2018年12月31日月曜日

平成最後の大晦日

今年も最終日となり
年末の煩わしい 年越しの準備も終わり

なんとなく
今年を振り返ってみる

公私ともに
何事も無く 順調な年でもありました…。

何事も起きないことが 幸せ なのか と思えるほど
歳を食ったということでしょうが、
「治に居て乱を忘れず」を胸に
不必要な贅沢も無く 世に浮かれず そのような日々を過ごせ
感謝したいと思います…。

時計の刻みは 速いもので
1989年1月8日から始まった「平成」が
来年 4月30日で幕を閉じることになります…。
その間 30年と4ヶ月

昭和を生き 平成を生き そして次に来る 新年号と
時空速度は まさに矢のごとしです。

ある意味 歴史の節目とも言える
平成 最後となる 大晦日 正月2日目ぐらいまでは
毎年頑張ってくれている妻に
おさんどんの煩わしさから解放させたいこともあり
3ヶ月ほど前から予約していた ロケーションの良いお宿で
家族水入らずで過ごすつもりです…。
(3ヶ月前でも予約多数で抽選という お正月事情でした。)


12Rは というと
年内 99999km 軽くいけると思っていたのですが、
やはり 師走ですね。
思うようにいきませんでした。


ま、良いです…。

では 
この地球上すべての人々にとって良い年を迎えられますように…。


2018年12月17日月曜日

中国製スピニングリール…

バイク釣行という思いが募り
様々なフィッシングツールを試してみたい…
そんな 今日この頃です…

ピシファン Piscifun カーボンX4000

カーボン樹脂製のスピニングリール
メーカーは 中国です…。
価格は アマゾンで6900円位だったかと思います…。
中国では高級リールかも知れませんが、
日本では廉価版リールの価格です…。

中国製リールとはどんなものなのか…?
欲しくもないのに
何を血迷ったのか 興味欲に負けました…
安価なので ダメ8割でも構わないという気持ちで
 「どうせガタガタのボロだろうなぁー」期待はしてなかったのですが、
想像以上の代物でした。


飾り気のない マッドブラック一色


クモの巣状の スケルトンスプールスカート

重量は 4000番で272g
ギア比 は ハンドル1回転でローター6・2回転 ややハイギア
最大ドラグ 15㎏(これは盛ってる感がありそうです)
ラインローラーも含め ベアリング数は11個
(ベアリングの精度は未知です)
ハンドルはねじ込み式
(日本製なら やや高価格帯の構造)
ボディ ローターはカーボン樹脂製
(樹脂とカーボンの配合率は未知)

スペック的には別に驚くほどのものではありません…。

日本二大メーカー(シマノ ダイワ)は 何年も前に
カーボン樹脂製のリールを製造していますし
アルミ マグネシウム 軽量ボディはいくらでもあります…。
但し 価格は 中国製の何倍もします…。

普段 中国製リールなど関心が無かったのですが、
向こうの景色が見えるような スケルトンスプール…という斬新さと
マッドブラック一色というシンプルな
中国製らしくないデザインです…。

そこで
手持ちの 同じ価格帯で評判の良い日本製廉価版リール
日本メーカー レブロス3000と 簡単な比較をしました…。


左がダイワのレブロス3000 右がピシファン4000
サイズは ほぼ同じ 重量はレブロスの方が3000なのにやや重い…
こうして 見ると 同じ価格帯なのですが、
日本製ダイワレブロスは 廉価版リールにもかかわらず
濃い金色で装い 高級感を醸し出そうという痛さがあります。
対して
中国製ピシファンは マッドブラック一色というシンプルさで
余裕すら感じます…。
どっちが中国製なのか勘違いしそうです…。


スプールを外してみました
スプールの重量は レブロスの方が重く ボディは逆に軽いです…。
ボディーはピシファンの方が4000ということもあり やや重いです…。

ピシファンのドラグシムはカーボン製で金属ワッシャーに挟まれ
プレートスプリングでドラグ音を出すという構造
(日本製ならば やや高価格帯になります)
 センターシャフトも剛性に関しては未知ですが 4000番ということもあり
レブロスと比較してやや太いようです…。


