スーパーコストパフォーマンス
「点検の代車でこんなバイク借りてきたよー」
と 来訪者現る
そのバイクはYBR125というまったく興味の無い分野でした。
メーカーはYAMAHA 製造の統括もYAMAHA
でも
中国で産声をあげるという
重慶建設ヤマハ有限公司によって製造されているバイクです。
製造というより 組み立てられていると言った方が
良いのかも知れませんね…
最近は このようなノックダウン方式の2輪車が
増えてきています。
(ライセンス生産と違い
主要パーツなどを組み立て製造することで、日本も途上国時代
アメリカ4輪車などの生産地となった歴史があるようですね。)
もはや、グローバル市場に適応させるため
通貨価値の高い日本国内での ものつくりなど遠い昔の話に
なってしまったようです。
国内より海外に目を向け 世界戦略と名を打ち
今後、国内メーカーでありながら輸入車だとい事例は
増え続けていくことなのでしょうか…
簡単な仕様緒元
排気量 単気筒 の 123cc
出力 10ps/7800r/min
重量 125kg
燃料容量 13L
フレームはエンジン吊り下げのダイヤモンド形式
フロントサスペーションはテレスコピック
リアのサスペーションは二本サス
ブレーキはフロントのみ油圧式1ポットディスクブレーキ
タンク形状からシュラウドにかけて
なんとなくYAMAHAのFZシリーズに似てます。
塗装やコーティングや外側の作りなどは
中国生産イメージは払拭しても良いほど
とても綺麗です。
早速乗っからせていただきました。
125ccですから…走るのでなく
動くというイメージしかなかったのですが、
ホントに「動く」レベルでした…。
盛り上がりも無く、振動も無く
いつの間にか回転計の針は
「え!」という回転域
それなりに加速もするし、それなりに登坂力もあるし
日常に足としては なんの不満もない「動き」です。
そう、なんの不満も無い「動き」
「走り」でなく「動き」
つまり
日常の移動目的として壊れず動く
それで良いんですね…
とても大事なことです。
聞くところによると燃費は50km/L
燃料タンク容量13Lですから
ノン給油で
600km先の高原ホテルでランチも出来る
片道300km先のとんかつ定食屋で舌鼓を打ち戻って来れる
100km先の防波堤に3回も魚釣りが出来る
18インチホィールで、125ccにしては大柄にも見える車体です。
楽々なタンデムも出来そうです。
楽々なタンデムも出来そうです。
そして このバイクの価格が
なんと
キャブ仕様で17諭吉前後
FI仕様で25諭吉前後
私のバイクのタイヤ交換代3~5回分…。
2年ほどタイヤ交換しなければ買うことが出来る
バイクの楽しみ方は 千差万別 十人十色
これから 晩秋にかけて こんなバイクも良いなぁーと
思った 試乗の日でした。