2015年7月27日月曜日

安保法案…

可決されましたね…

集団的自衛権やら 個別的自衛権やら 反対やら賛成やら
大騒ぎでしたが…

さて、
安保法案って 何なのでしょうか…
はい…
「安全保障関連法案」

どういう法案なのでしょうか
はい…
自衛隊法 PKO法 周辺事態法 船舶検査活動方 武力攻撃事態対処法
米軍活動等関連措置法 特定公共施設利用法 海上輸送規正法 捕虜取扱い法
国家安全保障会議設置法 
ひーふーみーよー 10個の法改正を総称して

「平和安全法制整備法案」

そして
新たに新設される 法案が

「国際平和支援法案」 



是非について色々と空想的意見がありますが


賛否是非の前に まず

 日本の戦争について…、
日本の戦争は幕末まで 遡らないと 理解できないでしょ。

同じように 世界の紛争や争いも その ルートを辿ると 何世紀も前から
調べないと 真相は理解し得ないと思われます…

歴史的認識など 負の部分だけを輪切りすれば
戦勝国によって 敗戦国をいくらでも悪に仕立て上げることが出来ます。

一昔前の戦争について…
どんな思想主義や正義という大義を掲げていたとしても
戦勝国にとって 不平等条約 賠償金 領土割譲を 負けた国へ強制し
 壮大なビジネスが成立していたわけです…。

戦勝国も敗戦国も勝利という正義を勝ち得るため 
沢山の国民を犠牲にしています 
戦争には凄いお金が掛かる 元取るために絶対に負けられない
そんな 図式が見えてきます…。
「こりゃー、割りに合わん 負けた方が得だ」 
と あっさり降参する国もあったわけです。

日本は 明治維新以降 富国強兵をスローガンに 西欧諸国文明を
目指していましたが 日本が他国と違うのは
辱めを受けたり 自尊を失う位なら 
死して生を全うするという 侍魂が強かったということです…。
玉砕戦なんてのは旧日本軍ぐらいしかやっていなかった…。
負ける位なら死んだ方が良い という 精神論ですね。

戦闘員以外(老若男女 成人 子供)を巻き込んだ 第一次世界大戦以降
世界は人類の平和を模索し続けています…
それでも 第二次世界大戦 太平洋戦争は起きました。

第一次世界大戦中 途中で不参戦を表明したロシア→ロシア革命 社会主義国へ
平等と平和という大義で武力革命という矛盾…

ケロッグ ブリアン協定(パリ不戦条約)
日本を含む列強の平和連盟条約。
この パリ不戦条約が、国際的な集団的安全保障の始まりかも知れませんが
自衛のための戦争と制裁は認められているという禍恨の連鎖…


今の日本は…? 
当然敗戦国として そのレジユームは今だ続いています。
例え、法整備が整っていても 戦争は出来ないでしょう…
というより 戦争をする能力が無いと思われます…金も無いでしょう
自衛隊の能力は「専守防衛」であり 戦争をする能力ではありません…。
戦争をするなら 実戦を含めた準備と 兵力の増大と 莫大なコストを要するはずです。
敗戦した日本は 戦勝国によって憲法の草案がされ 70年経過しているわけで
平和国以外 生きる道はないのが現状だと思います…


なぜ、日本政府はこの法案の説明が下手なのか…?
それは
この法案の対象国となる相手に言及出来ないのが原因だと思います…

東シナ海のガス田基地
南シナ海の広域な埋め立て
増え続ける軍事費

どこの国か分かりますよね… あくまでも国レベルの話なんでしょうけどね


今の日本は戦前の日本とは違います
今の日本は 戦前のヨーロッパ諸国に似ています
当時の列強国 フランス イギリス が オーストリアを始めとした
周辺諸国へ ドイツの 侵攻を許してしまったことが
第二次世界大戦という 大掛かりな大戦に発展してしまいました…。
ドイツにも深刻な事情があったということもありますが、
それはさて置き…。

そうならないように

安保法制の見直しは
集団的自衛権により 特にアメリカを始め 周辺諸国と連携し

「侵攻しても これだけの国が協力し合ってますよ」
と 分かってもらい
(分かってくれないかも知れませんけどねぇー
周辺諸国がちゃんと連携してくれれば良いんですけどねぇー
同盟国が国益云々で 天秤計りをしないと信じれれば良いのですけどねぇー)

 他国との協力を促せるための効率的な手段である法案改正と
 思わざる負えません…。

いまの日本の状況では
これを戦争の抑止力とすることが精一杯なのかもしれません…。
敗戦から70年経っても 憲法改正をしない限り それ以外無いでしょ。

戦後生まれの 私には戦争の是非を語ることなど出来ませんが、
世界のあちらこちらで起こっている紛争など 聞けば、
残虐の極みだと思うのは私だけでしょうか

ちまたでは徴兵制復活など 盛んに訴えてる人たちが
居るのですが
実戦経験豊富な あのアメリカですら徴兵制は廃止されています。
戦闘員になれるのは希望者だけで
その中で さらにふるいに掛けられます。

また、嫌々 徴兵制度で 戦闘員になっても役に立つどころか
足を引っ張りかねません…。

近代戦は昔と違い それなりの装備も必要でしょうし
三八式小銃に銃剣装着して 突撃ぃーー なんて いうことも無いだろうし

良い人材に良い装備が無いと 戦えませんよね…



2015年7月21日火曜日

変わらない風景


30年ほど 昔と変わらない風景もあります…。


でも、

間違い無く 時は移り変わっているようです…。


良く、休憩するパーキングでは

突然の雨のせいか

雨宿りする 大型バイクの集団…

10Rに14Rが2台 ZRX1200が2台 MVアグスタ パンヨーロピアン
VFR1200 CB1300ボルドール

順番に綺麗に駐車されています。

雨も小降りになり 皆が編隊を整えパーキングを出ます…。
ここまでは
30年前から 見慣れた光景です


この集団の中に 若年女子が3名 
男性軍はだいたい中年の頃合いなのですが、

昔はどちらかというと 男子主導の大型バイクでしたが、
少々 その構図に変化を感じます…。

バイクを扱い慣れてる身のこなしで 明らかに上手だと思われる 先導役の10Rが
雨具も付けず HYODOで身を固めた若い女子であること…
 
14RとVFR1200を駆っているのも若い女子だということ…
大排気量 高出力車に物怖じのかけらも無く

女子の方がウェアの着こなしも ライポジもカッコ良かったということ…

決して 男性軍の手を借りず 大型バイクを上手に扱いながら
スムーズにパーキングから発進していました…


遠くから その光景を 眺めながら ふと 空に目をやると

雲の切れ目から青い空が覗いていました…。