さて レブロス3000の方は 
樹脂製のドラグシムが二枚ほど入っており
薄い歯車でドラグ音を鳴らすという
代表的な廉価版リールの構造です…
日本製廉価版なので仕方の無いところです。
ただ、
ギア比が違うとはいえ
巻き心地は レブロスが上でやはり軽く良い気がします…。
ピシファンの巻き心地は やや重く 少しですがアタリがあります…。
この辺は長年培った精度に対する技術差であり
真似しようにも 中国製品はそう簡単に真似は出来ないところです。
ビス一本 ギアの精度や強度を考えると
海外生産とは言え レブロスは日本製ですので信頼出来ると思いますし、
そのことは中国も認めているだろうと思います。
ベアリング数や軽さを必要以上にアピールしていることで推測できます…。

ここで ひと昔の型になりますが、世界最高峰リールとも言える
日本メーカーシマノのステラというリールのスプールを外してみました…。
大昔から鍛造製法で 精度 強度 使用感とも 
正真正銘 世界一のリールだと思います…。
さすがに ドラグ構造ひとつ見ても違います…。


瀬に逃げ込もうと潜る 尾長グレの強烈な突っ込みをコントロール出来、
当時、磯釣りに関して 右に出るリールは存在しませんでした… 
価格は 当時から結構なものでしたが、
買って損は無いと思う反面 ここまで高性能リールが必要か否かと
なれば もう、自己満足の世界だと思います…。
頑丈に作られているので重量はありますが、
当時の5.3mの磯ロッドは 手元のこれくらいある重量で
先重り感が無くなりバランスが取れていた気がします…。
長い年月を経ても ハンドルは極めてスムーズで
 ガタ一つ無く 回転します…。
そして、中古品としても今だ値段が付きます…。


勿論
日本二大メーカーの もうひとつ ダイワも
ステラに負けず劣らず製法は違えど
素晴らしい技術でリールを製造しています…。


ここのところ
中国製フィッシングツールが凄まじい勢いで進化しつつあります…
ひと昔前まで 日本の下請け組み立て工場が
その技術を活かし 今やメーカーとなり
アマゾンなどを通じ 低価格という刀を腰に下げ
世界市場に参入してきているようですが、
例えば
日本2大メーカーが 消費者に対してのプライドも誇りも捨て
さらに人件費の安い国で製造し
中国メーカと 廉価版リールの性能競争をしたとしたら
ベアリングの数が多かろうが少なかろうが 軽かろうが重かろうが
耐久性 使い心地 故障の無さ に関しては 日本製が中国製を
凌駕すると信じています…。


ピシファンカーボンXを 近くの海で散々試投しての率直な感想は…

一切のライントラブルやストレスも無く 十分に遊べそうです…。
(但し、リール以外はラインもロッドも日本メーカーです)
耐久性に関しては未知ですが、
釣りの頻度が少なく
ライトな釣り人にとっては 値段なりではありますが、
 良い道具になると思います…。
ハードな釣りに関しては 
やはり 日本やスウェーデンの高価格帯の道具が良いのではと
個人的には思います…。

少し以前に 超安価な中国製振り出しロッドを試験的に使い
凄いストレスを感じた経験もあり
正直
中国製リールをなめていたのですが、使い始めは想像以上でした。

バイク釣行が目的なので 気軽にロッドが振り出せ仕舞うということが
前提で 少々乱雑に扱ってぶっ壊れても惜しくも無い道具の条件として
このようなリールも十分に視野に入ります…。




2018年12月5日水曜日

朝イチ 朝モヤ


師走に入り バタバタと忙しくなります…。

時間の経過は容赦がない…

でも 不思議に
バイクで走ると
年が経つごとに 若返っている気分になる

さて、今朝はどこに行こうか…
と言っても
 走るコースはワンパターン… 山路へ

車種によって 向き不向きの路がある



向こうに見える山々の稜線から 太陽が覗きだした
冬の空は とても澄み
いつも 見る光景は季節によって表情が違う



しっとりと 朝モヤは地面を覆っている


さてと… ここから 山路の山越え 
ダラダラと走る気はない…午前10時には戻ります…。

走ることが また一層楽しい今日この頃
古いバイクも悪くない…。

12R 積算距離

今回 見てません。