました。
保護者同伴でないと 深さが150cmの風呂もあるので
溺れでもしたら洒落になりません。

ここは温泉が楽しみの人々が集う場所です。

部屋食ではないです。



食事 接客 ともに申し分無く 風情があります。
また
外国人宿泊(韓国が多い)が多く居るのですが
マナーはとても良いように感じました。

2泊 3泊と 連泊すれば
良いリフレッシュになり 
泉質が良いらしく 存分温泉を楽しめます。

12Rはというと…

山間にある宿は狭い坂道に面した駐車場がほとんどです。
グリップエンドが低くシート高があり高重心のバイクにとって
狭く急な坂道発進やUターンは億劫です。
下手すると 立ちごけです。

また

12Rの排気音は このような風情のある温泉街には
似合わず ひんしゅくを買うでしょう。
到着後 「帰る日までエンジンに火を入れない」と決めました。

やはり バイクにとっての素通りの黒川温泉
目と鼻の先には
素晴らしいロケーションが続く路のオンパレードですし…。

三日目の早朝
他の観光客に迷惑が掛からないよう
家族を残し ひとり 宿を発ちました。

帰路は 日田広域農道(通称日田ファームロード)
日田IC→東背振IC…
東背振山間入り口公園で知り合いと遭遇
(バイクはトライアンフのストリートトリプル)
少し 話し込み
七山→唐津 そして 帰路に着きました。

ここ1年あまり
逆三輪車(トリシティ)の安心感に甘え過ぎたことにより
 久しぶりの12Rは
不慣れなバイクで走っている感覚が続き
その感覚は最後まで修正出来ず…。

「こいつ 大丈夫かぁー」
「そこは シフトダウンだろぉー」
「もう、スロットル開けるな 危ない」

12Rからそんな声が聞こえてきそうでした。

馬は乗り手が下手なことを察知すると 言うことを聞かないらしい
バイクも同じかも知れません。



もう、桜の季節(浜崎にて)

お疲れ様

積算走行距離 93950km
10万キロまで私がもつだろうか …。











2018年3月17日土曜日

さようなら 中国製ロッド…


欲しいと言う人に進呈しました…。

弘法筆を選ばず…

という次元はかなり遠いと思いました。

道具から受けるストレスはマイナス要因となります。

遠い昔
釣り竿というものは 自然の創造物である竹棒が主に利用されていました。
その竹竿ですら 節目の節目の間は テーパー状になっており
竿先に向かって細くなり 繊細で 魚のあたりを浮きで視認し
魚が暴れても その繊細な竿のしなりで ばらさず 取り込む
(暴れれば暴れるほど 浅い食い込みでもハリはさらに深く食い込んでいく)
それが 古式ですが日本式釣法です。

その後 グラスファイバーの発達により
振り出し竿の大量生産が可能になり
竹竿のしなりを再現するべく
振り出しロッドは 各ピースごと 穏やかなテーパー状になっており
竿先に向かうにつれて細くなり
全体がしなるように作られました。

この中国製の竿は7ピースで構成された 振り出し竿なのですが、
その7ピースの継ぎ目の間が 正確なテーパー状になっておらず
この継ぎ目のクォリティーが低いようです。
結果 
竿に掛かる力が 直接継ぎ目への負担となり
そのしなりは 継ぎ目だけで仕事をしているような感じです
ここまでは 安価なので我慢できたのですが、

移動時 しなりの負荷により継ぎ目が固くなり さっさっと納竿出来ず
すごいストレスになります…



中国製のロッド さよならです。



モンキー 蘇る金猿 お久しぶりです…



 

お久しぶりです 蘇る金猿君…
ここ1年ほど 逆3輪車に夢中になり放ったらかしにしてました。

バッテリー(6v) OK
エンジン キック10発で始動…OK
エンジン メカニカルノイズ ほぼ無し…OK
メーターランプ球切れ…球は用意済み 
ステップゴムが回転している(今度は接着剤使用予定)…注文
Fフォークダストシール(外観は綺麗だがグリスが漏れてる)…注文
ワイヤー(クラッチ スロットル メーター)OK
ハーネスカバーのひび割れ無し…OK
シートの硬化による痛み無し…OK


外観 
経年によるクランクケースに若干の腐食(最初から)
ハブに若干の腐食(最初から)
メッキホィールに若干の錆があります(最初から)
を除けば極めて綺麗です。
もちろん 金メッキ部分は錆無し エキパイ錆無し
34年前 5000限定でこの世に誕生した初代金猿

タイヤを除いて純正品以外のパーツは一切無し
この日も元気に走ってくれました。

12年後に2代目ゴールドモンキーが誕生するのですが、
2代目は エンジン クランクケース エキパイガードがブラック 
タンクのロゴが違い。
スィングアームがメッキではありません…
ミッションは同じ4速マニュアルリターン式
定かではありませんが、この頃はすでにバッテリーは12V
だったような気がします。

今のところ手放すつもりは一切ありません。

20年近く前 「バイク屋さんの棚に0キロ走行金猿君が眠っている」
と勧められ、
引き取った頃の思い出がよみがえる大事なものです。

最近 超ロングセラーに幕を下ろしました。
日本のバイク史に名を残したひとつだと思います。